『WoWS』×『アズレン』コラボ内容と実装時期がトークイベントで公開、艦長キャラや計画艦が相互に登場!

2018年4月21日、『WoWS』と『アズレン』のコラボ記念トークイベントで、コラボ内容が公開された。裏話も飛び出したイベントの内容とともに紹介する。

 2018年4月21日、PC用オンライン海戦ストラテジー『World of Warships』(以下、WoWS)を提供するWargamingは、“World of Warships × アズールレーン コラボレーション記念スペシャルトークイベント”を開催した。会場は秋葉原UDXシアター。

 史実や資料を忠実に再現した艦船で本格的な海戦が体験できる『WoWS』と、艦船を美少女に擬人化したポップな見た目ながら爽快なシューティングパートも楽しめるiOS/Android用ゲーム『アズールレーン』(以下、アズレン)。どのようなコラボが実現するのか、以前から注目が集まっていた。

イベントの招待枠は10倍以上の倍率の抽選となったとのこと。会場には両タイトルのイラストボードなども展示されていた。

 トークイベントの司会進行は、Wargamingの配信やイベントではおなじみの声優・井澤美香子さんと、『WoWS』アジアパブリッシングプロデューサーの畑井翔氏が務めた。

 また、ゲストとして『アズレン』の出演声優である、石川由依さん(エンタープライズ役)と堀籠沙耶さん(クリーブランド、コロンビア、エレバス役)が登壇し、さらに『アズレン』運営会社Yostarより取締役の金傑氏が駆けつけてくれた。

司会進行を務めてた畑井翔氏。

Yostarの金傑氏。オフラインイベントへの出演は初ということで緊張気味だった模様。

MCとゲストの声優の皆さん。左から、井澤美香子さん、石川由依さん、堀籠沙耶さん。

『WoWS』でのコラボ企画は2018年5月末から。『アズレン』の艦船が艦長に!

 トークイベントは『WoWS』でのコラボ企画の紹介からスタートした。各艦船に乗せることでさまざまなスキル効果を発揮するほか、状況や選択したメッセージに合わせて多様なセリフをしゃべってくれる“艦長キャラクター”として、『アズレン』の艦船キャラクターたちが実装されると発表された。

200ワード以上にもなるさまざまな艦長のセリフをすべて新録!

イギリスの艦長として、ネルソン、フッド、ベルファストが着任。『アズレン』でも人気が高い、高貴なロイヤルネイビーのキャラクターたちだ。

ドイツ艦長にアドミラル・ヒッパー、ロシア艦長にアヴローラが着任。ヒッパーは畑井氏が渾身のセリフを新規で書き起こし、最初は「ここまでツンじゃない」と再提出を要求されたほどのツンキャラとのこと。アヴローラは「ぜひロシアの艦を!」という、Wargaming本社開発陣の強い要望で選ばれた。

ゲストのおふたりが演じるエンタープライズとクリーブランドも、アメリカ艦長として着任。『アズレン』において、エンタープライズはメインストーリーの中核を務めており、クリーブランドは女の子ながら“頼れる兄貴”と、ほかの艦船やユーザーから慕われている存在だ。

 コラボ艦長キャラクターは国籍別にカテゴライズされており、自分の国の艦船ならどの艦にも配属できる。たとえばイギリスの艦長キャラクターとなるネルソン、フッド、ベルファストは、戦艦や巡洋艦などの艦種を問わず、イギリスの艦船ならば、どの艦船にも乗せられるとのことだ。

 また、セリフを新たに収録した石川さんと堀籠さんは、『アズレン』で演じたときには出てこなかった専門的な単語に驚かされたという。ほかに、「エンタープライズやクリーブランドがこんな言葉を言うなんて」などの感想も抱いたそうだ。

 さらに、“コラボ記念旗”とコラボ消耗品迷彩の画像も公開された。コラボ迷彩は『アズレン』における敵キャラクター“セイレーン”たちをイメージしたものとなっている。

コラボ旗には『アズレン』のロゴマークと、『アズレン』開発会社のマスコットであり、ゲーム内でもあちこちで登場するヒヨコの“饅頭”を採用予定とのこと。

“セイレーンモチーフ迷彩”はすべての艦船に使用可能。畑井氏いわく、艦ごとにパターンのバランスが崩れるのを防ぐ調整に苦労したとのこと。なお、クリーブランドにこの迷彩をつけた状態を見た堀籠さんは「闇落ちしちゃった!?」と驚いていた。

