TOKYO SANDBOX 2019のHanaji Gamesブースでは、最新作『2nd iLLl』がプレイアブル出展。

 2019年4月6日、7日の2日間、ベルサール秋葉原ではインディーゲームの展示イベントTOKYO SANDBOX 2019が開催されている。Hanaji Gamesブースでは最新作『2nd iLL』がプレイアブル出展されていた。本稿ではその体験リポートをお届けしていく。

変形するスケボーでスタイリッシュに戦う

 本作の舞台となるのはヒューマノイドが住む惑星エニグマ。主人公のアオイは0.00001%の確率で罹ると言われる“2ndill"という病に侵されてしまい、その影響で意思を持つようになったスケートボードとともに戦う、といったストーリーが描かれる。

 ゲームのデザインを担当したHARA氏に話を伺うと、本作は“中二病”という要素が大きなテーマとなっているとのこと。スタイリッシュでカッコイイゲームの要素的な部分はもちろん、主人公のアオイもヒューマノイドとして製造されてから“14年”だったりと、いろんなところにかかっているのだそうだ。

 ゲーム部分は4つのレーンを移動しながらスケートボードで攻撃を行うアクションとなっていて、ダメージ判定のあるダッシュと攻撃ボタンを使って敵を倒していくスピーディなアクションが楽しめる。ステージの途中にはジャンプ台やグラインドができる設置物があり、タイミングよくジャンプを行うことで画面がスローになり、画面上にコマンドが表示。素早くコマンドを入力することでトリックを決められ、敵を一掃できる必殺技のゲージが溜まるといったシステムになっていた。

必殺技はスケートボードが変形して前方の敵を一掃する“バスターランチャー”。

 制作者のひとりであるHARA氏は児童書を手掛けていることもあってか、操作はわりと簡単で子どもから大人まで直感的に楽しめるような作りを意識したのだそう。また、HARA氏自身もスケートボード経験者ということで、オーリー(ジャンプ)するときの挙動などにもこだわって作ったようだ。実際にプレイしてみると、アクションパートのテンポもよく、少し遊んでいると、トリックなどをつぎつぎへと決められるようになった。

 ほかにも、ゲーム内の音楽にもこだわりがあり、参加するアーティストには『塊魂』などの楽曲を手掛けた三宅優氏や、エムツー所属のチップチューンアーティストのsdhizumi氏などが参加。製品版ではステージごとに別のアーティストから提供された楽曲を使用し、ゲーム内の楽曲を集めたコンピレーションアルバムを作るといった計画もあるそうだ。

 半年ほど前から制作が始まったという本作は、今年中の完成を目指して現在開発中だ。