2019年1月にMBS/TBSドラマイズム枠にて放送予定の、『ドラゴンクエストX』をモチーフにしたドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』(原作:金田一蓮十郎 掲載『ヤングガンガン』 スクウェア・エニックス刊)に出演する、本田翼さんと岡山天音さんにインタビュー!

 2019年1月にMBS/TBSドラマイズム枠にて『ドラゴンクエストX』をモチーフにしたドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』(原作:金田一蓮十郎 掲載『ヤングガンガン』 スクウェア・エニックス刊)が放送予定。

 本作は、オンラインゲーム『ドラゴンクエストX』を通じて知り合った男女の物語。ゲーム内で女子キャラクター・パウダーに扮して過ごしていた超奥手男子の“さつきたくみ”が、仲よくなった男子キャラクター・ゴローをひょんなことからルームシェアに誘う。しかしゴローの正体は、イメージとは正反対なギャル系女子の“おかもとみやこ”だった…! そして、2人は現実世界でシェアハウスを始めることとなり……!? といった、ドラゴンクエストプレイヤー同士のまさに“パルプンテ”なシェアハウス生活を描くラブコメ作品。

 そんな本作の主演を務める、たくみ役・岡山天音さんと、みやこ役・本田翼さんにドラマの見どころ、『ドラゴンクエストX』についてなどをインタビュー。インタビュー中も仲がよく、楽しそうにお話していたおふたりのやりとりを、ぜひご覧ください!

本田翼(ほんだつばさ)

女優・モデルとしてテレビドラマや雑誌で活躍。『ドラゴンクエスト』が大好きで、『ドラゴンクエストX』のプレイヤーでもある。本作のヒロイン・おかもとみやこを演じる。

岡山天音(おかやまあまね)

俳優として、数多くのテレビドラマや映画に出演。本作の主人公・さつきたくみを演じる

――本作の出演が決まったときの率直なお気持ちと、まわりの反応をお聞かせください。

岡山 僕は金田一蓮十郎先生の『ジャングルはいつもハレのちグゥ』などを読ませていただいていて、作品が大好きだったので、とてもうれしかったです。ミーハーのような気持でもあり……(笑)。ふだん連絡がないひとからの反応があったり、ほかの現場で「『ドラゴンクエストX』を5年くらいやっているんですよ」と声を掛けられて、『ドラゴンクエスト』の話で盛り上がったりもしましたね。改めて、ゲームも原作も、たくさんのファンから愛されている作品なんだなと感じました。

本田 私も小学生のときに『ジャングルはいつもハレのちグゥ』を読んでいて、金田一先生のファンだったので、子どものころから好きだった作家さんの作品に出演できるのは本当にうれしかったです。しかも、大好きな『ドラゴンクエストX』の作品で、原作のマンガ『ゆうべはお楽しみでしたね』も楽しみに読んでいて、“最強の組み合わせ”な作品だなと。とても光栄です!

――では、本田さんが演じるみやこと、岡山さんが演じるたくみの役柄を教えてください。

本田 みやこはネイルサロン勤務で、分かりやすい表現をすると“ギャル”なんですが、どっちかといえば“ハデ目なお姉さん”といった感じですね。ゲームが大好きで、ひょんなことがキッカケで、たくみさんと同居することになる女の子。見た目に反して、中身はしっかりとした社会人なので、見た目と中身のギャップを楽しんでもらいたいです。

岡山 たくみは学生時代からいろいろなできごとがあり、人とのコミュニケーションをとること、とくにみやこさんのような派手めの女性と接することが苦手な男性です。勤務先はアニメイト。『ドラゴンクエスト』が大好きで、「きっといままで、ひとりで生きてきたんだろうなぁ」という感じですね。

――そんな役を演じる中で、意識したことはありますか?

本田 ふるまいに関しては、見た目はハデなんですが、中身はふつうの女の子なのでとくに意識せずに演じられました。外見についてはメイクの練習などをしましたね。

――“ギャル”とのことで、口調やセリフも強い感じに?

本田 強くなかったですよね……?

岡山 え、けっこう強くなかったですか? 「きもーい」とか言われたり……。

本田 えーっ!(笑)  でも「きもーい」の言いかた、すごくやさしくなかった?

岡山 やさしかったですね(笑)。たくみは、皆さんのまわりにもよくいるようなタイプの人間なので、できる限りシンプルに、丁寧に演じることを心掛けています。そして、僕はふだんあまりゲームをすることがなかったので、役作りのために『ドラゴンクエストX』をプレイするところから始めました。

――オンラインゲームをプレイするのが初めてとのことですが、いかがでしたか?

