2019年3月20日に、Nintendo Switchとプレイステーション4にて発売される『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』。本記事では、ゲームの序盤を体験した担当ライター・西川くんによるプレイレビューをお届けする。

 キュピー! 美容室で「チョコボの髪型にしてください」と言って、現在チョコボヘッドな西川くんです。さてさて、2019年3月20日に発売が予定されている『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』は、『チョコボの不思議なダンジョン』(以下、『チョコダン』)シリーズ最新作。本作は、Wiiで発売された『チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮』と、ニンテンドーDSにてパワーアップを遂げた『シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+』のストーリーやシステムをベースにさまざまな改変が加えられた、シリーズとしては約11年ぶりのタイトルとなっています。

 本記事では、ゲームの前半である第2章までを遊んだプレイレビューをお届け! これまで『チョコダン』シリーズを遊んだことがない人へ向けてゲームの基本をお伝えするとともに、『エブリバディ!』ならではの新要素もご紹介しましょう。また、記事の最後にはプレイ動画も公開しますよ~!

鐘の音で記憶を失くす、時忘れの街

 物語の主人公は、タイトル通りもちろんチョコボ。チョコボは、相棒であるトレジャーハンターのシドと砂の塔を目指していました。しかし、そこで謎の光に包まれて、不思議な街に迷い込んでしまうのです。そこは“忘れることによって幸せになれる”と信じられている、時忘れの街。時計塔の鐘が鳴るたびに、街の住人たちはすべての記憶を忘れてしまい、ときには自分自身の名前さえも忘れてしまいます。

 そんな街に現れたのが、謎の赤ちゃん・ラファエロ。それ以降、街の人々の記憶によって作り出されたダンジョンが出現するようになります。そこでチョコボは、人々の記憶のダンジョンを攻略していき、彼らの記憶を取り戻していくのです。なぜ鐘の音で記憶を失うのか? そして、ラファエロの正体とは……? 時忘れの街で起こる不思議な事件はとても謎めいていて、どんどんつぎのストーリーが見たくなっちゃいます!

ヒロインのシロマは、街から離れたところに暮らしていて、記憶を失うことに抵抗のない街の人たちの考えに反対しています。

 シーンの一部では、キャラクターボイス付きでイベントシーンが展開。オリジナル版でもボイスはありましたが、キャストはすべて一新。すでにオリジナル版を遊んでいた人も、新たな気分でチョコボたちの冒険が楽しめます!

ローグライクなチョコボの冒険!

 さて、タイトルにも“不思議なダンジョン”とあるように、ゲームのメインは入るたびに構造が変化する、不思議なダンジョンの攻略にあります。ダンジョンでは、装備やアイテムを集めながら敵を倒し、チョコボをレベルアップさせていきます。ダンジョンの奥深くにいるボスを倒せば、ダンジョンクリアーです。

 探索はターンベースで進み、チョコボが1回行動すれば、敵も1回行動します。いかに敵をうまく倒すか考えながら、ダンジョンを攻略していきましょう。1歩間違えれば、即座にゲームオーバー……なんてこともあり得る、1手1手の行動が重要な戦略性の高いシステムが、『チョコダン』シリーズ最大の特徴と言えるでしょう(ちなみに初代『チョコダン』は特殊なシステムでしたが、本作は完全にターン制です)。

 これらは、チュンソフト(現:スパイク・チュンソフト)が開発を手掛けた『トルネコの大冒険』など、『不思議のダンジョン』シリーズを遊んでいる方には、なじみ深いゲームシステムでしょう。ちなみに元々、チュンソフトの許諾を得てスタートしたシリーズなので、基本的なシステムはほぼいっしょなんです。

チョコボもジョブチェンジ!

 本作のチョコボは、『ファイナルファンタジー』シリーズのようにジョブチェンジが可能。ジョブは、冒険を進めていくとどんどん解放されていきます。ジョブチェンジは、ダンジョンに挑む前か、ダンジョンの特定の場所でのみ可能。それぞれ異なる個性があるので、ダンジョンに合わせてジョブをチェンジすることが迷宮攻略の秘訣なのです。どのジョブで挑むか、1回ダンジョンを下見しちゃうくらい、悩ましい要素だったりします。

近接戦闘のエキスパートであるナイトのほかにも、回復しながら戦える白魔道士、属性攻撃を得意とする黒魔道士や……。
状態異常付与と“ぬすむ”が得意なシーフなどなど、多彩なジョブが使えます。

 また、本作より“アルファ”、“魔獣使い”、“機工士”といった新ジョブが登場! 残念ながらゲーム序盤では使えなかったのですが、アルファは攻撃から支援までこなすオールラウンダーで、魔獣使いは後述の“バディ”と協力して戦うことに特化しており、機工士は遠距離攻撃とトラップを得意としているようですね。とくに“アルファ”は『ファイナルファンタジーXIV』より逆輸入のような形での登場と、驚いた方も多いのではないでしょうか。