一人称視点ホラーゲーム『Layers of Fear 2』の最新デモのプレイリポートをお届けする。

 ポーランドのゲームスタジオBloober Teamによるホラーゲーム『Layers of Fear 2』の最新デモを海外のゲームイベント“PAX EAST 2019”で体験してきたので、その内容をご紹介しよう。

 なお本作の対応プラットフォーム等は未定で、海外では2019年にGun Mediaによりパブリッシング予定となっている。

 前作『Layers of Fear』は、画家が洋館の中で自身の芸術の狂気の世界に飲み込まれていくという内容の一人称視点のアドベンチャーゲーム。

 後ろを振り返るとこれまで歩いてきた廊下が消えたり、一瞬だけ何かが見えてしまうなど、一人称視点ゲームであることを活かした視覚的演出が特徴で、日本語ローカライズも行われた。

 そして今作『Layers of Fear』では舞台を大西洋上の船上ロケ現場へと写し、今度は映画や俳優の演技をテーマに新たな恐怖の世界が描かれる。

 というわけでPAXデモは船内の一室からスタート。操作はシンプルで、移動とドアを開けたり一部の物に干渉できるぐらい。徹底的に探索メインだ。

 「Stay Awake(ずっと起きているんだ)」といった謎の声を聞きながら進んでいき、フィルムを映写機にかけると、いよいよクレイジーに歪んだ世界が始まる。突然上下が逆さまの世界に出たかと思えば、「上は下に」と書かれたホワイトボードをひっくり返して振り返ると、上下が正常に戻っている……。

 奥に行こうとすると通路がグイーンと伸びてたどり着けなかったり、例のごとく振り返ると背後の光景が一変していたり、段々と船内の装飾がおかしくなっていったりと、もはやBloober Team節とも言えるトリック演出で空間認識を歪まされ続ける。

 前作と比較するとちょっと新しいのは、今回はプレイヤーを追う“何か”が存在すること。特定区間のみの登場で、ちょっと走れば振り切れるのだが、捕まるとゲームオーバーになる。

 とはいえ、ちょっとした謎を解きつつ壊れた世界を進んでいくという基本は変わっていないようなので、前作のサイコホラー的雰囲気が好きな人の期待は裏切らないはずだ。

 なお日本リリースの可能性についてスタッフに聞いてみたところ、パブリッシャーが変わったということもあってやや不透明な様子。しかし前作の日本での好調は認識しており、前向きに検討していきたいとのことだった。