2018年10月20日、東京・品川で、ネクソンが提供するPC用2DオンラインアクションRPG『メイプルストーリー』のオフラインイベント“Maple Party 2018”が開催された。
会場のステージイベントは2部構成。第1部のスタートは、YouTubeなどで人気のヒューマンビートボックス奏者・Daichi氏によるスペシャルライブが飾った。
スペシャルライブに続いて、ステージ上にはゲームキャスターの岸大河氏と本作でカデナを演じる声優・大空直美さんが登場。さらに『メイプルストーリー』日本運用チームから細田光氏が登壇し、さっそく最新のアップデート情報を紹介を行った。
『魔法陣グルグル』コラボが11月7日(水)より開始!
何もかもがユルい少年勇者と伝説の魔法“グルグル”を受け継いだ恋に恋する少女のドタバタ冒険劇『魔法陣グルグル』との、コラボイベント開催が発表された。アニメキャラクターと楽しめるさまざまなイベントに加え、毎日遊べるコンテンツも用意されるようだ。
『魔法陣グルグル』を代表するギャグキャラ“キタキタおやじ”が毎日出現するイベントでは、細田氏いわく「すごいビッグなおやじが出てきます」とのこと。一体どういうことなのか……?
冬の大型アップデートで、ついに決戦開幕!
今冬のアップデートでは、プレイヤーたちにはおなじみの強大な敵“暗黒の魔法使い”と決戦のときを迎えることになる。
この決戦のために、魔法使いが世界を滅ぼそうと動き出したことを察知した“シグナス”をはじめ、さまざまな英雄が集結する。
決戦中、ゲーム内では全ワールドによる協力システム“運命の旅”が実装される。決戦にまつわる冒険をプレイヤーたちがこなすことで“願い”が集まり、討伐へと近づいていくとのこと。
願いはサーバーごとの集計ではなく、全ワールドの累計となるため、まさに全プレイヤーの協力が必須となるようだ。
そうして願いを集めようとするプレイヤーの前には、新たなボス“真ヒルラ”が立ち塞がる。死霊術で“スウ”や“デミアン”といった別の強力なボスを呼び出すほか、画面全体を襲う強力な攻撃なども駆使する、いままでのヒルラよりもはるかに手強い相手となっている。
さらに、暗黒の魔法使いも決戦序章からボスとして登場する。多彩な攻撃パターンを持っているボスのようだ。
ムービーではその攻撃の一部として、先端に刃を付けた鎖での攻撃や、ステージ全体を覆うブラックホールでの攻撃が紹介され、会場からはどよめきが起こっていた。
キャラクター強化アップデートで、新規プレイヤー参入のチャンス!
強大な暗黒の魔法使いに対抗するための新システムとして、“連合システム”が登場する。
その一環が“連合スキル”システム。期限付きの強力な称号や、ボスコンテンツでのメリット、5次職キャラクターを強化する“アーケインシンボル”の追加メリットなど、さまざまな特典が得られるスキルが56種類も用意されている。
ほかに“補給所”というコンテンツも用意されている。ストーリーを進めることで、さまざまなアイテムを得られるシステムとのことだ。ただし、連合システムはあくまで暗黒の魔法使いに対抗するためのものなので、期間限定のコンテンツとなる点には注意してほしい。
キャラクター強化要素はほかにもあり、すべての職業に新規の5次スキルが追加される。その一部がムービーで紹介され、会場は大いに盛り上がった。
キャラクターのレベルアップへの支援としては、おなじみの“メガバーニング”イベントが開催……と思いきや、今回はさらにグレードアップした“テラバーニング”イベントが開催される。
従来の120レベルではなく、200レベルまでのキャラクターがお得なバーニングの対象(※)となる。5次転職の前提クエストで面倒な神官たちを倒す必要がなくなるなど、5次職になりやすい環境となる。
(※バーニング:対象に設定したキャラクターのレベルアップスピードをアップさせるイベント)
このバーニングイベントに合わせて、新たに“バーニングワールド”が登場する。この新規ワールドでは上記のテラバーニング対象となる1キャラクターに加え、追加の2キャラクターをメガバーニング状態で作成できる。
成長を助ける独自のメリットがあるのに加え、ワールド設置期間終了後には、任意のワールドへキャラクターを移住させることができる。
そうなると気になるのは各ワールドでのキャラクター所持数の上限だが、こちらは現在協議中。
冬アップデートの実装日は2018年12月12日(水)予定。一部のコンテンツは12日以降に順次実装となっていくとのことだ。
ステージもロビーも始終ファンの熱気で埋め尽くされた!
ステージ第1部終了後には、30分の休憩時間を挟んで、第2部が開催。長めの休憩時間には、各ワールドのプレイヤーに用意された名刺を交換したりなど、ファン同士の交流が大いに盛り上がっていた。
ロビーに負けじと、ステージ上のイベントも盛況だった。ステージ第1部の最後に発表されたアンケート結果と、“椅子デザインコンテスト”のグランプリ発表では、アイデアひとつひとつに大きな歓声が上がった。
今年は『メイプルストーリー』15周年ということで、ステージ第2部の冒頭では、動画投稿者からのお祝いメッセージがステージに届けられた。投稿者の皆さんは本作の懐かしい思い出のほか、最近投稿した『メイプルストーリー』の動画などについても語ってくれた。
幕末志士(左写真)のおふたりをはじめ、はりーシ氏(中央写真)、ひろゆき氏(右写真・左)、ひげおやじ氏(右写真・右)からのお祝いメッセージが寄せられた。
ほかにも豪華景品が用意された“メイプルクイズ カオスモード”や“プレミアム抽選会”が開催され、会場では一喜一憂する来場者の声が始終絶えなかった。
ステージもロビーも熱気に包まれ続けた今回のオフラインイベント。ロビーの交流スペースは、時間いっぱいまで歓談を楽しむプレイヤーたちの姿が多く見られた。
この熱気が秋冬のゲーム内イベントにも注がれるであろうと考えると、いまから決戦の模様が楽しみでならない。プレイヤーの皆さんは公式サイトなどで情報を確認しつつ、そのときに備えておいてほしい。