ユービーアイソフトより発売中のタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』において、本作のPC版esportsリーグ“シーズン7 APACファイナル”が開催された。日本チーム野良連合は2位を獲得し、続くグローバルファイナル(世界大会)への出場を勝ち取った。ここでは、野良連合のインタビューをお届けする。
ーー世界大会出場、おめでとうございます! 現在の心境はいかがでしょうか?
ウォッカ 決勝で負けてしまったのは本当に悔しいです。悔しくて悔しくて仕方がありませんが、アメリカ・アトランティックシティで行われるグローバルファイナル出場を勝ち取れたことはうれしく思います。今回の大会では連携に差を感じたので、もっとその差を埋めていけたらと思います。
ーー改めてオーストラリアで行われるAPACファイナルに帰ってきました。
Cloud 日本代表1位として帰ってくることができました。オーストラリアでのオフライン大会は3回目ですが、いままで初戦で負けていましたので、いまは素直に勝てて嬉しいです。
ーーAPACファイナルは何度目かの出場になりますが、それでも海外でのオフライン大会は緊張の連続だと思います。今回は実力を発揮できたでしょうか?
ジェノバ 前々回、前回は緊張とプレッシャーを抱え込みながらの試合でしたので、やはり自分のポテンシャルを発揮できませんでした。今回はそのポテンシャルを発揮できたんじゃないかと思っていて、今後の世界大会もこの調子でいけたらと思っています。
ーー初戦のTeam Scryptですが、相手の印象はどうでしょうか?
Merieux 事前の研究では、そこまで苦戦する予想はありませんでした。ですが実際にプレイしてみると苦戦させられましたね。
一同 本当に強かったね。
――海外と日本のチームの大きな差はどこでしょう?
Merieux 防衛時はクロスをしっかり組んでおり、基本ひとりで行動しませんね。カバーが速く、苦戦させられました。サウンドプレイができないオフラインで、これは強力だと思います。
――準決勝の勝因は何だと思いますか?
CrazyPapiyoN 今回の勝因は、「この大会を優勝する」という意識ではなく、目の前に転がってきた勝負を絶対負けないっていう気持ちを大事にしました。一勝一勝積み重ねていくことです。その積み重ねが準優勝戦での勝利につながったのかと思います。
――オペレーター編成のポイントについて教えてください。
CrazyPapiyoN 企業秘密ですね(笑)。
――では、以前のAPACでは、「もう一度スタート地点に戻って、この経験を活かして次のシーズンで勝ちたい」と仰っていましたが、なにか意識改革をしたり練習の仕方を変えたなどはありますか? また、以前から上達したポイントはどこでしょうか?
ウォッカ 新メンバーとしてCrazyPapiyoN選手が入団し、プレイ内容もこれまで通りにはできないこともありました。いままで自分たちが世界で挑戦したことは通じなかったので、まるっきり一新して、これまでまったくやってこなかったような戦略やプレイスタイルで一から作り上げてきたことが、とても大切だと実感します。