ADAの声が天井から聞こえる!? 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』のDolby Atmosサウンドを体験!

2018年9月6日に、プレイステーション4とPC(Steam)にてリリースされる、ハイスピードロボットアクション『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』。本記事では、同作のDolby Atmos音響体験会に参加した、担当ライターのリポートをお届けする。

 皆さん、はいだらー! 『ANUBIS』大好き西川くんです。さて、2018年9月6日に、ハイスピードロボットアクション『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』がプレイステーション4とPC(Steam)でリリースされます。それに先駆けまして、メディア向けに特殊な(?)体験会が行われました。

 本作は、グラフィックの4K対応やプレイステーションVRへの対応など、さまざまなブラッシュアップが施されているのですが、“音”のリマスタリングもたっぷりと行われており、なかでもPC版のみ体験できる要素として、次世代サラウンドフォーマット“Dolby Atmos(R)(ドルビーアトモス)”(詳細は後述)に対応しているのです。本記事では、Dolby Japanさんのデモルームにてドルビーアトモスの音空間を体験した模様をお届けいたします!

 さて、ドルビーアトモスとは、次世代のデジタル音響システム。最近では、都内の映画館などでも採用されているほか、NETFLIXなどの映像配信サービスなどでも続々と対応し始めているため、その名を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。これまでのサラウンド音響大きく違うのは、“オブジェクト・オーディオ”と呼ばれる方式を採用していること。たとえば映画のワンシーンで、右側でクルマが走っている場合、これまでは単純に右側で走行音を鳴らしていました。しかし、ドルビーアトモスは映像内のクルマ自体から音が出ているような音像配置にしているため、立体的な音の奥行が感じられるというわけです。さらに特徴的なのは、上からも音が聞こえる(天井スピーカーあるいは天井の音反射を利用)点でしょう。おかげで、本当に360度どこからでもリアルなサウンドが楽しめるのです。

 とくにゲームの場合、3Dモデルひとつひとつに音の位置情報を置いていけるため、ドルビーアトモスと親和性が非常に高いのがポイント。国外産のゲームではすでにいくつか対応しており、国内メーカーでは『ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION』、そして『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』が対応しています。

ミサイルがビュン! ビックバイパーがゴォオン!

 以上、説明はDolby Japanテクニカルマーケティングマネージャ・近藤広明氏からの受け売りでございます(笑)。この説明を聞くまで、なんとなくスゴい音響、ということしか僕は知りませんでしたよ! なお、僕は映画が大好きで、ドルビーアトモス対応劇場で何度もその音響は体験をしてはいますが、ゲームでの体験は初めてです。ドキドキしながら、PC版『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』の体験版(ゲーム冒頭~ANUBIS戦手前まで)で音響を体感してきました! なお、今回体験した環境は、以下の通りです。

■体験環境
AVアンプ:DENON AVR-X8500H
スピーカー構成:7.1.6(7スピーカーのサラウンド構成にサブウーファー、天井スピーカーが6つ)
メイン:Dolby製プロトタイプスピーカー×7
サブウーファー:Velodyne
天井:GENELEC 8020 ×6

 ゲームを遊ぶ前に、トレーラーでまずはその音響を体験。これがね、スゴいの……(語彙力低下)。ゲーム中に登場するオービタル・フレームが飛べばビュンッ! って、その飛んだ軌道に合わせて音が鳴るわけです! ビックバイパーが上空を飛べば、僕の頭の上を飛んでいるような音がするんですよ! というか、怖いんですよ!! 「上に何か飛んでる!?」と錯覚に陥って、首筋がゾクゾクッとしちゃいました。また、主人公であるディンゴが主観で話しているシーンでは、本当に自分自身から声が出ているような感覚を味わえたりと、ドルビーアトモスらしさをふんだんに味わえました。

 続いては、ゲームを遊びながらドルビーアトモスを体験。戦闘では、とくにミサイルの音がスゴかった。ミサイルがジェフティの周辺をグルグル追尾してるのがわかるんです! とくに最初のアージェイト戦は、ノーロックでホーミングミサイルをダッシュで回避できるほどに、音の距離感がわかりました。また、デモシーンなどにあるジェフティのコックピットシーンでは、ジェフティのAIであるADAの声が、天井から聞こえるのです。「えっ、ADAの声ってそこから聞こえるの!?」と、新たな発見があるのもうれしかったですね。これを体験してしまうと、何だかふつうの音響でゲームをやるのがもったいないと思えたのが難点でした(笑)。

実際体験するのも、そんなに難しくない?

 ホント、ものスゴイ音響だったわけですが、そりゃDolby Japanさんのデモルームですし、当たり前といえば当たり前。スピーカーは周囲に7個、天井に6個もあり、しかもサブウーファーからは振動を感じるほどの重低音も出ているわけで(笑)。こんな最高の環境はなかなか一般家庭では難しいかもしれませんが、最近はドルビーアトモス対応スピーカー&アンプなども敷居がグッと下がってきていて、導入しやすい商品も増えています。

 本格的な音を楽しみたい人にオススメなのは、ドルビーアトモス対応のサウンドバー。(Dolby公式対応機種はコチラ)テレビやモニターの前に置くだけで、自分を包み込むようなドルビーアトモスのサウンドが楽しめます。上からの音は、天井に反射させて再現しているとのこと。価格は基本的に50000円~70000円と少し値は張りますが、音量を出せる環境があるなら、いいかもしれませんね。

 ヘッドフォンを持っている方ならば、もっと簡単にお試しできるアプリが、Microsoft Storeでリリースされています。サウンドアプリ“Dolby Access”(URLはコチラ)は、ヘッドフォンで疑似的にドルビーアトモスの音響を体験できるアプリ。どんなヘッドフォンでも、気軽にドルビーアトモスサウンドが味わえますよ!! お値段は1650円(税込)と超お手頃で、しかもなんと30日間無料体験が可能なのもうれしいポイントです!

 というわけで、ぜひ皆さんも『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』(Steam版)を、ドルビーアトモス環境で遊んでみてください!



※Dolby, ドルビー, およびDolby AtmosはDolby Laboratoriesの登録商標です。