基本プレイ無料の『World of Tanks』(以下、WoT)は、最大15対15の戦車戦を楽しめるオンラインタンクバトル。誰でもサクッと遊べる簡単なゲームでありながら、じっくり遊ぶと奥が深いゲームシステムが『WoT』の特徴だ。今回の記事では、まだ『WoT』をプレイしたことがない読者のために、本作の魅力をわかりやすく紹介する。まだ『WoT』をプレイしたことのないゲームファンのみなさん、2019年は『WoT』を初めてみてはいかがでしょうかっ!?
現在多くのゲームが“基本プレイ無料”を謳っているが、『WoT』はその先駆けとも言えるゲーム。開発元のWargaming.netが『WoT』を世に送り出したのは2010年。そして、その2年後の2012年に、日本での正式サービスが始まった。『WoT』は2010年からいままで、ずっと基本プレイ無料を貫き続けている。
『WoT』のおもな課金要素は、“プレミアムアカウント”と呼ばれるサービスと、ゲーム内クレジットでは入手不可能な“プレミアムタンク”くらい。そのほかは無課金プレイヤーも課金プレイヤーも同じだ。
ひとつめに挙げた“プレミアムアカウント”は、戦闘終了時に得られる経験値とゲーム内クレジットが多くもらえる権利。簡単に説明すると“月額会員”とか“WoTファンクラブ”のようなもの。急いで経験値とクレジットを貯めたい人は加入すればいいし、ゆっくり遊びたい人は無課金プレイヤーのままでもいい。まずは無課金で遊んでみて、必要と感じたタイミングで入ればいいだろう。なお、プレミアムアカウントは最低1日から購入でき、30日分まとめて購入すると1234円。安いっ!
そしてふたつめの“プレミアムタンク”は、ゲーム内クレジットでは絶対に入手できない特殊な戦車たち。そんな説明を聞くと「そういう戦車って、どうせ強いんでしょ?」と思う読者が多いだろうが、『WoT』に限っては真逆! プレミアムタンクはクセの強い戦車が多く揃っているので、むしろ初心者には扱いにくい性能のものばかり。いきなり購入すると、戦果を出す前に撃破されてしまうかもしれない。例外もあるため一概には言えないが、しばらくはゲーム内クレジットで購入できる戦車を使って、戦車の操作とゲームシステムを把握してから購入を検討すべきだ。
『WoT』最大の魅力と言っても過言ではないのが、登場する500輌以上の戦車たちだ。これらはすべて、実在した戦車か、生産予定だった計画戦車だけ。ロケットで空を飛ぶ戦車やロボットに変形する戦車のような架空の戦車は一切登場しないので、『WoT』は世界中のミリタリーファンに愛されている。
登場するすべての戦車は、“軽戦車”と“中戦車”、“重戦車”、“駆逐戦車”、“自走砲”の5種類に分類される。各車種は得意とする戦術が異なるため、プレイヤーは自分のプレイスタイルに合わせて自由に戦車を選べばいい。そして、登場する国家は現在11ヵ国。戦車大国のソ連やアメリカ、ドイツのほかに、スウェーデンやポーランド、チェコスロバキアなども用意されている。もちろん、我らが日本も選べるのが嬉しい。
また、登場する500種類の戦車は、“Tier(ティア)”と呼ばれるランクに分けられている。Tierは戦車の強さを10段階に分類したもので、同じTierの戦車は、だいたい強さも同じということ。対戦時には近いTierの戦車しかマッチングされないため、絶対に勝てない相手とは戦場で会わないゲームシステムになっている。
前述した通り、『WoT』は日本国内で7年以上の実績があるゲーム。これまでに数えきれないほどのアップデートやバランス調整、新戦車の追加が繰り返され、大勢のプレイヤーを満足させ続けてきた。もちろんアップデートは現在でも頻繁に行われており、そのつど絶妙なバランス調整が施されている。『WoT』未体験の読者が一度プレイすれば、なぜ『WoT』が長年遊ばれ続けているかが理解できるはずだ。
そしてもうひとつ、プレイヤー人口の多さも『WoT』の魅力。『WoT』はゲームの性質上、多くのプレイヤーがいないと試合が始まらないが、『WoT』は深夜帯でも短時間で相手が見つかるのが嬉しい。夜中まで勉強や仕事をしていて、寝る前に一試合だけ遊んでから寝たい……なんてときも『WoT』は最適だ。
2010年にロシアでサービスが始まった『WoT』は、2018年4月に全世界同時に超大型アップデート“1.0”が実装された。このバージョンを端的に説明すると、グラフィックが刷新された新しい『WoT』。Wargaming.netがこのバージョンにかけた想いは過去のアップデートは明らかに異なっており、なんと『WoT』専用のゲームエンジンまで自社開発してしまった。しかも、驚くべきことにゲームの操作性やマシンにかかる負荷は変わっていない。クライアントをインストールし直すだけで、グラフィックやサウンドが実写映像並みにリアルになった。
