ゲーム・映画などで人気のアイアンマンになりきれるPlayStation VR専用タイトル『マーベルアイアンマンVR』のプレイリポートをお届け。

 2019年にPlayStation VR専用アクションゲームとして発売予定の『マーベルアイアンマンVR』。マーベルコミックスのヒーローであるアイアンマンになりきれる本作を先月末に行われたPlayStation VRのプレスイベントで体験してきたので、その内容をご紹介しよう。

ゴーストが操るドローン軍団の襲撃からペッパーを救え!

 本作のタイムラインはゲーム独自のものとなっており、今回プレイしたストーリーミッションを大雑把に説明すると、“アイアンマンことトニー・スタークは、秘書のペッパー・ポッツをスターク・エンタープライズのCEOに(勝手に)就任させる。案の定ふたりはプライベートジェット内で揉めるが、そこをゴーストが操るドローン軍団が襲撃する……”というもの。

 ちなみに今回のヴィラン(悪役)となるゴーストは映画『アントマン&ワスプ』と同様に女性キャラクターとなっているのだが、これは映画公開前から偶然同じアイデアにたどり着いていたらしい。

チュートリアルを体験中のVR専門誌記者。
チュートリアル終わりではスターク邸に着陸するシーンも。

 というわけでミッションがスタートするのはゴージャスなプライベートジェット機内。いやぁ、トニー・スタークとしてペッパーに怒られるのも気分いいもんだぜ。AIのフライデーも女の子のホログラムで登場し、話をいい具合に進行してくれる。

 ドローン軍団の襲撃後に意識を取り戻し、機外に飛び出して空中でアイアンマンのスーツを着用すると、いよいよ本番スタート。(例のごとく元は自分が作った)ドローン軍団と戦いつつ、墜落し続ける機を立て直して機内に残されたペッパーを救うのが目的だ。

今回プレイしたミッションでは、ゴーストがハックした攻撃ドローンの襲撃により、プライベートジェットが墜落の危機に。ペッパー・ポッツを救え!

俺が社長だ、トニー・スタークだ!

 ゲームはPS Moveを両手に持ってプレイする形で、プレイヤー本人の手をリパルサー(武器)兼スラスターとしてフル活用して戦うことになる。もちろんアイアンマンのヘルメット内部のサイバーなHUDも再現されているので、気分は完全にアイアンマン。俺が天才ボンクラ社長トニー・スタークだ!

PS Moveのトリガーを引くとリパルサーで撃てる! なお入力によってスラスターに切り替えることも可能。

 ……いやホント(競合するDCコミックスのタイトルで申し訳ないが)『バットマン:アーカム VR』には“バットマンっぽく姿勢がよくなる”という副作用があったけど、本作ではアイアンマンっぽく両手を使うようになるんですよ。

 スラスター最大噴射で駆けつける時などはやっぱり腕をビシッと体の横に構えて飛びたいものだし、リパルサーを撃つ時も自然とアイアンマンっぽい撃ち方に。ラストでペッパー・ポッツを救った時はやっぱり、体験者全員の腕の形がお姫様抱っこになってましたよ(そこはもうカットシーンだから自分でそうしなくていいんだけど)。

 なおミッション中は戦闘だけでなく、エンジン火災の消化や壊れたフラップや着陸ギアの引き出しなど、アイアンマンっぽい作業をすることもあって、これまたテンションを高めてくれる。

近接ではパンチも可能。

 一方、アイアンマンとして任意に360度飛び回りながら戦えるのが特徴になっていて、それ自体はよろしいことなのだが(レールシューターのような作りだと思っていた人、違います!)、ケーブルでぐるぐる巻きになったりコケたりしないように注意したいところ。

 (多少没入感は削がれるが)PS Moveのボタンで向きを変えることもできるし、スラスター移動を工夫することでターンが少なくなるようにできるので、プレイスタイルでもうまく調整するといいだろう。

 ちなみに上下反転して飛行することなどはできないようで、基本的に世界の水平はどう飛んでも保たれていた。まぁこれは酔い対策じゃないだろうか。アイアンマンになるには向いてない三半規管の持ち主が大半なんだから仕方ない。

チュートリアルではスターク邸近くの岩場を飛んで操作を把握することになる。

 気になるゲームのサイズだが、本作の開発を率いるCamouflajのライアン・ペイトン氏に話を聞いたところ、企画時からの柱のひとつとして“短時間で終わる作品ではなく、ちゃんとキャンペーンがあり、壮大なストーリーとアクションが描かれるものにする”という方針があるそうで、ボリュームも期待してよさそうだ。

 またローカライズについては「まだ詳細はお話できないのですが、自分たちにとって日本はとても重要な国です。だから発売に向けてベストを尽くしたいと思っています」と語っていた。