大人気ダンジョンRPG『世界樹の迷宮』シリーズより、『V』&『X』のキャラクターアートブック(仮題)の制作が決定! シリーズの立役者へのインタビュー質問など、ファンによるアンケート企画を実施します。

 2019年1月18日、大人気ダンジョンRPG『世界樹の迷宮』シリーズより、『V』&『X』のキャラクターアートブック(仮題)の制作が決定しました! 日向悠二氏描きおろしによるキャラクターアートを、制作スタッフ一同がすみずみまで探し出してまとめます。また美麗な背景ビジュアルも掲載。まるで『世界樹の迷宮』の美術館のような一冊にする予定です。

世界樹の迷宮V&X キャラクターアートブック(仮題)
2019年春発売予定
A4判・価格未定

週刊ファミ通2018年8月9日号の表紙を飾った、日向氏描きおろしのイラスト。このほかにも貴重なイラストを掲載します。

 本書の企画のひとつとして、『世界樹の迷宮』ファンによるアンケート企画も実施します! その結果をもとに、世界樹に挑む冒険者たちの実態に迫ります。

 さらにディレクターの小森成雄氏、キャラクターデザイナーの日向悠二氏、サウンドプロデューサーの古代祐三氏といったシリーズの立役者にインタビューを実施! インタビューの質問もアンケートから募集いたします!

 アンケートは全8問。ぜひとも、ふるってご記入ください!

アンケートはこちら

※回答期間は2019年1月24日(木)23時59分送信分まで

 さて、じつは初代『世界樹の迷宮』が発売されたのは、ちょうど12年前の今日。2007年1月18日です。当時の記憶を思い出すために、『世界樹の迷宮』シリーズのファン目線でナンバリングタイトルの歴史を振り返ってみましょう。

すべてはここから始まった『世界樹の迷宮』

 シリーズ第1作となる『世界樹の迷宮』は、『Wizardry』にその端を発する“3DダンジョンRPG”というジャンルの新機軸として誕生。油断すると死が待つ硬派な難易度がコアゲーマーを虜にし、一方で日向悠二氏のキャラクターが間口を大きく広げた。


初代『世界樹の迷宮』ディレクターの新納一哉氏は、発表当時の週刊ファミ通のインタビューで「『Wizardry』を、いま我々が一から考えたら、どういうゲームになるのかという話から始まった企画です」と語る。その結果が、相応の歯応えを誇るゲームとなったことは言うまでもない。
マップの要所にはコメントを記入することもできた。ダンジョンの入り口に「いと もった?」と書くのはお約束。

 ゲームシステムはシンプルでありながら、『世界樹』ならではの斬新な驚きも多かった。

 たとえばニンテンドー3DSの下画面に地図を描き込む“マッピング”。これは昔懐かしい「方眼紙を使ってダンジョンマップを自作する」という攻略法を現代風にアレンジしたもので、レトロゲーマーには懐かしく、また若いゲームファンの目には新鮮な遊びとして受け入れられた。

 ストーリーも評価が高く、「これがアトラスの王道ファンタジーだ!」と言わんばかりのサプライズは衝撃を生んだ。あの体験が脳裏に焼き付いてしまったせいで、「新たな世界樹が見つかると潜らずにはいられない」という古参冒険者も多いのではないだろうか。

満場一致のシリーズ最高難易度『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』

 2008年2月21日発売。難易度の高い『世界樹の迷宮』シリーズの中でもさらに難しい、いい意味での“最凶の作品”を挙げるとすれば、それは2008年発売の第2作『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』だろう。

 基本的なシステムは前作を踏襲しつつ、ゲージを溜めて放つ必殺技“フォーススキル”で戦略性が向上。人気職業の“ガンナー”が登場したのもここから。

新職業はガンナー、ドクトルマグス、ペットの3種類。クセの強い戦い方ができるメンバーだ。
フォーススキルで戦略性が向上。ダークハンターの全部位縛りが強かった。めちゃくちゃに強かった。

 とはいえパワーアップしたのは冒険者だけでなく、むしろ迷宮の攻略難易度は前作を凌ぐといってもいい。アイテム採取時に奇襲を受けるようになり(いわゆる「!!ああっと!!」)、“F.O.E”のバリエーションもより豊かに。

ゲーム始めたてのプレイヤーを迷宮に放置し、さっさと帰ってしまうハイ・ラガードの兵士。新人教育がスパルタすぎませんか。
シリーズを比較しても迷宮の階層ごとの特色が顕著。紅葉や雪といった美しい景観を楽しめる。

 自然の移り変わりをテーマにした迷宮の美しさと相まって、プレイヤーの記憶に強く残る世界樹であることは間違いない。

冒険の舞台は南の海へ! 『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』

 前作からおよそ2年を経た、2010年4月1日に登場したシリーズ第3作『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』。

 美しい海に浮かぶ島“アーモロード”を舞台に、過去作から職業を一新。西洋甲冑を纏ったプリンセスに、中国風の拳法を使うモンク、そのまんま忍者なシノビなど、仲間にできる面々はシリーズで最も国際色に富んでいる。