コラボ迷彩を使用し、同名のコラボ艦長キャラクターを乗せたエンタープライズとクリーブランドでの実機プレイが披露された。戦闘中には、『アズレン』でおなじみのセリフや、新規のセリフを数多く聞くことができた。

 これらの艦長キャラクターと記念旗、コラボ迷彩の実装は、2018年5月末予定とのこと。

 それに続くコラボ第2弾として、『アズレン』クリーブランドをイメージした迷彩(当然のようにクリーブランド専用)や、かわいらしい『アズレン』のデフォルメキャラクターをモチーフにした旗も準備中らしい。

迷彩の画像を見るなり、ゲストのおふたりが「靴下!」と言っていた通り、『アズレン』のクリーブランドの特徴的な靴下を含む衣装がモチーフとなっている。

こちらはアドミラル・ヒッパーのデフォルメキャラクターをモチーフにした旗のデザイン画。「こういうアイテムを作りたい」とYostarに連絡したところ、あっと言う間に「描きました!」と用意してもらえたらしい。

あの計画艦たちが2018年4月26日に『アズレン』に登場!

 ステージ上では、『WoWS』のコラボ内容紹介に続き、金傑氏による『アズレン』側でのコラボ企画の解説がされた。

 『WoWS』でさまざまな資料を紐解いて再現されている“計画艦”(設計まではされたものの、さまざまな理由で実際の建造はされなかった幻の艦船)。本コラボで6隻が『アズレン』の艦船キャラクターとして実装される。

フランスをモチーフとした新陣営“自由アイリス教国”初の艦船となる重巡洋艦:サン・ルイと、ロイヤル陣営(イギリスモチーフ)の軽巡洋艦:ネプチューン。

ロイヤル陣営の戦艦:モナークと、鉄血陣営(ドイツモチーフ)の重巡洋艦:ローン。

重桜陣営(日本モチーフ)の重巡洋艦:伊吹と、戦艦:出雲。重桜陣営の艦船には動物の耳や鬼の角を持つキャラクターが多く、この2名もその例に漏れないようだ。

一部のコラボ艦船が所持する強力なスキル攻撃“全弾発射”の動画も公開された。

 サン・ルイは新陣営“アイリス”の最初の所属艦。記念すべき艦だ。金氏いわく、アイリスは第二次大戦中に分裂したフランスのうち、シャルル・ド・ゴールの派閥をモチーフとした勢力で、同盟国をモチーフとした“アズールレーン”勢力に属する陣営とのこと。

 つまり、今後もうひとつのフランスの陣営が、枢軸国をモチーフとした“レッドアクシズ”側に登場するかも知れない、と示唆されていた。

トークの合間に、今回実装される艦船キャラクターのラフ設定画と、より再現度を高めるためにWargaming側から提供されたという艦砲の3Dデータの画像が公開された。金氏一番のお気に入りというモナークの太ももは、ラフの段階から健在だったようだ。

『アズレン』統合プロデューサーの魚丸氏から寄せられたコメントも紹介。5000戦以上も『WoWS』を遊んできたという氏いわく、『WoWS』で再現された出雲の“正面突破の武士娘”、サン・ルイの“兵は神速を貴ぶ”などといったイメージを、忠実に参考にしてキャラクターをデザインしたとのことだ。

 これらのコラボ艦船は、ゲーム内資金と“メンタルキューブ”という素材を使ってランダムで艦船を入手する“建造”ではなく、任務報酬として提供されるとのこと。任務をがんばって進めれば、誰でも入手できるということだ。

『アズレン』の通常の艦船は、実在した艦船の記録をメンタルキューブから引き出すことで誕生するという設定がある。計画艦はそれには当てはまらないようだ。計画艦は新機能“開発ドック”で入手可能になり、また育成方法も従来と異なり、ゲーム内の汎用強化素材である“ブリ”は使用できないとのことだ。

