爆破に斬撃、ビームまで!? スキル攻撃が斬新で楽しいAC『ボンバーガール』試遊リポート&KONAMIスタッフのミニインタビューをお届け!

2018年8月18日、東京ミッドタウンにてKONAMIの最新作アーケードゲーム『ボンバーガール』の“稼働直前!プレミアムイベント”が開催された。実際に体験を行ったライターによるインプレッションとKONAMIスタッフのインタビューをお届け。

 2018年8月18日、東京ミッドタウンにてKONAMIの最新作『ボンバーガール』の“稼働直前!プレミアムイベント”が開催された。

 このイベントでは来場者の中から抽選で選ばれた32名によるチーム対抗の大会が行われたほか、大会終了後には新キャラクターや稼働後のイベント情報などが公開され、大いに盛り上がった。

AC『ボンバーガール』と『クイズマジックアカデミー MAXIVCORD』がコラボ決定! PC版の制作も! プレミアムイベントで発表された新情報まとめ

2018年8月18日、東京ミッドタウンにてKONAMIの最新作アーケードゲーム『ボンバーガール』の“稼働直前!プレミアムイベント”が開催された。イベント内で発表された新情報をまとめてお届け。

 さらに、イベント後半には試遊会も開催。本記事では、その様子をお届けする。『ボンバーマン』のゲーム性がベースにありつつも、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)の要素が加わったことで懐かしさと斬新さを同時に味わえる『ボンバーガール』。実際にプレイして分かったその魅力についてご紹介しよう。

『ボンバーマン』で慣れ親しんだ“ボムアクション”と『ボンバーガール』ならではのスキルの組み合わせが楽しい!

 前置きとして正直に書いておくと、本作に関する記者の知識は事前に公式サイトをひと通り見た程度。なので、プレス向けの試遊筐体を準備してくれたスタッフさんが「チュートリアルはスキップしてください」と仰られたときには、表情を必死にキープしながら内心で焦っていた。

 しかし、そんな焦りは杞憂だった。ブロックのそばにボムを置いてブロックを破壊し、出てきたステータスアップアイテムを取って強くなっていく。この基本システムは『ボンバーマン』となんら変わらない。『ボンバーガール』をプレイするのは初めてだったものの、何をすればいいかは身体が理解していた。ひとつのボムで複数のブロックを壊せるように慣れた手つきでボムを配置し、着々とステータスを上昇させていった。

 とはいえ、それは基本的なシステムの話。当然だが本作は『ボンバーマン』ではない。『ボンバーガール』なのだ。その名の通り、キャラクターが女の子だ。めっちゃかわいい。しかも倒されると服がはだける! いっそ倒されたい!?

各キャラクターの通常時(上)と倒されたとき(下)のイラスト。

 ……という話はさておき、冒頭でもお話したとおり、本作は4人対4人のチーム戦で、MOBAの要素を含んでいる。ボムで破壊したブロックからは、ステータスアップアイテムだけでなく、チーム全体のレベルを上げる経験値も出現。これを取ってチームレベルを上げることで、各キャラクターに備わっているスキルを使えるようになる。

 このスキルを使ったアクションがとにかくおもしろい! キャラクターにはそれぞれ“BOMBER”“BLOCKER”“ATTACKER”“SHOOTER”とロールが定められていて、それぞれのロールにあったスキルを使う。たとえば、筆者が使用したオレン(ATTACKER)は、前方にジャンプして周辺にダメージを与える“ダンクブレイド”と、前方に移動しながら大ダメージを与える“リヴォルスラッシュ”が使える。

右下に表示されているステータスアップの限界値がキャラクターによって異なる。

“ダンクブレイド”は、離れた位置にいる敵に攻撃できるのはもちろん、ブロックなどの障害物を飛び越えられるのが非常に強力。ブロックを飛び越えるという光景を見て『スーパーボンバーマン3』のピンクルーイを思い出し、「もしや爆風もジャンプでかわせるのでは……」なんて思ったが、筆者のプレイ中には試せなかった。誰か試してみてほしい。

 もうひとつのスキル“リヴォルスラッシュ”のモーション中には、いわゆる“無敵時間”があるようだ。相手プレイヤーにうまくボムを置かれてしまっても、このスキルを使えば窮地を脱することができるし、相手の施設を攻めるときにも相手の妨害を無視して、やや強引に攻撃できる。
 「人生は戦争だ!」が合言葉のミリタリーボンバーガールだというオレン。キャラクターの設定とスキルの性能がマッチしすぎていて、ちょっと笑ってしまう。この手のゲームはキャラクター選択でまず迷いがちだが、本作では単純にビジュアルや性格で気に入ったキャラクターを選択すると、対戦の役割的にも自分に合ったキャラクターを選べるかもしれない。

ちなみに対戦はちゃっかり記者のいるチームが勝利した。

対戦中&対戦後のコミュニケーションが楽しい!

戦術的な面でおもしろいなと感じたのは、対戦開始前のキャラクター選択だ。プレイヤーそれぞれのキャラクター選択には90秒の猶予が与えられているのだが、その後にさらに30秒間キャラクターを“変更”する時間が用意されている。
 つまり、相手とこちらの構成を見比べて、プレイするキャラクターを変更できるのだ。しかも、おたがいに見せ合ってから変更できるというのがミソで、相手が変更したのを見てさらにその対策となるキャラクターを選択したり、それを避けるために時間ギリギリで変更したりと、対戦が始まる前から高度な読み合いが行われることが予想できる。

「相手にあのキャラがいるならこのキャラを使おう」といった考えかたが可能なので、いろいろなキャラクターを使いこなせると臨機応変に対応しやすい。

“空気を読んだ”のか、8人全員がクロ(BOMBER)を選択した試合も。

 また、来場者の方のプレイを見ていて感じたのは、プレイヤーどうしの声掛けが頻繁に行われているということだ。ゲーム内にも定型文を送りあえるラジオチャット機能が備わっているが、やはり直接言葉にした方が楽だし速い。
 戦術面だけでなく、単純に“つい声が出てしまった”ようなリアクションから会話が発生している場面も見受けられ、“同じ場所でいっしょにゲームを遊んでいる”という雰囲気をひしひしと感じ、これこそアーケードゲームならではのよさだと感じられた。

『ボンバーガール』はなぜ“ガール”なのか!? その理由が明らかに

 試遊の後、会場にいらっしゃったKONAMIの広報および開発スタッフの方々にお話を聞くことができたので、その模様をお届けする。

――『ボンバーガール』はどうして“ガール”になったのでしょうか?

