『ガルパン』はいいぞ。大洗はいいぞ。先週末に行われた海楽フェスタもよかったぞ。
この記事を簡単に言うと、そういう内容のものです。長い記事ですがよろしくお願いします。
本稿では2019年3月18日に茨城県大洗町で開催された“大洗 春まつり 海楽フェスタ”の模様をリポートします。ちなみに今年は来場者60000人だったそうです(主催者発表)。すごい。
『最終章 第2話』最新情報も! 食べ歩きもコスプレも! クイズも早食い競争も。
『ガールズ&パンツァー』の劇中にたびたび登場する鹿島臨海鉄道大洗駅前に立てば、いつもの顔出しパネルが出迎えてくれます。駅からすでにグッズの物販が行われているのですが、早朝の時点ですでに撃破(完売)されている商品も……。
メインステージでは、9時からオープニングセレモニーがスタート。大洗町長らの挨拶とともにこの日の総合司会である茨城県出身の大洗芸人“すいたんすいこう”さんや……
もはやおなじみ!? “黒のカリスマ”こと“ガルパン応援大使”であり、“大洗大使”であり、“いばらき大使”であるプロレスラーの蝶野正洋氏が歓声を浴びながら登壇しました。
蝶野氏は「今年は俺の顔の看板がゴミ箱の近くに立てられている。ゴミの分別をして、マナーよく祭りを楽しんでほしい」とコメント。
さらにそのあとも、『ガルパン』関連のステージが用意されており……
そう、今回開かれたのは、この“ガルパン”早食い大会。3つのガルパンをもっとも早く完食した人には、賞品が与えられたのです。
大洗町のゆるキャラ“あらいっぺ”が応援する中、激しいフードファイトが繰り広げられたのです(ただし、参加者の中には「ただでお昼ご飯が食べられると聞いて」と参加した方もいたとか……?)。
続いて行われた“ガルパンクイズ大会エキシビションマッチ”では、とんかつレストラン クックファンの常盤さんと、杉山潔プロデューサーの名コンビが司会を務めることに。この日、常磐さんは開会式から登場する予定だったはずだったそうなのですが「予定を忘れて、クックファン水戸店にいました」とまさかの遅刻の原因を暴露! その後も、「遅刻したくせに……」と杉山プロデューサーから何度もツッコまれる羽目になっていました。
クイズの問題は「『ガルパン』第1話のタイトルは?」といった初歩的なものから、杉山プロデューサーの趣味が丸出しな「アメリカ空軍が、F-4ファントムを採用するにあたり、アメリカ海軍から、あるファントムを借り受けました。果たしてそれは、F-4何型でしょうか?」という“ファントム問題”まで幅広い問題が繰り出され、参加者はときに戸惑いながらも和気あいあいと答えていきました。
そして12時からは“ガールズ&パンツァーキャストトークショー”が開催! 主人公西住みほ役の渕上舞さんを始め、河嶋桃役の植田佳奈さん、BC自由学園のマリー役原由実さん、押田役の安済知佳さん、安藤役の津田美波さんが登壇しました。
当日発表になった『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』の最新情報は以下の関連記事をチェック!
なお、本キャストトークショーの模様は、後日詳細リポートをUP予定ですのでお楽しみに!
BLUE-HAWKSによる演奏には……?
地元の大洗高校マーチングバンド“BLUE-HAWKS”による演奏もおなじみ。『ガールズ&パンツァー 劇場版』で流れる曲『学園十色です!』の演奏では、お手製だという小型戦車も登場。マーチングバンドの概念を揺るがす斬新な演出に会場は大盛り上がり。
ミニミニホビーショーでは新グッズに長蛇の列が!
第4ふ頭で開かれていた物販テント村“ガルパン ミニミニホビーショー”には、キャストトークショー直後から大行列が発生!
行列の先にあるものは……
キャストトークショーで解禁された、『最終章 第2話』のキービジュアルを使用したクリアファイル! イベントの思い出に買い求める人が多かったようだ。そのほか
2019年2月21日に発売された『ガールズ&パンツァー ドリームタンクマッチDX』(Nintendo Switch、プレイステーション4)のブースでは、公式アカウントをフォローしてその画面を見せると、ここでしか手に入らない紙袋をもらうことができました。実際にこの紙袋抱えて街なかを歩く人もたくさん見かけましたよ!
“過食道”と銘打たれた商店街歩行者天国
メイン会場となった大洗マリンタワー前広場のほかにも見どころはたっぷり。中でも、曲松商店街や永町商店街など各エリアが歩行者天国となり、駐車場や道のそこかしこに美味しそうな露店がズラリと並びます。
おいしいものに釣られてふらふらと商店街を歩くと、やはりそこは『ガルパン』の聖地大洗、ほかの街ではなかなか見られない珍しい光景も楽しめます。
痛車&コスプレの写真をたっぷり!
街なかでは、『ガルパン』仕様の痛車や、イベントの、『ガルパン』関連に限り許可されているコスプレをしている方々も多く見かけました。そんなクルマや人たちの写真をたっぷりお届けします。
……というわけで、2019年、海楽フェスタのリポートでした。ううむ、満喫した。
『ガルパン』と、地元の方々と、ファン。この三者がとてもよい関係でいるというのを、大洗に来るたびに感じます。この関係が長く続くことを祈ります。
[2019年3月22日 17:25追記]
一部の表記を修正しました。