キミのスマホを魔界につなげ! 終わりなきやり込みの世界へようこそ
魔界を舞台にした破天荒なストーリーとクセの強いキャラクター、そして最“凶”のやり込み要素で人気のシミュレーションRPGとして知られる『ディスガイア』シリーズ。
そんな『ディスガイア』が、スマートフォンアプリ『魔界戦記ディスガイアRPG』として配信開始!
本作は、シリーズ特有の空気感はそのままに、歴代キャラクターが紡ぐ新たな『ディスガイア』の世界を楽しめるRPGとなっている。この記事では、プレイしてみて感じた本作の魅力をお届けしていく。
ジャンルは変われど、シリーズの“らしさ”は健在!
本作が従来の『ディスガイア』シリーズから大きく変わった点といえば、なんと言ってもジャンルの変化だろう。
パネルを移動して自由な位置取りをしながら戦闘するシミュレーションRPGではなく、コマンド選択式のRPGになったこと。複数のWAVEに現れる敵を全滅させると、ステージクリアーとなるシンプルなシステムを採用し、より手軽に楽しめる作りになっている。
ちなみに『ディスガイア』といえば、“ジオパネル”といった、地形に特殊効果を与える、シミュレーションRPGならではの独特のシステムも魅力だった。今回はその要素はないので、その要素が好きだった人は、正直ちょっと残念に感じるかもしれない。
しかしそのぶん、バトルがシンプルになって空き時間にもサッと遊びやすくなっているなど、誰でも気軽に楽しみやすいのは大きな利点と言えそうだ。また、そのほかの『ディスガイア』特有の要素は、スマートフォン用のゲームとは思えないほどぎっしり詰まっている。新たなジャンルになっても変わらないディスガイアの魅力に浸ってみるのはいかがだろうか。
そして『ディスガイア』と言えば個性的すぎるキャラクターたちが織り成す物語や、ほかのRPGではなかなかお目にかかれない、とんでもない数値のステータスやダメージ値も外せないポイント。本作では、そうした要素ももちろん踏襲している。
ゲーム開始時からノリノリのキャラクターの軽快なやり取りが展開され、チュートリアルで約1億のダメージを叩き出すフロンとエトナなど、ほかのゲームでは類を見ないぶっ飛び具合を見せつけてくる。シリーズのファンならこの時点で『ディスガイア』らしさがひしひしと伝わるはずだ。初めて作品に触れる人も、何やらとてつもないゲームだということを感じ取れるだろう。
もちろんこうした超絶ダメージはすぐさま出せるわけではなく、後述するやり込み要素などを駆使してキャラクターを成長させる必要がある。まずはお気に入りのキャラクターを見つけ、どんどん鍛えていくといい。初回のガチャは引き直し可能なのでリセマラの必要もない。魔界の悪魔たちの優しさに感謝(笑)。
こうしたキャラクターが敵味方入り乱れて戦う戦闘では、見応えバツグンのユニークな技や“連携攻撃”といった、シリーズの特徴的な要素を楽しめる。イキイキと動くキャラクターのアクションや演出を存分に堪能しよう。
『ディスガイア』ならではのユニークなシステムの数々!
