スクウェア・エニックスとポケラボが共同で企画・運営し、ヨコオタロウ氏が原作・クリエイティブディレクターを務めるスマートフォン向けRPG『SINoALICE(シノアリス)』。2017年12月には新章“現実篇”がリリースされ、それに合わせ、アイドルユニット“虹のコンキスタドール(通称、虹コン)”の鶴見萌さんをアリス/オルタナティブ役に起用した予告PV(下)が制作された。
念のため、こちらがゲーム内の現実篇に登場するアリスさんです。
その鶴見萌さんを再び起用し、明日7月20日からの『シノアリス』初のテレビCM放送に合わせ、Webムービー“アリスという事象”が制作。同ムービーも明日7月20日から“スクウェア・エニックス Youtubeチャンネル”および、シノアリス公式Twitter(@sinoalice_jp)にて公開予定となっている。さらに、そのWebムービーと対をなすテレビCM“世界からの観測”篇も8月放送予定。WebムービーとテレビCMの監督は、現実篇PVと同様、アオキタクト氏。同氏は『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』のPVなども手掛けた映像ディレクターだ。今回、丸2日かけて行われた撮影に同行することができたので、写真多めでリポートします!
『シノアリス』初のテレビCMは2018年7月20日(金) ~ 2018年8月5日(日)に放送。
こちらはWebムービー“アリスという事象”からのカット。
鶴見萌(現実篇映像のアリス役。Twitter→ @tsurumi_moe)
東京都出身。1996年12月5日生まれ。インドア系、正統派!? の12人組アイドルグループ、“虹のコンキスタドール”所属。ニックネームは、もえちゃん。ゲームファンには『マインクラフト』プレイステーション版を実況動画で楽しめる“マイクラ部”のもえちゃんとして記憶に新しいところ。
アオキタクト(ディレクター Twitter→ @tactaoki)
ILCA(イルカ)所属の映像ディレクター。『シノアリス』現実篇PVを始め、主要PVをディレクション。最近では『ドリフェス!』や『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』のPVも手掛ける。
1日目は洞窟や鬼怒川河川敷で撮影
撮影は6月中旬、栃木県宇都宮市大谷町にある大谷資料館や稲荷山の石採石跡や、鬼怒川河川敷などで敢行。大谷町は、古くから採石場として利用され、大谷資料館にある巨大な地下採掘場跡の空間は圧巻で、宇都宮市の有名な観光スポットとなっている。
撮影1日目は大谷資料館の近くにある稲荷山からスタート。午後から地下へ移動。
地下だけでなく、地上でも採石の跡を垣間見ることができます。
洞窟内の塗れた粘土質の凸凹な足場を走るもえちゃん。
撮影の合間に目線をいただきました。アリスらしく、不思議な場所に迷い込んだという設定で、制服にも汚しが入っています。
夕方からは、ロケバスで30分ほどかけて鬼怒川へ移動。河川敷で撮影。
都内ではなかなか見かけることがなくなったアマガエルもそこかしかに。
河原には大小さまざまな大きさの石があって歩きづらい!