 計画艦の実装時期については、イベント当日から5日後の2018年4月26日であるとの電撃発表。会場は大いにどよめいた。

 キャラクターの担当声優は、ローン役に佐藤聡美さん、モナーク役に沢城みゆきさん、そしてネプチューン役にMCを務めていた井澤美香子さんをキャスティングしたことが発表された。加えて、イベント開始直前には出雲役を上田麗奈さんが務めることが公開可能になったとのことで、壇上で発表された。

声優のキャスティングは金氏が独断で行っているそうで、非常に腹黒いというローンのセリフはぜひ佐藤さんに言ってほしかったとのこと。ネプチューンのイメージは演じた井澤さんの口から語られた。いわく「見た目に反して小悪魔というかデレが全然なくて、上から目線でニヤニヤ楽しそうにおちょくってくる猫っぽい子です」。

楽しいトークの合間には、生アフレコや裏話も!

 さまざまな発表が続いた当イベント。発表の合間のコーナーも盛り上がり、会場からは始終歓声が湧いていた。

 畑井氏と金氏からは開発裏話も。本コラボはWargaming側の打診で始まったそうだが、最初はYostarのカスタマーサポート宛てにメールを送ったとのこと。ロシアと上海の間でのやりとりに苦労する中、ロシアのWargaming開発チームがコラボ迷彩の向きを間違えたこともあるらしい。興味深い内容だ。

『アズレン』でのケッコン(プレイヤーとの親密度が最大になると可能になるシステム)の際のセリフを、ゲストに生で演じてもらうというコーナー。2018年の『WoWS』によるエイプリルフールで見られたトンデモ画像が背景に!?

ネタだけでは当然終わらず、『アズレン』でおなじみのエンタープライズとクリーブランドのセリフを、おふたりがしっかり生で演じてくれた。

 さらに、イベント生配信終了後の会場では、Wargamingのイベントではおなじみのじゃんけん大会が開催。オリジナルデザインのサン・ルイTシャツや、出演声優3名の直筆サイン色紙などがプレゼントされた。

 『アズレン』では2018年4月末から、『WoWS』では5月末からコラボ企画がスタート。『WoWS』側のコラボが第2弾へと続いていくのに加え、『アズレン』プロデューサーの魚丸氏が「Tier 10の艦船ともコラボしてみたいですね!」とコメントしているなど、今後のさらなる展開も楽しみなところだ。まずはその第1弾を体験してみてほしい。

 最後に、今回のコラボ実施にあたってユーザーの皆さんに向けられたコメントも紹介する。

・畑井翔氏
 『WoWS』では艦船キャラクターたちの新ボイスを聞くことができ、『アズレン』の新たな6名の計画艦についても、艦砲などにかなりこだわっていただきました。『WoWS』の艦船との比較などを楽しんでいただきつつ、今後コラボについては新発表などもどんどん続いていくと思いますので、通勤通学の電車で『アズレン』、家では『WoWS』と、両方たくさん遊んでください!

・金傑氏
 計画艦は『アズレン』においては新規のコンテンツでもあります。まだ至らない点も多いかと思いますので、ご意見などをぜひいただければと思っています。『アズレン』、『WoWS』と両方たくさん遊んでもらっていることが非常にうれしく、今後もおもしろいコンテンツをたくさんお届けしていきたいです。

・石川由依さん
 『アズレン』は配信開始後からあっという間に人気になって、エンタープライズを使っているよ、という声もたくさんいただけてうれしいです! 今回のコラボで、エンタープライズの新しい演技を別のゲームでできるようになったこともすごいと思っています。非常にたくさんのセリフを収録しましたので、たくさん楽しんでください!

・堀籠沙耶さん
 クリーブランドをコラボ艦に選んでいただけたことが、まずうれしいです! 『アズレン』でも『WoWS』でも人気の艦ということで、人気キャラ×人気キャラの実現ができたこともムネアツですが、クリーブランドを好きでいてくれているプレイヤーの皆さんはもっとムネアツだと思います。私も『WoWS』をこの機会に始めてみつつ、演じている新規艦のコロンビアが手に入る『アズレン』の11章まで行けるように、がんばってみます!