『ディスガイア』といえば、“暗黒議会”や“アイテム界”といった、さまざまなやり込み要素も魅力のひとつ。
シリーズを知らない人向けに説明すると、“暗黒議会”は、さまざまな議題を議員に提案し、可決することでその議題の効果を得られるというもの。たとえば、獲得経験値を一定時間アップしたり、汎用キャラクターの名前を変えたいなど、議題はさまざま。
“アイテム界”は『ディスガイア』を終わりなきやり込みに誘う要素のひとつ。
装備品の中に潜って中にいる敵を倒すことで、その装備品のレベルが上がり、よりよい性能になっていくというもの。レアリティの高い装備品ほど敵も強くなるので、強いアイテムを鍛えるためにまずはそこそこの装備品を鍛えてこちらの戦力を上げて……など、半永久的なやり込みが可能となっている。
そうして階層をクリアーするごとにアイテムの性能がアップしていく。また、一定の階層ごとに登場する強敵を倒すと、レベルが大幅に上がるのもうれしい。
このほかにも、ダメージを受けたり倒されたりするほど報酬がもらえる“魔界病院”や、“魔王の巨塔”など、遊び心満載の要素が盛りだくさん。
やれることが多くて最初は戸惑うかもしれないが、新システムが出るたびに丁寧なチュートリアルが入るので初心者も安心。
触れていくうちに要素を理解できるので、徐々に活用していこう。
ゲームの魅力となる要素はまだまだある。デイリーや累計ミッションといった実績もそうだが、驚いたのは“魔界史回想”のモードだ。
なんと本アプリ内に、初代『魔界戦記ディスガイア』の物語のダイジェスト版を収録。アプリのリリース開始時から遊べるのは初代『魔界戦記ディスガイア』のみだが、後続作品も順次プレイ可能になるとのこと。経験者には懐かしさを、初めて遊ぶ人は各作品の物語の流れを本アプリのシステムで楽しめる。
本作は手軽に遊べるスマホ用アプリということで、シリーズ特有のやり込み具合がどうなっているか気になるファンも多いだろう。
筆者もそうだったが、本作が『ディスガイア』の魅力をしっかり継承している作品だということは、実際に触れてみるとすぐわかる。
もちろん、アプリならではの要素も用意されているので、改めて箇条書きでどんな要素があるか見てみよう。
~ココがすごいよ『魔界戦記ディスガイアRPG』のやり込み~
- レベル99は序の口、999……いやいやもっと上の9999まで育成!
- 剣や拳、槍に弓など、多彩な武器のマスタリーレベルも上げろ!
- さまざまな特殊能力を持つ“魔ビリティー”も修得せよ!
- 最大ダメージ1億越えなどの条件もある“累計ミッション”制覇も目指せ!
- アイテム界でアイテムの育成&イノセントの付け替えもトコトン!
- 受けたダメージすら糧にする!“魔界病院”での報酬獲得に奔走!
- 過去シリーズの追体験ができる! “魔界回想史”
- タワー型のコンテンツ“魔王の巨塔”で己の限界にチャレンジ!
- スタミナありのアプリらしさを感じる!? 自身のRANKも上げろ!
- 期間限定のイベントシナリオやキャラクターも続々実装予定!?
などなど……。
単純に“育成”の部分だけ見ても、キャラクター、アイテム、武器の熟練度といったレベル上げが待っている。そのうえで、イベントストーリーや、キャラクターの魅力を掘り下げる“キャラエピソード”など、アプリならではの要素もてんこ盛り。従来のシリーズの魅力にプラスして、新しい『ディスガイア』の魅力も味わえる作りとなっているのだから、そう簡単に飽きやコンテンツ制覇によるゴールが見えることはないだろう。
ちなみにホーム画面では、お気に入りに設定したキャラクターが配置される。
タップするといろいろしゃべるので楽しい。フロン好きの筆者は、彼女が仲間になったらフロンに変更して声高に叫びたい、「カニミソ!」と。
前述した“魔界史回想”も含め、本作は本編+過去作の物語も楽しめるなど、シリーズファンにはたまらない出来栄えとなっている。音楽も、過去作のものをふんだんに使っているため、聞いていると当時の思い出も蘇るというもの。
変わらぬやり込み要素やキャラクターの魅力はそのままに、操作性やシステムをうまくスマホに落とし込んだ本作。キャラクターを始め、本作の何かしらに少しでも興味を抱いた人はぜひプレイしてみよう。独自のシステムや世界設定で多くの中毒者(ファン)を生み出した『ディスガイア』だけに、あなたのスマホライフに本作も欠かせないものになるかも!?
いよいよサービスが開始された本作。2019年12月26日まで“感謝のプレゼント”やキャンペーンで、90体以上召喚可能な魔晶石や★4キャラクター、アイテムも配布中なので、このチャンスを逃さず華麗なスタートダッシュを決めよう!