サンシャインシティプリンスホテルで2019年4月6日にオープンしたコンセプトフロア“IKEPRI(イケプリ)25”に潜入取材。全部屋の写真リポートをお届けします。
“イケプリ25”は、東京・池袋のサンシャインシティプリンスホテル25階の1フロアを国内外のアニメやマンガを中心にサブカルチャーファン向けの専用フロアにリニューアルするプロジェクト。
第1弾としてスマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』(以下、FGO)が選ばれ、“人理継続保障機関カルデア”で召喚された英霊(サーヴァント)をイメージした期間限定フロア“ホテルカルデア”が本日4月6日より展開されています。
公式サイトにある“ホテルならではの粋なホスピタリティを駆使し、各部屋やラウンジで、サーヴァントたちの存在を感じられるように「お客さまがくつろげる空間」”とはいったいどのようなものなのか? さっそく全部屋を取材してきたので、大量の写真とともにリポートします。
ミステリアスな雰囲気が漂う“ベーカー街 ~親愛なるサイドキックへ~”
最初に訪問したのは、ロンドン・ベーカー街のアパートメントの一室をイメージした“ベーカー街 ~親愛なるサイドキックへ~”。その名が示す通り、シャーロック・ホームズと新宿のアーチャーに関係するものがいろいろと配置されていました。
2騎の等身大スタンディも飾られているので、そこに入り込んだ我々の気分は名探偵のサイドキック(ワトソン役)。密室トリックの推理の時間です。
帝都銀座の一角の部屋がコンセプト! “坂本探偵事務所 ~ お竜さんもいるぞ ~”
和洋折衷な帝都感ある内装が魅力の“坂本探偵事務所 ~ お竜さんもいるぞ ~”。刀や三度笠、カエルの置物など小物も充実しています。
金ピカの暴力。“黄金の間 ~ 王たちの戯れ ~”
さて、次は人類最古の王と最高のファラオを象徴する黄金をコンセプトにした“黄金の間”。シュメールの情緒とエジプトの神秘を折衷した結果、内装はその部屋名に恥じない真っ金金に!
王にとっては当たりまえのくつろぎルームなのでしょうが、庶民の筆者には少し恐れ多いです(笑)。
爽やかすぎる円卓空間“ルーム・キャメロット ~ ホリデー・イン・アヴァロン ~”
“ルーム・キャメロット”のコンセプトは白亜の城の騎士の居室。白亜とロイヤルブルーを基調とした内装が非常に爽やかで、シンプルながらも高級感を演出。
こんな部屋で王と一緒に王の話を聞いたらとろけちゃいますよ。片隅にさりげなく添えられたマーリンの花もにくい。泊まった際には窓にも注目してほしいです。
ブリーフィングルームの大画面プレイコーナーを体験!
各部屋を見て回った後は、いったん休憩のために“ブリーフィングルーム”を訪れました。ダ・ヴィンチちゃんが出迎えてくれるこの部屋では、なんと自分のスマートフォンの画面を大きなスクリーンに映し出せるとのこと。
であればやることは1つ。皆さんに見守られながら、ガチャを回します!
いやー、“虚数魔術”が2枚もアタッチャイマシタ、ヤッタネ。ガチャのジンクスとして“聖地教”は結構信じているのですが、信仰心が足りないのか今回はダメでした。
ですがご安心ください! 私が事前に淀んだ魔力だまりを浄化しましたので、きっと皆さんのガチャ結果は最良のものになると思います。
ほかの宿泊マスターに見られながらガチャで盛り上がるもよし、高難易度クエストで魅せプレイをするもよし、大画面プレイコーナーはいろいろと楽しめそうですね。
このほかにも、ブリーフィングルームでは“イラストコンテスト”が毎月実施予定。4月のテーマは“チェックイン”で、テーマにそったオリジナルの概念礼装風カードイラストを自由に描くことができます。
『FGO』の軌跡を再確認できるシアタールーム
諸葛孔明〔エルメロイII世〕が出迎えてくれる“シアタールーム”では、宿泊しているマスターたちと『FGO』関連のPVを一緒に鑑賞可能。大きいスクリーンで“3周年記念映像”を見ると、いつも以上に感動できますね。“FGO FES”の記憶が蘇りますよ。
このほか、『FGO』のメインクエスト各部と関連作品のキービジュアルやメインビジュアルが展示されています。
サントラのBGMが流れるミュージックルーム
ミュージックルームにはアマデウスとサリエリの等身大スタンディが設置。この部屋には蓄音機と大きなスクリーンが用意されており、常時、『FGO』のサウンドトラックが流れています。
ミュージアムでは葛飾北斎の録り下ろしボイスが!
ゲーム中に登場した概念礼装や英霊の実物大宝具、各種フィギュアなどが展示されているミュージアム。ここでは葛飾北斎の録り下ろしボイスが定期的に流れています。
内容は北斎がミュージアム内の展示物を解説しつつ、さまざまなアートワークに浮世絵師魂を刺激されるというもの。
自身が描かれている概念礼装“ペインティング・サマー”について少しだけ触れている部分があるのですが、そこが録り下ろしボイスのハイライトですね。詳しくは現地で聴いてほしいのですが……うん。“蛸と海女”とだけお伝えしておきます(笑)。