岡山 『ドラゴンクエストX』では、ほかのプレイヤーに“いいね!”をできる機能があるのですが、たくみと同じく僕自身も人見知りなので、“いいね!”をしてもらったときに“いいね!”を返して、走って逃げちゃったり……(笑)。あまり、まわりのプレイヤーには声を掛けられなかったです。大勢でワイワイとプレイしている人はとても楽しそうでした。

――本田さんはもともと、オンラインゲームがお好きだったんですよね!

本田 そうです! 私は『ドラゴンクエストX』が大好きで! やり込んでいたゲームなので、楽しさはよく知っています。

――それを岡山さんに伝授したりは……?

本田 いやー、岡山さんはほんっとうに人見知りなんです! 最初のころは、本当に会話がなくて。がんばって話しかけたりしたのですが、続かず……(笑)。

岡山 でも、オンラインゲームについては本田さんからお話を伺っていましたよ! 『ゆうべはお楽しみでしたね』で、たくみとみやこはルームシェアをするのですが、そういう話もフィクションでしかないと思っていたんです。でも、実際にゲームを通じてご結婚された方もいらっしゃるみたいで、聞いていて興味深かったですね。

――そのようにいろいろな楽しみかたがある『ドラゴンクエストX』ですが、本田さんはどのコンテンツがお好きなのですか?

本田 エンドコンテンツですね。ストーリーをクリアーしたり、レベリングなどが終わったあとのコンテンツなのです。とくに思い入れがあるのは、“レグ”(※)ですかね~。最初の“常闇の聖戦”(※)のモンスターだったので。

※レグ……常闇の竜レグナード

※常闇の聖戦……バージョン3.1後期で実装された、ゲーム内でもとくに強力なモンスターとバトルできるコンテンツ。モンスターごとに強さがI~IVまでの4段階あり、IVは実装当時は、相当やり込まないとクリアーは難しいとされていた。現在は、常闇の竜レグナード、ダークキング、海冥主メイヴが実装済み。

――つよさはどのくらいまでクリアーされたのですか?

本田 IVまでクリアーしました!

――最高難度ですね、すごい! ほかのプレイヤーの方とコミュニケーションをとられたりもするのですか?

本田 はい! ゲーム内では本田翼だとは言っていないのですが、『ドラゴンクエストX』内ではフレンドがわりと多めですね。

岡山 すごーい!

本田 ゲームでのコミュ力は高いみたいです(笑)。

――もしも、オンラインゲームで“中身は知っているけれど外見はしらない、初めは同性だと思っていたけれど、異性だった”みたいな出会いがあったらどうしますか?

岡山 実際の同性の友だちでもルームシェアできないタイプなので、難しそうですね……。

本田 まず、会う前に名前と住所を、確認しますよね!?(笑) 名前を見て男性だと思ったらやめます! いや、でも私の名前もどちらかわからなさそう……、ちゃんと性別も聞く!

――本作は、U-NEXTで外伝が配信されるとのことですが、本編とは違うその魅力をお教えください。

本田 私はドラマ本編ではできなかった“やってみたかった夢のこと”と言う感じの話に挑戦してみました。“『DQ』クッキング”と言って、『ドラゴンクエスト』のモンスターを使って料理を作る、みたいなことをさせていただいて! 素材もモンスターなんですよね。キメラの肉を使ったりとか……! 『ドラゴンクエスト』ファンの方にはとくに楽しんでいただけると思います。

岡山 ドラマ本編は間口が広く、おもに人間関係が描かれていたり、『ドラゴンクエスト』を知らない人にも親しんでもらえる内容になっています。外伝はどちらかというと、マンガ原作にもあったような、“コロシアム”や、“七不思議”、“オフ会”のエピソードなどのネタが盛り込まれていて、濃い内容になっていますので、原作のファンの方に、もっと楽しんでいただけるのではないかと思っています。

――『ドラゴンクエスト』で、好きな“じゅもん”はありますか?

本田 私は定番ですけど“ルーラ”ですね。岡山さん“ルーラ”わかります?(笑)

岡山 わかりますよ! 移動できる“じゅもん”ですよね。

本田 そう! このあいだの撮影で移動時間がものすごく長くて。私は切実に「“ルーラ”したい」と思いました……。移動の時間がなくなるだけで、幸せになれますよね。岡山さんは?

岡山 うーん……。やっぱり“ルーラ”、いいですよね。

本田 ダメ!(笑)

岡山 じゃあ、何が起こるかわからない“パルプンテ”!

本田 “リレミト”は? 洞窟とかから脱出できるの。つらいときとか追い詰められたときのために……。

岡山 僕、どういうイメージなの!? じゃあ、リレミトで……。

――(笑)。いまのやりとりを聞いていても、おふたりがとても仲がよさそうに感じるのですが、最初に出会ったときの印象と、いま抱いている印象をお聞かせください!

