任天堂から発売中のNintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』。『スプラトゥーン』公式Twitterで、2018年7月13日10時00分に配信予定のブキのバランス調整などを含む“更新データVer.3.2.0”の情報が公開された。

 今回のアップデートは、最近のアップデート同様にブキの細かい調整が中心。ローラー系では、最高速度で転がしているときのインク消費量が軒並み約33%軽減したほか、ラピッドブラスターおよびRブラスターエリートの爆発ダメージを与える範囲の半径が約6%縮小されている。

 先日追加されたクーゲルシュライバーは、空中やインク切れ状態でのチャージ速度が約33%遅くなるように調整。また、使っているユーザーが多かったデュアルスイーパー、デュアルスイーパーカスタムは、射撃のインク消費量が20%増加している。なお、クーゲルシュライバー、デュアルスイーパー、デュアルスイーパーカスタムは、スペシャル必要ポイントが10ずつ増えているのもポイントだ。

 一方、これまでになかった仕様も増えている。ブキでは、わかばシューター、もみじシューターのみインクタンクが最大10%大きいものに。H3リールガン、H3リールガンDは、1トリガーで3発の弾をすべて命中させ、合計100以上のダメージを与えた場合の演出が変更。スパイガジェット、スパイガジェットソレーラは、相手を倒したり、相手を倒すときのアシストをしていた場合、カサが壊れていれば復活、カサが残っている場合は耐久力が最大まで回復するようになった。スパイガジェットは、どうしてもパラシェルターなどのブキよりは弱いイメージがあったが、この調整で新たな使い道が生まれるかもしれない。

 仕様の追加はスペシャルウェポンにも影響。ジェットパックは、効果終了時に戻ってくる場所が見やすくなったうえ、着地点に着地するタイミングがわかるゲージが表示されるようになった。また、マルチミサイルは、ロックオンされているプレイヤーに、何発のミサイルが飛んでくるのかわかりやすくなるという。ちなみに、マルチミサイルは、ロックオンの数に応じて発射するミサイルが増える仕様だったが、ひとつの目標だけをロックオンした場合、10発のミサイルを一斉に発射し、それらが目標の周囲に散らばって着弾するようになっている。

 アップデートの一部は下記の写真で掲載。そのほか、詳細はオフィシャルサイトをご覧いただきたい(→コチラ)。

『スプラトゥーン2』デュアルスイーパー(カスタムも)のインク消費量増加! スパイガジェットにカサ回復の機能追加など、7月13日アップデート詳細発表_01

 また、今後のアップデートとして、前作にもあったステージ“アンチョビットゲームズ”が、新ステージとして復活することが決定。さらに、スピナータイプの新たなブキ“ノーチラス47”と、スロッシャータイプの新しいブキ“オーバーフロッシャー”の追加も発表されている。詳しくは、下記の記事をチェックしてほしい。