KONAMI その質問はされると思っていました(笑)! “ガール”を押し出すことによってこれまで『ボンバーマン』に触れてこなかった人たちにも『ボンバーマン』の楽しさを広めていけると思ったからです。キャラクター人気もすでにかなりあって、ありがたいことだと感じています。また、コラボがしやすいというのも大きな理由です。ユーザーさんからは、別メーカーさんのタイトルとのコラボもご提案いただいているほどです。実現するかどうかは難しいところですが(笑)。KONAMIの作品で言えば、すでに『ときめきメモリアル』から藤崎詩織が参戦していますし、『クイズマジックアカデミー MAXIVCORD』とのコラボも先ほど発表しました。こうしたコラボは今後も行っていきたいと思っています。

――コラボはやはり“ガール”縛りで行われるのでしょうか。

KONAMI 正直、ちょっとボーイも入れちゃおうかなとも思っています。“ボンバーボーイ”やっちゃおうかなって(笑)。まぁそれは冗談としても、いろいろと可能性が広がっていくような予感はかなりしているので、期待していただければと思います。

――『ボンバーマン』のシステムがベースにありつつ、新たにMOBAの要素も取り入れた作品となっていますが、『ボンバーマン』とMOBAを組み合わせるにあたって気を配ったところはどこでしょうか。

KONAMI:キャラクターごとに異なるスキルを持っているところが『ボンバーマン』とは大きく異なりますので、キャラクター性能のバランスにはかなり気を配っています。移動速度が速いキャラクターもいれば、移動速度は遅いものの遠距離攻撃が可能なキャラクターもいる。いずれかのキャラクターが“強すぎる”状態にはならないようにしつつ、チームバトルを意識したバランス調整をしています。今後も新たなキャラクターを追加していきますが、その新キャラクターによってバランスが崩れてしまわないように細心の注意を払っています。

――とくにスキルの調整について意識されていることを詳しく教えていただけますか?

KONAMI:もちろん自分たちでもテストはしますが、ロケテストなどで実際にユーザーのプレイを見て微調整を重ねています。そのためにKONAMIのアミューズメントタイトル史上いちばん多くロケテストをやったと思います。それくらいバランス調整には力を注いでいます。一部の凄腕プレイヤーは開発陣の想像を超えるようなプレイをしてしまうんですよ(笑)。「まさかそんなことができるとは……」と感嘆しつつ、特定のキャラクターが強くなり過ぎないように微調整を施しています。また、キャラクター単体で調整をするのではなく、キャラクターどうしの相性なども考えて調整をしています。たとえば、オレンの“ダンクブレイド”はブロックひとつ分しか飛び越えられないので、モモコなどを使って要所にあらかじめブロックを生成しておくと侵入を防げます。こうしたキャラクターどうしの相性などを利用し、“チーム戦”としてバランスが取れるように調整を行っています。

――チーム内のコミュニケーションがかなり重要だと感じたのですが、今後ボイスチャットなどを導入される予定はありますか?

KONAMI:いまのところ予定はないです。店内で4人集まって、同じ空間でワイワイ楽しんでいただくのがいちばんだと思っています。

――稼働後のアップデートはどれくらいのスパンで行われる予定でしょうか。

KONAMI:毎月何かしらのイベントはやっていくつもりです。ステージ追加などの大きなアップデートは3ヵ月に1回くらいのイメージで予定していますが、もちろんユーザーさんのプレイ状況を鑑みて、ユーザーさんの速度に合わせて提供していくつもりです。

――キャラクター選択画面で選べないマスが5つほどありましたが、あれは新キャラクターが追加される枠だと考えても……?

KONAMI:お察しの通りです(笑)。

――『クイズマジックアカデミー MAXIVCORD』とのコラボイベントでグリムアロエが使えるようになるとのことでしたが、これはイベント期間が終わっても使えるのでしょうか。

KONAMI:はい。入手したキャラクターはイベント期間終了後も使っていただけます。

――おお、それは『クイズマジックアカデミー』のファンも安心ですね。今後の展開も大いに期待しています!

 すでにユーザーどうしのコミュニティも育ち始めており、今回のイベントに4人揃って応募された来場者の方も少なくなかったという。会場を見回してみても、いっしょにプレイした人たちはもちろん、10人以上が集まって楽しそうに会話をしている様子も見られ、稼働前のタイトルとは思えないほどの一体感を感じられた。

 それにはやはり、『ボンバーマン』という絶大な知名度とプレイヤー数を誇るIPの存在が影響しているのだろう。そして何より、友だちの家に集まって無邪気に楽しんでいたあのころと同じく、仲間どうしで気軽にワイワイ楽しめるゲーム性をユーザーがしっかりと受け止めている結果だ。

 そんな『ボンバーガール』は2018年8月30日(木)の午前10時より、全国のゲームセンターで一斉稼働予定! 『ボンバーマン』が好きな人も、プレイしたことがないという人も、みんないっしょにゴー! ボンバー!



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