2018年4月22日、東京・科学技術館サイエンスホールにて、アニメ『Wake Up, Girls!』から生まれた声優ユニット、Wake Up, Girls!(吉岡茉祐さん、永野愛理さん、田中美海さん、青山吉能さん、山下七海さん、奥野香耶さん、高木美佑さん/以下、WUG)のメンバーがパーソナリティーを務めるWeb番組『ファミ通presents WUGちゃんねる!』(ニコニコ生放送にて毎月2回配信中)の1周年記念イベントが開催された。イベントには、WUGメンバーが全員集合。本記事では、昼夜2回公演で行われたイベントの模様をリポートする。

『ファミ通presents WUGちゃんねる!』チャンネルページ

番組で生まれた非公式ユニット“底辺ズ”が解散を懸けてゲーム対決!?

 昼の部は、おなじみの挨拶「こんにちわぐー」でスタート。今回のイベントは、『ファミ通presents WUGちゃんねる!』の1周年を記念したイベントとなっており、メンバーがそれぞれに思い出を語る。番組ではゲーム以外にも、アニメやライブの実況、バラエティー企画などを行ってきたことから、永野さんが「この番組でよりみんなの個性が磨かれた気がする」と感慨深そうにコメントした。

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 その流れで、これまでの番組で飛び出した迷言とともに歴史を振り返る“WUGちゃんねる 迷言集”のコーナーへ。

吉岡茉祐さん
・なんですかぁ!?(第5回/敵が迫ってくることに対して)
・婆ちゃん!!(第5回/部屋にいるおばあちゃんに対して)
第5回のアーカイブはこちら

 吉岡さんの迷言は、第5回の『バイオハザード7 レジデント イービル』をプレイした際に、怖さのあまり思わず絶叫してしまったふたつ。メンバーから、「音量調整がたいへんだったはず」と指摘された吉岡さんは、「私がホラーゲームをプレイするといつも上(運営コメント)に“怨霊(音量)注意”と出る」と観客を笑わせつつも、謝罪していた。

永野愛理さん
・え、待って、尺使いたくない、どうしよう(大忘年会/UNOで何を捨てるか迷って)
大忘年会のアーカイブはこちら

・お母さんですか?(ひとりWUGちゃんねる!/福田先生の占い結果が的を射すぎていて)
永野さんのひとりWUGちゃんねる!(仮)のアーカイブはこちら

 大忘年会で、UNOで切るカードに迷ったときに飛び出た永野さんのひとつめの迷言に対しては、「尺を使いたくないなら早く出せばいいのに」と高木さんから的確なツッコミが入る。しかし、永野さんによると、生放送ということで「場に出すカードを考えているあいだにも何か言わないと」という葛藤の末の発言だったことが明かされた。ふたつめの迷言は、『ファミ通presents ひとりWUGちゃんねる!(仮)』で公開された福田有宵先生の占いの結果が、永野さんの親族しか知らないような情報だったことから、驚きすぎてパニックになってしまい「(福田先生は)お母さんですか?」と意味不明なことを言ってしまった様子。なお、いっしょに占ってもらった楽天ゴールデンイーグルスの結果を書いた紙は、部屋に飾ってあるとのこと。

田中美海さん
・てめえええこんにゃろおおおお!(第5回/無慈悲に敵を轢いた瞬間)
第5回のアーカイブはこちら

・さっさっす!(第10回/『みんなでワイワイ! スペランカー』で死んでしまった瞬間)
第10回のアーカイブはこちら

 吉岡さんに続いて、田中さんの迷言も第5回から。この回は、いろいろな現場で「『バイオハザード』の放送を観たよ!」と言ってもらえるほど評判がいいそう。もうひとつの迷言である“さっさっす!”は、『みんなでワイワイ! スペランカー』でプレイヤーキャラクターが倒れたときに言っていたのだが、本人は自覚がないとのことだった。また、このふたつの迷言の共通点として、出演していたのがどちらも吉岡さん、田中さん、奥野さんだったことに触れ、「伝説を生みやすい3人なのかも」とコメントしていた。

青山吉能さん
・動かんこつなった!(第1回/ゲームの操作ができなくなってパニックになって)
第1回のアーカイブはこちら

・味覚がポジティブ(第9回/実際はコメントを拾っただけ)
第9回のアーカイブはこちら

 第1回のプレイステーション VR専用ソフト『Until Dawn: Rush of Blood』をプレイ中に飛び出した青山さんの迷言。“動かんこつなった!”は、“動かなくなった”の熊本弁で、パニックになると、つい方言が出てしまうそう。「何かが動かなくなったときは、ぜひ使ってみてください」と勧める青山さんに対して、山下さんが「この言葉、よっぴー(青山さん)に似合ってる。ポンコツ感が」と発言。それに今度は青山さんが「“こつ”の部分だけじゃん!」と冷静なツッコミを入れるやり取りに、会場は笑いに包まれた。ふたつめの“味覚がポジティブ”は、どんなものでもおいしく食べてしまう吉岡さんを表現した言葉。なお、こちらは青山さんの迷言となっているが、実際は視聴者からのコメントを拾ったものだった。