いまから『WoT』をプレイすると、誰もが“1.0”のバージョンで遊べる。クライアントをインストールする際は、非力なPCでも遊べる“SD”と、より高精細な“HD”を選択可能なのも嬉しい配慮だ。
戦車の操作はとても簡単。車体の移動は“WSADキー”で、砲塔の回転と主砲の砲撃はマウスだ。これだけ知っていれば基本的にゲームをプレイできるが、さらに細かな操作やゲームシステムを覚えると、より有利に戦えるようになる。そのなかでもっとも有効なのが、“砲撃/防御”と“発見/被発見”のシステムだ。
まずは砲撃と防御を説明。すべての戦車は車体の部位ごとに装甲板の厚さが設定されており、薄い箇所は弾が貫通しやすく、厚い箇所は貫通しない。また、被弾したときの判定は弾の威力だけでなく、飛んできた角度も考慮されるため、車体の向きを考えながら戦うことが重要になってくる。垂直な装甲を斜めにすると敵の砲弾を跳弾させられる場合も多いので、敵と撃ち合っているときは意識して戦うと被害を最小に抑えつつ、敵を撃破できるようになる。
砲撃と防御以上に重要なテクニックが、視界の概念だ。すべての戦車は視界が設定されていて、その範囲内の敵を発見できる。味方の誰かが敵を見つけた場合、その情報はチーム内で共有されるため、前線での索敵がとても重要になってくる。この仕事を担うのが、視界の広い“軽戦車”と呼ばれる戦車だ。敵の位置を自軍後方に待機している駆逐戦車や重戦車に知らせると、仲間が強烈な一撃で仕留めてくれるかもしれない。自分が一発も砲弾を撃たずにチームを勝利に導けたときは、仲間から称賛されること間違いなし!
“オンライン対戦ゲーム”と聞くと、他人とのコミュニケーションや、プレイするまでの面倒な準備を想像してしまう人もいるかもしれない。そういうゲームは、時間がなかったり疲れているときはやりたくない! でも、『WoT』ならご心配なく。
『WoT』の対戦は、クライアントを起動して自分の戦車を選んだら、画面上部の“ランダム戦”をクリックするだけ。あとはしばらく待っているだけで、同じくらいの強さのプレイヤーを集めた15対15の試合が始まる。
両軍のプレイヤーが揃ったら、マップとルールが画面に表示されるのだが、どのルールでも敵を全滅したチームの勝利。乱暴に説明をすると、とりあえず敵チームの15輌を撃破すればいいってこと。ルールは遊んでいる内に覚えるので、初めはあまり気にせず気楽にプレイしてみよう。
そして『WoT』のゲーム中のチャットは、一般的なマルチプレイゲームに比べると会話は少ない。もちろん、指示を出したほうが味方と連携が取れるけど、みんな自分の戦車の操作で忙しいので、乱戦中はあまりチャットは行われないことが多い。どうしても指示を出したい場合は、“Zキー”を押して“ラジオチャット”を表示させよう。この機能を使えば“攻撃せよ”や“陣地を守れ”などの指示を瞬時に出せるので、困ったときに便利だ。
2019年1月14日までの期間、『WoT』内でさまざまなゲーム内アイテムやクレジットなどがもらえるキャンペーン“ホリデー作戦2019”が行われている。戦えば戦うほど報酬が豪華になるので、期間中にできるだけ多くのミッションを達成しよう。ただし、参加するにはTier4以上の戦車が必要。『WoT』を始めたばかりのプレイヤーは、同じ戦車を使い続けて、まずはTier4戦車まで開発を進めるべきだ。
※ホリデー作戦2019公式サイト
https://worldoftanks.asia/ja/holiday-ops/
駆け足で『WoT』の魅力を紹介してきたが、みなさんに伝えたいことはただひとつ。「とっととインストールして起動せよ!!」これだけ。
HDDの空き容量がない場合は、2018年下半期に起動してないゲームを消せばいい。どうせやらないんだから! 『WoT』は無料なので、とりあえず遊んでみて、肌に合わなかったら、そのとき考えればいいんです。ということで、インストールするときは下記の招待コードを使ってレッツバトル! このコードを使用すると、特典で3日分のプレミアムアカウントと、プレミアムタンク“M3 Light”、500ゴールドなどがもらえる。招待コードの使いかたは、下記アドレスまで。読者のみなさん、戦場で会いましょう!
●招待コード
JOINWOTNOW
●招待コードの使いかた
https://worldoftanks.asia/ja/content/guide/general/invite/
●招待コードの特典
M3 Light (USSR) + 熟練度100%搭乗員 +ガレージ
プレミアムアカウント3日間
500ゴールド
50,000クレジット
1時間クレジット+50%ブースター
1時間経験値+100%ブースター
※本コードの使用期限は2月28日(木)までとなっております。