2019年3月15日、コーエーテクモゲームスから発表された『進撃の巨人2 -Final Battle-』。気になるその内容についてディレクターとプロデューサーに直撃!

 2019年3月15日、コーエーテクモゲームスより発表された『進撃の巨人2 -Final Battle-』、Nintendo Switch、プレイステーション4、Steamで発売予定の、ゲーム『進撃の巨人』シリーズ最新作となる。

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 『進撃の巨人3』ではなく『進撃の巨人2 -Final Battle-』とした理由は? 気になる新キャラクターは? 新たなモード“壁外奪還モード”って? などなど、気になる点を早速鈴木プロデューサーと平田ディレクターに直撃した!

鈴木英生(すずき ひでお)

コーエーテクモゲームス『進撃の巨人2 -Final Battle-』プロデューサー。 前作『進撃の巨人2』ではディレクターを担当。本作ではコーエーテクモゲームス代表取締役社長の鯉沼久史氏の指令により、プロデューサーに就任した。

平田幸太郎(ひらた こうたろう)

コーエーテクモゲームス『進撃の巨人2 -Final Battle-』ディレクター。『進撃の巨人2』ではメインプランナーとして活躍。鈴木氏がプロデューサーになったことで、ディレクターにチャレンジ。息の合った連携で開発を進める

『進撃の巨人』世界にさらに浸れる超大型アップデート!

――本作は、『進撃の巨人2 -Final Battle-』(以下、『FB』)というタイトルですが、『進撃の巨人3』というわけではないのですね?

鈴木経緯を少しお話しますと、2018年3月に発売した、前作『進撃の巨人2』の開発終盤の時期に、テレビアニメのSeason3の話が具体的に聞こえてきまして、「弊社でゲームでもまた続きを作りましょう」となったのです。

 でも、『進撃の巨人3』とする場合は、プレイヤーからはやはり『2』と同等かそれ以上のボリュームが求められると思います。しかし、『2』もプレイアブルキャラクターが30人以上という大ボリュームでしたから、Season3の内容をゲーム化しても『2』以上の内容にできるかというのが悩ましい点でした。

 そこで、初めて『進撃の巨人2』を遊ぶ方は、ひとつのパッケージでSeason3の内容まで遊べるようにし、そしてすでに『2』を持っている方には、追加の大型ダウンロードコンテンツという形でしっかり遊べるものをお出しすれば、ユーザーにも手に取っていただきやすいのではと考えたのがきっかけですね。

――『FB』で追加される部分のボリュームとしてはどれほどなのでしょうか?

平田ストーリー部分は、『2』全部のボリュームと比べると……。ですが、全武器を集めたり、新キャラクターを含めたキャラクターを育成しようとすると60~70時間くらいはかかると思いますね。

――新要素のひとつに“壁外奪還モード”があるとのことですが、エルヴィンとケニーなど、原作にない組み合わせの会話シーンがあるのが気になります。

平田このモードは、プレイヤーがオリジナルの兵団を作って、巨人に奪われた壁外領域を奪還していくモードです。まず、プレイヤーが団長を選び、兵士が誰もいない状態から始まるという、まさにいちから兵団を作っていくのが特徴です。

 壁外に戦闘に出たときに仲間を見つけたり、“施策”で誰かをスカウトしたりして、どんどん兵団に勧誘していくシステムにしました。そのとき、特定のキャラクターどうしを団員として加入させたときに、こういった会話イベントが発生するんですよ。

鈴木原作コミックやテレビアニメだと、100%あり得ない状況ですが、同じ兵団の中でともに戦う仲間として、親密度が上がっていくなど、ゲームならではの展開を数多く用意しています。会話テキストは講談社さんの監修を受けていますが、我々もこれまでゲームオリジナルのストーリーを制作したり、やり取りを作ってきた経験もあって、おおむね「いいじゃないですか」と通していただいております(笑)。

平田『進撃の巨人』のスピンオフ作品がもとネタになっていたり、アニメSeason3の範囲の先の会話をオマージュしているやり取りもあります。たとえばリヴァイとジークではお互い皮肉を言い合うなど、ゲームならではの会話に仕上がっています。

――これはメインストーリーの“進撃モード”や“調査任務”とはまったく別のモードに?

平田そうです。オリジナルのドリームチームで壁外を奪還していく、完全に独立したモードですね。兵団の名前はもちろん、エンブレムも自分で決めたりできます。

鈴木たとえば調査兵団のマントなら、自由の翼の紋章がありますが、その部分を自分で設定したエンブレムに変更もできます。

平田ヒストリアのシルエットだったり、肉のエンブレムだったり(笑)。いろいろなプリセットを用意しています。

鈴木拠点の施設をアップグレードして強くする拡張要素もあります。もっと遠くまで遠征させたり、ほかの兵団員を探して勧誘するなど、遊びが随所に入れ込んであるので、やり込みがいはあると思いますよ。

――かなり遊びごたえがありそうですね。最終目標はどうなるのでしょうか。

平田いくつかの作戦拠点があるのですが、それらを段階的にクリアーすることによってどんどん“壁外奪還率”が上がっていきます。最終的には、壁外を100%奪還することでこのモードのエンディングが見られます。

――おお、人類が巨人に完全勝利する!(笑)

平田ゲームのオリジナルモードなので、そこまでやらせてほしいとお願いしました(笑)。奪還が進むと拠点の兵士もどんどん変わっていきます。

 最初は「巨人を相手にして奪還なんてできるわけないよ……」と、悲観的なことを言う兵士も、次第に「人類は勝てるかもしれない!」と明るくなる(笑)。本当にゲームならではというか、本作だからこそ味わえる爽快なストーリーを楽しんでいただければと思います。

 なお、週刊ファミ通2019年4月11日号(2019年3月28日発売)では、本インタビューの続きや新キャラクターの紹介、新モードの詳しい説明といった『進撃の巨人2 -Final Battle-』のスクープ記事をたっぷり掲載する。ぜひそちらにもご注目いただきたい。