山下七海さん
・よければ必ず入会してくださいね(第6回/初登場)
第6回のアーカイブはこちら

・まゆしぃにボコられましたぁ(第13回/『ストリートファイターII』の対戦で)
第13回のアーカイブはこちら

 いまや番組ではおなじみとなっている“よければ必ず入会してくださいね”という迷言は、第6回で山下さんによって生み出された。山下さんは当時を振り返り、台本では“よければ入会してください”となっていたが、「ワグナーさんには(これくらい甘えたほうが)ちょうどいいかなと思った」と誕生の経緯を説明した。そして、これだけ見ると完全に誤解を生みそうな“まゆしぃにボコられましたぁ”という言葉。これは、『ストリートファイターII』のプレイ中のことで、あくまで「まゆしぃ(が操作するキャラクター)にボコられた」という意味なので、誤解のないように。

奥野香耶さん
・my name is Maurício(第19回/“WUGさんごめんなさい”での出来事)
第19回のアーカイブはこちら

・厄介ってどうやるの?(第25回/ライブ実況中の質問)
第25回のアーカイブはこちら

 奥野さんのひとつめの迷言は、視聴者が失敗談や、やらかしちゃった出来事、お悩みなどをWUGメンバーに告白して、再発を防止するために叱ってもらうコーナー“WUGさんごめんなさい”で披露した、片山マウリシオさん(山形県羽黒高校の元高校球児)のモノマネ。もうひとつは、“Wake Up, Girls! Festa 2016 SUPER LIVE”の実況を行った第25回での発言。青山さんと高木さんが一生懸命応援していたため、「自分もがんばらなきゃ!」と思い、応援方法を聞いたつもりだったとのこと。

高木美佑さん
・消えたらいいじゃん、まゆしぃ(第18回/(幽霊の)キキが消えたんだったらいいじゃんと言ったつもり)
第18回のアーカイブはこちら

・パンチタスカット(大忘年会/お題の答え)
大忘年会のアーカイブはこちら

 ひとつめは、『エミリー ウォンツ トゥ プレイ』をプレイした際に、消えるまで視界に捉え続けないといけない、キキというキャラクターが消えたことに、喜ぶどころか何故か怒っていた吉岡さんに対しての発言。山下さんに続いて完全に誤解を生みそうな内容だが、正確には“キキが消えたのはいいことじゃん”という意味合いだった様子。“パンチタスカット”は、お絵かき伝言ゲームの“テレストレーション”を遊んでいたときに、青山さんがお題の“アッパーカット”を伝えるために描いた、“アッパーをしている人+髪を切っている人”の絵を見て何も理解できなかった高木さんの回答(アッパーしている人=パンチ、+=タス、髪を切っている人=カットと判断して、意味がわからないながらも、そのまま文字をつなげてみたとのこと)。

 すべての迷言の紹介が終わったところで、最後にみんなの迷言を入れた“WUGちゃんねる!の歌”を作りたいという目標が語られたが、果たして実現するのか?

 続いてのコーナーは、番組側で提示した食材に、これを“ちょい足し”したら美味しくなるんじゃないかという食材を募集し、メンバーが実際に食べて判定する“ちょい足せNo.1”をステージ上で実際に実施。今回は、“おかわり”と題して、過去に番組で行った中から、スタッフが勝手によかったと思っている“うまい棒”と“ブルーハワイ”の組み合わせで行われた。

 過去の放送では、吉岡さん、青山さん、永野さんの3人が挑戦したが、吉岡さん以外の評価はイマイチだったことから、ほかのメンバーは乗り気ではない様子。そんな中、吉岡さんは、やさいサラダ味のうまい棒(※うまい棒の味は、公平を期すため、うまい棒が大量に入ったイベントオリジナルグッズのトートバックの中から、中を見ずに各自が1本ずつ引いていった)という合わなさそうな組み合わせを一気に完食した。「おいしい?」という質問に吉岡さんは「はい!」と力強く回答していたが、誰にも信じてもらえず。

