2018年11月3日、千葉・幕張メッセにて、Nintendo Live 2018東京大会が開幕した。Nintendo Live 2018は、2018年11月3日~4日に東京大会、2018年11月23日~24日に京都大会が開催予定の、任天堂の人気タイトルのゲーム大会が集結した一大イベントだ。
初日となるこの日は、『ARMS』一般部門、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、『スマブラSP』)小学生以下部門、『マリオテニス エース』一般部門、スプラトゥーン甲子園関東地区大会DAY1が行われた。
本稿では、おもにメインステージの模様を中心にリポートをお届けする。ただし、『スマブラSP』ディレクターの桜井政博氏自身によるプレゼンテーションの模様と、『スマブラSP』試遊リポートについては、のちほど改めてお伝えする予定だ。








ゲーム大会は観戦初心者向けの配慮も
イベントのメインであるゲーム大会は、各タイトルごとのブースにて、抽選で選ばれた出場者たちによる予選を実施。これを勝ち抜いた猛者たちが、メインステージで優勝をかけて戦う流れで行われた。一般部門は全国決勝大会への出場権もかかっており、勝ち抜いた上位2名は、京都大会で行われる全国決勝大会への切符を手にすることとなる。
Nintendo Liveで非常に特徴的だったのが、試合実施の前に、各タイトルについて丁寧な説明が行われたことだ。この日は、お笑い芸人のロバート・山本博さんと、インパルス・板倉俊之さんをゲストに招き、初心者である彼らにレクチャーする形で、各タイトルの基本を解説。観客や配信を見ている視聴者に、試合を楽しむために必要な知識をしっかり説明したうえで大会を実況するという、任天堂らしい配慮に満ちた流れで進められていった。


『ARMS』一般部門は、過去の大会やオンラインランキングで実績のあるトッププレイヤーが数多く参加。非常にハイレベルな戦いの末、プロゲーマーチーム Detonator所属のShateau選手が優勝。Shateau選手と準優勝のジン選手が、全国決勝大会への出場権を手に入れた。

『スマブラSP』は小学生部門が実施。なんと本作のディレクター桜井政博氏が解説を務め、新情報を交えながら戦いのポイントをわかりやすく説明してくれた。





『マリオテニス エース』の大会にも、やはり実績ある選手たちが多数登場。激戦を制したのは、ヨッシー使いのしろま選手。準優勝のまーくんAce選手とともに、全国決勝大会への出場権を入手した。




初日から見どころ盛りだくさんだったNintendo Live。2日目の2018年11月4日には、『スマブラSP』一般部門、『ARMS』小学生部門、『マリオテニス エース』小学生部門、スプラトゥーン甲子園関東地区大会DAY2が行われる。入場無料のイベントなので、興味を持った人は、ぜひ幕張メッセに足を運んでみてほしい。また、イベントの模様はニコニコ生放送でも配信されるので、現地に行けない人は、配信でチェックするといいだろう。
また初日の模様も、ニコニコ生放送でタイムシフト視聴可能だ(http://live.nicovideo.jp/gate/lv316356492)。