日本でも徐々に広がりつつある“LANパーティー”とは、自宅からPCなどを持ち寄って、(往々にして夜通し)みんなでゲームをしようというイベントのこと。海外ではDreamHackやQuakeConなどが知られている。
しかしこの手のイベントで困るのが、ゲーミングPCをどうやって持ち運ぶか。海外であればクルマに積んで会場の駐車場から素手で頑張って運んだり、台車を用意したりするのだが、壊してしまうこともあるし、いろいろと面倒。
そこで……と海外メーカーのCrazzieが提案するのが、ミドルサイズのタワーPCがそのまま入るバックパックだ。同社はKickstarterでのクラウドファンディング開始に合わせて、E3でブース出展も敢行。というわけで会場で記者も背負ってみた。
バックパックはミリタリー用途から広まった“タクティカルバックパック”タイプの設計になっており、丈夫そうな作り。背負った状態でちょっと左右に振ってみたりしたが、ベルト類をしっかり留めていれば問題ない感じ。
実際に素材としてミリタリーグレードの1000D コーデュラバリスティックナイロンを採用しており、31.75キログラムまでの重量に耐えるという。またメインポケットは58センチ×58センチ×28センチのサイズまで収納可能で、その他のポケットには電源ケーブルやマウスやキーボード等を収納できるようになっている。
クラウドファンディング全体の目標額は約875万円。バック自体は数量限定で133ドル以上の出資から入手可能で、正式価格は199ドル99セントを目指している。関係者に聞いたところ、「日本にも発送します」とのことだった。