 その後にも吉岡さんは、田中さんがひと口で「ムリ……」と言った、たこ焼き味+ブルーハワイを食べて「食べられなくはない」と発言したり、コーンポタージュ味+ブルーハワイでも「もっといい組み合わせがあるね」と述べるなど、さすがの貫禄を見せつけた。最終的には、チーズ味を食べた奥野さんには「おいしい!」と好評だったものの、田中さんが「ブルーハワイをそのまま飲むほうがまだ大丈夫」と語るほど、ほかのメンバーの評価は振るわず、“合わない”という結論となった。

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 つぎは、番組の第20回で生まれた高木さん、山下さん、青山さんによる非公式ユニット“底辺ズ”の解散を懸けたゲーム対決“底辺ズ WUGちゃんに敗れたら即解散!! スペシャル”を実施。対決は3回戦で行われ、先に2勝したチームの勝利となる。底辺ズが勝利すれば、ユニット存続&メンバーをひとり追加、負ければ即解散という内容。なお、底辺ズによると、勝利した際には、奥野さんを加入させたいとのことだった。

※底辺ズの3人もWUGちゃんではあるが、ここでは便宜上、田中さん、吉岡さん、永野さん、奥野さんの4人をWUGちゃんチームとさせていただく。

 1回戦は、Wii用ソフト『ダンスダンスレボリューション フルフルパーティー』で行われた。ルールは各チームの代表者1名がふたりプレイモードで同時に1曲プレイし、スコアが高かったチームが勝利というもの。代表者は、永野さんと高木さんという、WUGのダンスマスター対ゲームマスターというアツい対決に。ふたりとも華麗なダンスを披露する中、高木さんがコンボを順調につなげて有利に進めているように見えたが、最終的なスコアは永野さんに軍配。この結果に全員驚きを隠せない様子で「コンピューターが(高木さんが)底辺であることを察したんだよ」という意見に、客席からは大きな笑いが起きていた。

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 2回戦は、Nintendo Switch用ソフト『ガンズゴア&カノーリ』で対決。今回のイベントでは、ハンドガン、ショットガン、火炎放射気など、さまざま武器を駆使して、ほかのプレイヤーを倒したときにもらえるポイントを競う対戦モードをプレイ。各チームふたりが2回プレイし、1回目と2回目のふたりの合計スコアが高かったチームが勝利となる。WUGちゃんチームからは田中さんと吉岡さん、底辺ズからは山下さんと青山さんが参加。ゲームの内容が少し過激ということもあり、危険な発言も飛び出す中、1戦目は11対5でWUGちゃんチームが大きくリードする。2戦目は、青山さんがスコア7を獲得し大健闘を見せたが惜しくも届かず、19対14でWUGちゃんの勝利という結果に。

 これでWUGちゃんチームが2勝となり勝負は決まったものの、山下さんが「もっとゲームを見たいよね?」と観客に味方につけ、最終対決に突入(つぎの対決で勝ったチームが最終的な勝者となるお約束展開付き)。

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 3回戦は、Nintendo Switch用ソフト『スーパーボンバーマンR』のグランプリモードを3対3でプレイ。使用するルールは、ステージ内に落ちているクリスタルを奪い合う“クリスタル”。対戦には、WUGちゃんチームから田中さん、吉岡さん、奥野さん、底辺ズは3人全員が参加した。勝負は前半と後半に分かれており、前半は青山さんがクリスタルを大量に獲得し、隠居生活(※同作をプレイした第19回で生まれた迷言。クリスタルを多く持っている人が、戦闘に極力参加せず安全な場所に逃げることを表現した言葉)に入る。それを必死に止めようとするWUGちゃんチームの3人だったが、青山さんは華麗に回避をし続ける。ラスト10秒で、WUGちゃんチームがようやく青山さんを倒したものの10対14で底辺ズのリードは変わらず、後半戦に折り返し。後半戦は、ラスト60秒でWUGちゃんチームが逆転したかと思いきや、ラスト30秒で底辺ズが再逆転という一進一退の激しい攻防がくり広げられる。最終的には、31対17でWUGちゃんチームの大逆転勝利となった。

 『スーパーボンバーマン R』対決第2戦は、つねに優劣が入れ変わる超接戦の前半戦で底辺ズが意地を見せ、10対14でリードを奪う。後半では、WUGちゃんチームに逆転を許してしまったものの、隠居生活をしていた田中さんをキッチリ倒し、底辺ズが再び優位に立つ。そのまま残り時間が10秒となり、勝利は確実かと思われたが、最後に再び青山さんが倒されてしまい、25対23でWUGちゃんチームの全勝という結果に終わった。

