呪いと病の香り漂うダンジョンを潜っていくドット絵アクションRPG『Dark Devotion』【PAX EAST 18】

フランスの小規模インディーチームによって開発されたドット絵スタイルのアクションRPG『Dark Devotion』を紹介する。

 The Arcade Crewは、レトロゲー移植などで知られるフランスのパブリッシャーDotEMUが立ち上げたインディーレーベル。

 現在ボストンで開催中のゲームイベント“PAX EAST 2018”では、同じフランスのインディースタジオHibernian Workshopの『Dark Devotion』などを出展している。今回、そのデモを遊ぶことができたので、その内容をご紹介しよう。

 『Dark Devotion』を簡単に説明するならば、「『ダークソウル』に影響を受けた、2Dドット絵スタイルのダンジョン探索アクションRPGゲーム」と言うのが近いだろう。発売時期は海外でも未定で、プラットフォームはPCをメインに、家庭用ゲーム機への展開も検討されている。

チョット前のプレスキットからの画像だが、UI的にはこんな感じ。体力&スタミナ制を採用。

 ぶっちゃけて言ってしまうと、今や『ダークソウル』からの影響が見受けられるゲームはインディーにも結構ある。それでも、本作のドット絵で描き込まれた病んだダンジョン世界と、ハードなバトルの両立には見るべきものがある。

 世界観的には十字軍や異端などの宗教的テーマを取り込んでいて、ダンジョンも打ち捨てられたかつての寺院という設定。コアメンバーが3人の小規模チームというのがなかなか信じられないほど、呪いや病の香りを感じるダークな世界が雰囲気たっぷりに描かれている。

 自分も敵もお互い攻撃は重めな感じで、スタミナ制を採用しているために攻撃ボタンを連射すればいいわけでもない。一気に間合いを詰めた攻撃をしてきたのをドッジ(回避)でかわしてこちらの攻撃を叩き込んだり、マップギミックも利用してダメージを与えていったりするのだ。

 この立ち回り重視な仕様は、まさに『ダークソウル』的な部分のひとつ。ゲームプレイの抜粋がいくつか公式にあがっているので、ぜひチェックしてみて欲しいところ。

 ちなみに雑魚敵を倒すと装備アイテムを落とすことがよくあり、それぞれ固有のステータスが割り当てられているのは、どちらかと言えば『ディアブロ』的な要素となっている。弓などをゲットすれば、遠距離攻撃も可能だ。

 今回のデモは特別仕様となっており、ダンジョンのサンプルとボス戦のサンプルを自由に遊べるようになっていたのだが、ボス戦は特にキツかった。

 巨大な盾でガッツリガードしている騎士風のボスで、最初はダメージがまったく通らず、何か見落としている要素があるのではと思ったほど。だが開発者いわく「これはなかなか忍耐が必要なボスで、じっくり立ち回れば隙がわかってくるはず」とのこと(まぁそれが定石とはいえ、イベント取材中の限られたデモ時間の中では焦って一直線なプレイをしがちなのをご理解頂きたい)。

 一方で公式には別のボスバトルの映像もあがっていて、こちらはかなりオフェンシブなタイプ。世界には4つ前後のエリアが存在し、それぞれエリアボスにたどり着くまでのルートも複数用意されているという。

 なおパブリッシャー側の関係者に話を聞いたところ、確定事項ではないものの、これまでのDotEMUのタイトルと同様に日本への展開も前向きに検討したいとのことだった。