競泳の松田丈志氏がPR大使に就任!
2019年4月23日、セガゲームスが東京2020オリンピック公式ゲーム『東京2020オリンピック The Official Video GameTM』のプレス発表会およびゲームの試遊会を開催した。
プレス発表会は、コンセプトムービーの上映でスタート。その後MCの呼びかけで、スペシャルゲストの元競泳選手・松田丈志氏がステージに登場した。松田氏は4歳から水泳を始め、アテネ・北京・ロンドン・リオ五輪の4大会に連続出場し、4つのメダルを獲得。現在は現役を引退し、スポーツジャーナリストとして幅広く活躍中だ。今回は“PR大使”として、同作を盛り上げていくこととなる。
MCより、2020年に東京でオリンピックが開催されることについての感想を聞かれた松田氏は、「オリンピックが東京に来るだけですごくうれしいのですが、今回はゲームの“PR大使”もやらせていただけるということで、非常に興奮しています」とコメント。ちなみに前回のリオオリンピックのときは、選手村でよくゲームを遊んでいたという。
「全力でPRをして、オリンピックと同じくらいに、ゲームの世界も盛り上げていきたいと思っています」(松田氏)。
続いては、ゲームのプロモーションビデオが上映されたのち、松田氏みずからがゲームの概要を画像とともに説明した。『東京2020オリンピック The Official Video GameTMは、さまざまなオリンピック競技を16種目収録。多彩な競技で、本格的なスポーツアクションを楽しめる。また本作では、自由にアバターを作り、ゲームに登場させることが可能なのも大きな魅力。「誰でも “東京2020オリンピック”に参加・体験できる」というコンセプトのもと、オリンピック公式ならではの完成度の高いスポーツゲームとなっている。
「舞台は実際のオリンピックと同じスタジアムで、そのビジュアルも見どころのひとつです。水泳の競技会場などもリアルに再現されているので、見ていると泳ぎたくなっちゃいますね。後輩にも、このゲームでイメトレをしておけ、と言いたいです」(松田氏)。
実機プレイでも松田氏が実力発揮!
ゲームの紹介がひと通り終わり、発表会の後半戦は、松田氏が実際にプレイしてその魅力をアピールすることに。チャレンジする種目は、競泳200メートル個人メドレー、卓球、陸上の100メートル走の3つだ。松田氏は事前に練習を積み、さらに自分に似せたアバターも用意してきたということで、気合十分でプレイに臨んだ。
競泳と卓球は、トレーニングモードでのプレイだったが、やり込んできたという松田氏だけに難なく勝利をおさめた。そして100メートル走では、本番さながらの“オリンピックゲームス”モードにチャレンジ。これは予選、準決勝、決勝の3レースを戦い抜く厳しいモードだ。しかしここでも松田氏は、スタートダッシュやゴール前の胸張りといったテクニックを駆使して、全レースで1位に。9.183秒というタイムで、見事に金メダルに輝いた。
プレイを終えて松田氏は、「自分のアバターが全力プレイするので、本当に自分が競技している気分になれました。家族や友だちがそれぞれに似たアバターで参加したら、もっと盛り上がれそうですよね」と感想をコメント。
続けて「皆さんの前で緊張感がある中でプレイしたので、本当に大会に出たような気持ちになれました。このゲームは2020年東京オリンピックの開会式の、1年前に発売されます。本番を盛り上げる意味でも、皆さまにぜひゲームで予行練習をやっていただいて、ともにオリンピックを盛り上げていけたらなと思います」と、意気込みを語って発表会を締めくくった。
『東京2020オリンピック The Official Video GameTM』は、東京2020オリンピック公式ゲームとしてNintendo Switch/PS4で2019年7月24日発売予定だ。