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 本イベントでは、底辺ズが負けたら即ユニット解散ということになっていたが、せっかく生まれたユニットを解散させるのはもったいないということで、罰ゲームとしてテーマに沿って自撮り風写真を撮影する“今日のワンショット”を“残念な人たち”で行うこととなった。

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 その後、エンディングでは、観客とWUGポーズで記念撮影を行い、白熱の対戦を見せた昼の部は終了となった。

思い出話に花が咲いた夜の部

 「こんばんわぐー」の挨拶で始まった夜の部では、「1周年を迎えられたのは皆さんのおかげです」と番組を支えてくれているファンに対し、改めて感謝の気持ちを伝えたWUGメンバー。その後、“WUGちゃんねる! プレイバック”のコーナーへ。同コーナーは、スタッフがピックアップした節目になりそうな回の思い出や裏話をトークしていくというもの。

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 まずは、初回プレ放送(2017年3月11日)について。記念すべき最初の放送となった初回プレ放送では、Nintendo Swich用ソフト『1-2-Switch』をプレイ。山下さんが赤ちゃんをあやしたり、高木さんがゴリラになりきったり、見どころがたっぷりだった放送は、メンバーも楽しかったそうで、「7人揃って放送することがあまりなかったので新鮮だった」(高木さん)と振り返った。また、“WUGちゃんねる!”のチャンネルトップページなどに使用されている写真は、初回プレ放送の日に撮影したことが明かされた。

初回プレ放送のアーカイブはこちら

 続いてピックアップされたのは、テレビアニメ『Wake Up, Girls! 新章』の放送に向けて行われたアニメ振り返り回。

・2017年6月6日放送(1~3話)
・2017年7月10日放送(4~6話)
・[[2017年8月24日放送(7~9話)
・2017年9月27日放送(七人のアイドル)
・2017年10月5日放送(10~12話)

 「みんなといっしょに観るのは新鮮だった」と楽しい思い出を語る一方で、実写で行われていた次回予告の話題になると「私服がダサイ」、「恥ずかしい」など、本音を吐露していた。

 つぎは、過去に2回放送されたライブ実況会。

・2018年3月19日放送(3rdライブ)(※アーカイブはこちら
・2018年4月19日放送(WUG Fes2016)(※アーカイブはこちら

 ライブは、テレビで放送されるアニメと異なり、視聴方法が限られるため、「多くの人に観てもらえる機会があるのはうれしい」と語るメンバー。会場のお客さんにも、この放送で、WUGのライブを初めて見た人に挙手を募ったところ、それなりの数の手が挙がる。それを見た青山さんが1stライブなど、初期のライブの放送を提案するも、ほかの6人は恥ずかしいようで全力で拒否。代替案として、同じ楽曲の初期の映像と最新の映像を交互に流していくという方法が挙げられたが実現する日が来るのかは謎だ。

 4つめは、こたつでUNOやジェンガをまったりムードで遊んだ大忘年会(2017年12月29日放送)。山下さんは、賞品として獲得したNintendo Switchで『スーパーマリオ オデッセイ』をプレイしていることをうれしそうに報告していた。

大忘年会のアーカイブはこちら

 最後は、WUGのオフィシャルファンクラブ“わぐらぶ”のバスツアーを行っている仙台から生放送をした、仙台出張版(2018年3月31日放送)。番組では、WUGちゃんねるで初となる公開生放送を行うなど、メンバーも「めちゃくちゃ楽しかった!」と振り返っていた。とくに、永野さんが『青春アミーゴ』でキレッキレのダンスを披露したり、山下さんが『ラムのラブソング』を歌っているときに高木さんが「俺は単推しだよー!」というコール入れたり、吉岡さんが全力で踊るがあまり某“梨の妖精”のようになっていたりするなど、数々の名場面が生まれたカラオケ大会について話始めると、メンバーの話題が尽きない様子だった。

 続いてのコーナーは、“WUGさんごめんなさい”を会場に集まったお客さんからのお悩みに答える形でステージ上で実施。最初のお悩みは“ついつい待ち合せに遅刻するクセを直したい”というもの。田中さんが「なんで時間通りに来ないんですか?」と相談者に質問していると、ちょうどそのタイミングで別の参加者が遅れて入ってくるという、奇跡的すぎる展開に会場は大爆笑。解決策として、青山さんは「9時に集合だとしたら、8時40分に着くように行動する」という堅実なアドバイスが送られた。しかし、青山さんが以前に焼き肉に行く約束をしていたにも関わらず、連絡してもまったく返信がなかったことを田中さんから暴露されるというひと幕も(※青山さんによると寝てしまっていたとのこと)。悩みが無事に解決したところで、叱る人をくじで抽選。選ばれた吉岡さんは、相談者のアンケートに記入されていた“1個上の先輩”のキャラで、相談者と青山さんに迷惑を掛けた相手に謝罪を促した。

