id SoftwareのFPS『DOOM』シリーズを原作とする新作映画『Doom: Annihilation』の予告編が公開。

 1990年代に登場し、FPSジャンルを確立したid Softwareの『DOOM』。その『DOOM』シリーズの新作映画となる『Doom: Annihilation』の予告編が海外のホラー専門サイトBloody Disgustingで独占公開された。作品は2019年秋に公開予定となっている。

 ストーリーは「火星の衛星にある基地から救難信号を受けたスペースマリーンの部隊が現地へ向かうと、そこは悪魔的なクリーチャーであふれかえっていた……」という取って付けたようなもの……なのだが、原作ゲームがそもそもそういうテキトーな設定の話なんだから仕方がない。

 監督は『バイオハザードIV アフターライフ』の第2班監督などを務めたTony Giglio氏。予告編の、のっぺりとして奥行きをあまり感じない微妙なライティングの画作りで察した人もいるかもしれないが、本作は劇場公開を待たない、いわゆるビデオスルー作品として配信されることになるようだ(同監督の前作にあたる『S.W.A.T.: Under Siege』もビデオスルー作品)。

 なお『DOOM』シリーズは2005年に一度ハリウッド映画化されており、今やハリウッドスターとなったドウェイン・ジョンソン(元プロレスラーのロック様)が主役級で出演。こちらも残念ながら安っぽい作りで、海外で「アレなゲームの映画化作品といえば」という時にほぼ必ず挙がるカルト作品的な扱いとなっている。

 しかし、終盤で唐突にゲームにオマージュを捧げたような一人称視点シーンが始まったり、筋肉パワーで地獄のデーモン軍団を蹴散らすヒーローになると思っていたロック様が途中でクリーチャーに変身する(あまり望まれない)ヒネりがあったり、かと思えばロック様が無駄に上半身裸で通信をしたり、id作品の定番“BFG”にならってバカみたいにデカい銃をぶっ放すようなサービスショットもあり、「あの『DOOM』がハリウッド映画に!」という期待をせずにダラダラ見るとなかなか楽しいので、スキモノの人はそちらもチェックしてみるのをオススメしたい。