ユービーアイソフトより発売中のタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』において、本作のPC版esportsリーグ“シーズン7 APACファイナル”が開催中。準決勝、日本チーム野良連合 vs ViewSonic.Dark Sided戦は野良連合が2-0で勝利し、決勝Fnatic戦は2-0で敗北。結果は2位となった。

 なお、アジア太平洋地域プロリーグファイナルで上位2チームに選ばれたFnaticと野良連合は、5月19日(土)~20日(日)にアメリカ、アトランティックシティで開催されるワールドファイナルへ出場することになる。シーズン7の賞金総額は、$275000ドル(約2900万円)だ。

野良連合は惜しくも2位。それでも世界大会出場決定! 『レインボーシックス シージ』“シーズン7 APACファイナル”_01

 ファーストマップは領事館。野良連合はポイントへの攻めはできていたが、Fnaticのさすがの対応力に苦しまれる。Fnaticは地下や2階を使用した上下を使用せず平面での戦いに持っていくことが多く、C4を使用した突き上げが効果的と見られたが、なかなか試合運びをうまくリードできず。なんとか1ラウンドは獲得できたが、結果的に5-1でFnaticがファーストマップを取得した。

 セカンドマップの山荘では、キルの応酬が続く場面が多く見らえた。結果的に-で、Fnaticのカバーの速さはトップレベルで、実力差を見せつけられる試合となってしまった(それゆえに、チームメイトと潜入タイミングを合わせる必要がるため、前線を上げるスピードは落ちるわけだが)。野良連合はグローバルファイナルに向けて、定石にこだわらない新たな戦略を練る必要がありそうだ。

 とはいえ、この戦いはグローバルファイナルに向けてとても実入りがよい試合だったと感じる。試合終盤まで集中力、コミュニケーション(報告)を絶えず行うことや相手の戦略をこと、そしてオフライン大会という雰囲気になれることを考えると、野良連合にとってはいい経験になったのではないだろうか?