 そのほか“毎日眠くてしょうがない”という相談を受け、田中さんがスタッフからのムチャぶりで英語で叱ることになったり、永野さんが年上の色気のある女性で、相談者をやさしく叱るなど、WUGメンバーがさまざまな形で相談者たちを叱っていく。奥野さんの“ゴリゴリのぶりっ子”で叱るというターンでは、ゴリゴリのぶりっ子でかわいく叱った後に、豹変してドスの利いた声で「……わかった?」と注意すると、観客だけでなく、メンバーからも大歓声が起きるというひと幕も。

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 夜の部のラストは、完全オリジナル(?)企画“わぐリーグ!!!!!!!”。7人で協力して行う、3つのゲームに挑戦してポイントを貯めていき、すべての企画を終えた時点で150ポイント以上獲得できていれば、ファミ通制作番組の出演権がプレゼントされるというものだ。

 最初の企画は、正解が7文字になる問題をひとりひと文字書いて解答する“セブンリーグ”。全5問出題され、1問正解するごとに10ポイント獲得できる。問題とメンバーの解答は以下の通り(解答はすべて、1文字目:高木さん、2文字目:山下さん、3文字目:田中さん、4文字目:吉岡さん、5文字目:永野さん、6文字:奥野さん、7文字目:青山さんの順番となっている)。

1問目:『ファミ通Presents WUGちゃんねる!』が配信されているメディアは?
WUGの回答:ニコニコ生放送
正解:ニコニコ生放送

2問目:ななみホッチキス! あー、〇〇〇〇〇〇〇だなー
WUGの回答;今日もいい天気
正解:今日もいい天気

3問目:皆さんが作詞した「Wake Up,Girls!新章」の新曲タイトルは?
WUGの回答:Polaris
正解:Polaris

4問目:宮城県を本拠地とする、球場の愛称が今年から「楽天生命パーク宮城」になったプロ野球球団の略称は?
WUGの回答:楽天イーグルス
正解:楽天イーグルス

5問目:2018年6月14日から始まるサッカーの大会は?
WUGの回答:ワエルドカップ
正解:ワールドカップ

 なぜか、5問目だけWUGとはまったく関連性のない問題ということもあり、不正解となってしまったが、結果は4問正解で40ポイント獲得。ご褒美獲得に向けて幸先のいいスタートとなった。続いての企画は、正解が7つ以上ある問題を順番に解答していく“セブンボンバー”。制限時間は1分間で、ひとつ正解するごとに10ポイント獲得となる。

 1問目と2問目は“自分以外のメンバーの出身地をひとつつずつ答えよ”と“I-1clubの楽曲を答えよ”というお題。どちらの問題も危なげなく7人全員が正解で140ポイント(70ポイント×2問)獲得。

 “セブンボンバー”の最終問題となった3問目は、“東海道新幹線の「ひかり」が停車する駅を答えよ”という、またしてもWUGとは関係ない問題。最初の青山さんが、いちばん簡単な東京駅と解答するというセオリーを無視した展開がありつつも、奥野さん、永野さん、吉岡さんがつぎつぎと正解していく。しかし、山下さんが答えることができず、時間切れとなり、5問正解で終わった。

 3つめのゲームは、文字→絵→文字→絵というように文字と絵を交互に書いてお題を伝える伝言ゲーム“テレストレーション Lite”。最後の人までお題が伝われば20ポイントを獲得できる。

 からあげがお題で行われた1問目では、絵を担当する山下さん、吉岡さん、高木さんの3人が、からあげだけで伝えるのは難しいと判断した様子で、からあげが大好きな高木さんやビール&レモンをいっしょに描くという、ファインプレーで見事にクリアー。

 2問目のお題は、カンガルーで、絵を担当したのは、青山さん、山下さん、吉岡さん。3人は、特徴を押さえつつも、それぞれが個性的なカンガルーを描き、難なく成功。これにて、すべてのゲームが終了。最終的なポイントは270ポイントで出演権を獲得した。

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WUGちゃんたちがゲームで盛り上がる! “『ファミ通presents WUGちゃんねる!』1周年記念イベント”リポート_28

 夜の部のエンディングでは、メンバー考案のファミ通ポーズで記念撮影を行い、イベントは終演となった。

 なお、当日会場で販売していたグッズが通販サイト“エビテン(ebten)” で販売中。ぜひ、こちらもチェックしてみてほしい。

“『ファミ通presents WUGちゃんねる!』1周年記念イベント”グッズ販売ページ