 ほかの職業のスキルを覚えられる“サブクラス”のシステムも初登場し、パーティー編成の楽しみがひとつ上の段階に達した作品でもある。

『III』の顔役はプリンス・プリンセス。仲間を強化する補助タイプの職業だった。
サブクラスのスキルも最大レベルまで習得可能。どう考えても戦闘向きではないファーマーを、サブクラスでどうにかして活躍させたりと、プレイヤーの個性が光るギルドを作って楽しむこともできた。

 迷宮のみならず、島を囲む大海原も冒険の舞台に。さらなる強敵とのバトルを楽しめたり、金策やレベル上げに役立ったりと、『III』を特徴付けるのに一役買っている。

 中盤から分岐するストーリーも本作ならでは。それに合わせて周回要素もシリーズで初めて実装された。

大地を開拓し世界樹を目指す冒険 『世界樹の迷宮IV 伝承の巨人』

 プラットフォームをニンテンドー3DSに移して、2012年7月5日に発売された『世界樹の迷宮IV 伝承の巨人』。まず目につくのはグラフィックの進化で、モンスターが3Dで生き生きと動き回るようになった。

 ダンジョンにも大きくメスが入り、ストーリー上で探索する“迷宮”とは別に、寄り道要素となる“小迷宮”が登場。F.O.E.やギミックが点在するフィールドを開拓しながら、自分の手でダンジョンを見つけ出す楽しみが追加された。

気球に乗って広大な大地を冒険する。入り口が複数ある迷宮も登場。
シリーズおなじみの“○○ビト”と名乗る亜人種がパーティーメンバーに。

 難しいながらも理不尽さを感じさせない丁寧なゲームバランスも特徴。本作以降はCASUALモードも追加され、より間口の広いシリーズとして生まれ変わっていく。

厨二心くすぐるキャラメイク&二つ名! 『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』

 『新・世界樹の迷宮』や『世界樹と不思議のダンジョン』といったスピンオフ作品を経て、2016年8月4日に発売されたナンバリング第5作目。

 キャラクター作成時に肌や髪の色、ボイスを細かく設定することが可能になり、ロールプレイという名の妄想がますます楽しく進化。

自由なキャラクターメイク。オッドアイにしたり、女性の外見に男性のボイスを付けたりと、可能性は無限大。
料理やフィールドイベントなど、『V』には冒険のワクワク感を味わえるシステムが多い。

 システム面の最大の特徴は、ゲーム中盤から解放される“二つ名”で、ひとつの職業に2種類の派生先が存在する。たとえば戦士職のフェンサーなら回避特化(幻影の剣士)と火力特化(迅雷の剣士)のどちらに成長させるか選ぶことが可能だ。

 これによってパーティー編成に幅が生まれるわけだが、二つ名システムの最大の魅力はそこではない。二つ名システムが何より優れていたのは、「プレイヤーが自分で考えた“オリジナル二つ名”を設定できる」という点である。

 公式が用意した二つ名をそのまま使うのではなく、たとえば“漆黒の熾天使(セラフ)”のような恥ずかしい称号を自分の手で設定できる。

 脳内設定に合わせてパーティーメンバー全員の凝った二つ名を考えていると、すごくイケないことをしている気持ちになる。もしも知り合いにセーブデータを見られたら……、恥ずかしさで死んでしまうだろう。

知り合いに見られたら恥ずかしい。だけどせっかく作ったキャラクターを自慢したい。そんな二律背反に応えるシステムがすれ違い通信。見知らぬ誰かとギルドカードを交換できる。
ハーバリストの“慈悲深き薬草師(回復特化)”or“天真なる毒殺者(状態異常特化)”のように、二つ名によってがらりと戦い方が変わる職業も。

すべてがクロスするシリーズ集大成『世界樹の迷宮X』

 シリーズ最多となる全19種類の職業が登場。新職業となる“ヒーロー”以外は、すべて過去作の人気キャラクターがリブートされている。過去作で冒険した思い出の仲間が集結するさまは、シリーズファンならぐっとくるものがあるだろう。

 サブクラスやフォーススキル、キャラクターメイクといった人気システムも全部乗せ。さらに迷宮のボリュームも過去最大と、シリーズの区切りを飾るにふさわしい集大成だ。

探索の拠点となる飛行都市“マギニア”には、どこかで見たことのある面々も。
おなじみの敵も登場。懐かしさを感じる間もなく襲いかかってくる。
ワールドマップの中央にそびえる世界樹を目指し、点在する迷宮を順に攻略していくことになる。

思い出がよみがえったらアンケートへ!

 シリーズ過去作を急ぎ足で振り返ってみましたが、いかがだったでしょうか? 

「あのボス、死ぬほど強かったなぁ」

「異世界転生した高校生って設定で冒険してたんだよな……」

 そんな思い出がよみがえった方は、ぜひアンケートにご協力ください!

アンケートはこちら

※回答期間は2019年1月24日(木)23時59分送信分まで