本田 うーーーーん…………。え、なんで笑ったの?(笑った岡山さんを見て)

岡山 えっ、印象忘れたんですか!?(笑) 僕の印象はまず「あっ、本田翼だ!」でしたね。

――そうなりますよね!(笑)

岡山 最初は勝手に身構えちゃって、緊張していましたね……。撮影ではふたりのシーンが多いのですが、僕がコミュニケーション能力に難があるので、とにかく話しかけてくださって、話を広げていただいて、たいへんお世話になりました。

――いまは身構えずにお話しできますか?

岡山 まだ緊張しますね……。でも、そう考えると本当に、たくみとみやこの役に近いかもしれないです。たくみが最初にみやこさんに抱いていた感情から、みやこさんの優しさに触れてどんどん心を開いていくといった感じで。

――潜在的に、おふたりはたくみとみやこだったんですね。

岡山 僕の本田さんへの印象は、“別世界の人”といった感じなんです。とても華やかで。

本田 そんな風に思ってたんだぁ……。私は以前同じことを聞かれたんですけど、「おもしろそう」、だったかな?

岡山 いや、最初は「やさしそう」。途中から「マイペースそう」。

本田 なんで知っているんですか!?

岡山 以前聞かれたときに、いっしょにいたからですよ! 最後は「宇宙人みたい」。

本田 そうみたいです!(笑) 岡山さんは、久しぶりに会うと距離が開いちゃって、関係値がゼロからになっちゃうんです。打ち合わせで会っても目を合わせてくれなくて。「また取材とかあるのに~!」って(笑)。

――たくみは女性にトラウマがあるというキャラクターですが、おふたりにはトラウマはありますか?

岡山 僕はたくみに近いのですが、昔女子によく「○○に似てる」って言われて、それが嫌でしたね。たとえば、よくて“ウーパールーパー”。あと、“クワガタ”とか、漢数字の“二”とか、漢字の“谷”とか。

本田 私は、街で歩いているときの勧誘などが怖かったですね……。そういう出来事から、知らない人に話しかけられるのが苦手になっちゃって。

――オンラインゲームでは、知らない人と話すのも怖くないですか?

本田 ゲームだったら大丈夫! こんな安全な世界ないってくらい!(笑)

――『ドラゴンクエストX』では、どうやってほかのプレイヤーさんと知り合うのでしょうか?

本田 あるんですよ、出会いの町みたいなものが! “ジュレ1”(※)っていう場所があって、そこに行けば、人が集まっているんです。そこにいたり、ほかには“グレン1”では、チーム(※)を募集していたりするので、そこでチームに入ったりしますね。

※ジュレ1……“ジュレットの町”のサーバー1のこと。『ドラゴンクエストX』にはサーバーが40個あり、自由に移動ができるのだが、その中でも人が集まりやすいのがサーバー1になる。グレン1とは、同様に“グレン城下町”のサーバー1。

※チーム……プレイヤーが作れるグループのこと。チームに入れば、メンバーとおそろいのデザインの服が着られたり、チーム内でチャットができたりする。

――原作マンガファンの方に向けて、ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』の魅力をお教えください。

岡山 原作のカラーはしっかりと残しつつ、『ドラゴンクエスト』を知らない方にも、“恋愛ドラマ”、“ヒューマンドラマ”として楽しんでもらえるのではないかと思います。原作からドラマへの落としどころが僕は好きです。

本田 原作に忠実である点がポイントでありつつも、原作より人間ドラマに寄った楽しみかたもできます。また、台本を読んで思ったのが“悪い人がいない物語”だということ。みんな根がやさしく、個性がつよいステキな人たちなので、見た人の疲れなどを癒してくれるような作品になっていると思います!

――そんなステキな人たちがたくさんいる作品とのことですが、最後に先日発表された、キャストの皆さんとの撮影のエピソードなどがあれば教えてください。

岡山 たくみの職場であるアニメイトの店長・大仁田を演じる“マモさま”(宮野真守さん)ですね。実際の撮影期間は2日間だったのですが、2日間と感じられないくらい、印象に残っています。マモさまはアドリブが本当にすごくて、台本を読んだときよりも何層も役が大きく広がっていて。撮影中は笑いが絶えなかったですね。後輩の店員・外山役のゆうたろうくんも個性的で、お芝居をするのが毎日、本当に楽しかったです!

本田 みやこが務めているネイルサロンシーンの撮影現場では、店長を演じる芦名星さんがお姉さんのような雰囲気で現場を引っ張ってくださりました。後輩役のあのさんは、なんというか言い表せない独特な空気があって、いっしょに演技していてすごく楽しかったです。出演者の方々含め、みどころがたくさんある作品なので、ぜひ楽しんでください!

【ドラマ情報】
ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』

MBS:2019年1月6日より毎週日曜深夜
   初回放送は25:20~
TBS:2019年1月8日より毎週火曜深夜
   初回放送は25:33~

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