『A列車で行こう』とコラボレーションした無料のゲームアプリ『相鉄線で行こう』が配信中。コラボレーション実現の経緯を、アートディンクに直撃。

 相鉄線内の列車の走行位置をリアルタイムで確認できたり、全25駅の改札口の混雑状況がわかる便利なスマホアプリ『相鉄線アプリ』が、2018年12月13日にリニューアルされた。
 合わせて、無料のゲームアプリ『相鉄線で行こう』の配信もスタート。本作は、鉄道会社経営シミュレーションゲームとして人気の『A列車で行こう』とコラボレーションしたアプリとのこと。そこで、コラボレーション実現の経緯について、権利元であるアートディンクの清道孝行氏に聞いた。

『相鉄線で行こう』とは

 2018年12月13日配信開始。相模鉄道のキャラクター“そうにゃん”のアドバイスを受けながら、3つのステージで線路を敷いて都市を発展させていく。新車両“20000系”が登場。

一度は流れてしまった企画が紆余曲折を経て再始動・実現へ

――今回の相鉄線とのコラボレーションは、どういった経緯でスタートしたのですか?

清道孝行氏(以下、清道) 最初は、相模鉄道さんからお声掛けをいただいたんです。『相鉄線アプリ』のリニューアルに合わせて、認知拡大施策として『A列車で行こう9』の相鉄線版を制作してもらえないか、といったお話でした。ですが、『9』は最新作ということもあり、ハードに比較的高いスペックが要求されるんですね。現行のスマホに移植するのは不可能なので、残念ですがお断りをしました。

――そこで、お話はいったん途切れたんですね。

清道 はい。ですが、その後社内で「何か、スマホでゲームアプリを作ってみよう」という企画が上がりました。その中で、最新作は無理でも、初代の『A列車で行こう』なら移植できそうだとなったんです。それを聞いて、「初代の移植版をベースにすれば、相模鉄道さんの件も実現できるのでは?」と思いまして。今度はこちらから、相模鉄道さんに提案させていただきました。

――先方の反応はいかがでしたか?

清道 かなり喜んでいただけました。これなら『相鉄線アプリ』のリニューアルのときに、大きなウリになるだろうと言っていただけて。それから今回の企画が本格的にスタートしました。

――『はじめてのA列車で行こう』がタイミングよく立ち上がったからこそ実現した企画だったんですね。開発は順調だったのでしょうか。

清道 開発は、『はじめてのA列車で行こう』と同時進行で進めました。『はじめての~』では、特別列車をゴール駅まで送り届けるために線路を敷くのですが、『相鉄線で行こう』では、“相鉄20000系”を送り届けることになります。さらに相模鉄道のキャラクターである“そうにゃん”も、ナビゲーターとして出てきますよ。

――ユーザーの評価はいかがですか?

清道 かなりいい評価をいただいています。じつはメインである『相鉄線アプリ』よりもダウンロード数が多くて、その点は相模鉄道さんには「複雑な心境です」と言われました(笑)。

――最後にファンに向けてメッセージを。

清道 『相鉄線で行こう』は、『A列車で行こう』シリーズ未経験の方でも遊びやすいように難度を調整しています。より本格的に遊びたいという方は、ぜひ『はじめてのA列車で行こう』にも挑戦していただきたいですね。

『相鉄線で行こう』のもととなったアプリ『はじめてのA列車で行こう』

 2018年12月17日配信開始。パズル的要素が特徴的な初代『A列車で行こう』を、スマホに合わせたインターフェースや操作感にリニューアル。全5ステージを舞台に鉄道の発展を通して都市開発を行う。運転席視点モードも搭載。

はじめてのA列車で行こう
■iOS/Android
■配信中/480円[税込]
■公式サイト/http://www.atrain.jp/hajimetenoatrain/
■配信元/スタジオアートディンク