注目の新チャプターの魅力を紹介
『Dead by Daylight(デッド バイ デイライト)』のプレイステーション4用の公式日本版のパッケージ用ソフトが、3gooより2018年11月29日に待望のリリース。その発売を記念して、2018年12月9日、秋葉原のアキバ by WonderGOO / SHINSEIDOにて、デモプレイを公開するスペシャルイベントが、3gooと開発元であるBehavior Interactiveの合同企画により開催された。その模様をお届けする。
『Dead by Daylight』は、世界累計500万本以上の販売実績を誇る対戦型ホラーサバイバルゲーム。キラーと呼ばれる殺人鬼ひとりと、キラーから逃げながら脱出を試みるサバイバー4人に分かれ、“殺戮場”と呼ばれるフィールドで壮絶なバトルをくり広げる。
イベントでは冒頭、正式リリースが決定した新チャプター“DARKNESS AMONG US”の概要が、MCより紹介された。実装される新キラーの“ザ・リージョン”はティーンエージャーの不良集団で、俊敏な動きが特徴。新サバイバーのジェフ・ヨハンセンは、肉フックからうまく逃げだせたり、キラーから見つかりにくいという特徴があるようだ。また詳細は明かされなかったが、新マップの名称は“MOUNT ORMOND RESORT”となる。
プロゲーマーが白熱のデモプレイを披露
続いてはイベントの目玉である、新チャプターのデモプレイコーナーに。プレイに参加するのは、プロゲーマーのスモモ選手(DetonatioN Gaming所属)と、開発スタジオであるBehavior Interactiveのゲーム・ディレクター、マシュー・コート氏だ。サバイバーのスモモさんが、マシュー氏が操るキラーの手から見事脱出できるのか、挑戦することになる。ちなみに仲間サバイバーの3人は、同じくBehavior Interactivelのスタッフが担当した。
1回目のデモプレイでは、スモモ選手が新キラーの動きにとまどいながらもなかなかの立ち回りを見せて、キラーの攻撃をしのぐ。何度かフックに釣るされるも、仲間サバイバーのサポートもあり、なんとかゲートの開錠に成功。4人全員で脱出できた。
しかし続く2回目では、“ザ・リージョン”がその本領を発揮。スモモ選手も倒され、脱出はひとりのみで、キラー側の勝利という結末に。
プレイを終えてマシュー氏は、「最初はやさしく、2回目はもう少しレベルを上げてプレイしました(笑)」とコメント。会場も笑いに包まれたなか、デモプレイは終了となった。
デモプレイを終えたすもも選手のコメントは以下の通り。
「今日は思っていた以上にたくさんのファンの方が会場に来てくれてびっくりしました(笑)。しかもフレンドリーな人たちが多く、掛け声をもらったりしてすごく心強かったです。
新キラーについては、かなりテクニカルなキャラクターだなという印象を覚えましたね。今回、ともにサバイバーとして戦ったBehavior Interactiveの開発チームの皆さんは、すごく協力的でした。回復を手伝った後に行うしゃがみ押しのアクションなど、ファンの間での暗黙のルールのような動きについて彼らが実践しているのを見て、 日頃からファンのことをよく見ている人たちなんだというのがよくわかりました」
今後の展開が垣間見えた質疑応答
イベントは最後に、質疑応答コーナーとなり、来場者の質問にマシュー氏が直接返答。以下、質疑応答のおもな内容を、リポートの締めくくりとして紹介する。
――映画とのコラボも、よくやってますよね。今後も何かコラボの予定はありますか?
マシュー やりたいとは思っていますが、いまお聞かせできるものはありません。機会があれば、ぜひやりたいですね。
――コラボでのスキンなどの予定はいかがでしょうか?
マシュー ライセンスの問題もありますが……いま準備しているところです。
――公認配信者の募集をやられていたと思いますが、日本からの選考にも期待していいのでしょうか?
マシュー 日本のユーザーは増えてきていますし、重要です。ぜひ参加してください。
――プレイステーション4版とPC版がクロスマッチする予定はあるのでしょうか?
マシュー 難しく、簡単には解決できない問題だと思っていまして、いまのところは予定はないです。
――日本をフィーチャーした、キラーであったりサバイバーであったりマップであったり、そういうコンテンツの予定はありますか?
マシュー 伝説的なタイトル、ストーリーを使うようなことを、いま企画しています。まだ発表はできませんが。
――独自のサーバーでサービスを展開していくという発表も以前ありましたが、日本にサーバーが設置されることはあるのでしょうか?
マシュー 目的はいい環境でのプレイです。必要となれば、検討させていただきます。