『ラグナロクオンライン』新種族ドラム体験リポート。猫っぽい獣人がエビと大トロで仲間を救う

2018年4月3日、PC用オンラインRPG『ラグナロクオンライン』に新種族ドラムが実装される。特徴を運営チームのみなさんに伺った。

この記事を要約すると、こういうことです。

 2018年4月3日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのPC用オンラインRPG『ラグナロクオンライン』が変わる。

 プレイアブルキャラクターとして、新種族ドラムが実装されるのだ。サービス16年目の大変革である。ドラムの特徴を運営チームから説明してもらったところ、

・猫みたいな獣人。かわいい。
・大トロを使う。
・エビも使う。
・エビでパーティーを開く。
・エビざんまい!

 取材後のメモには上記の言葉が並んでいた。「エビざんまい!」と声に出すときは「すしざんまい」のポーズでお願いしたい。

 いまのところ猫なのかエビなのかよくわからないので、もう少し詳しく書く。

僕はエビと大トロで仲間を支援することにした

 全国のエビファンには申し訳ないのだが、新種族ドラムは猫型の獣人だ。“エビファン”なんて言葉、初めて書いた。

 ドラムはパースタ大陸という土地で暮らしていて、アップデートで新マップ“港町ラザーニャ”も登場。ドラム専用のチュートリアルも実装されるので、運営チームの説明を受けながら試させてもらった。

イラストレーター・シガタケ氏によるイメージイラスト。

プレイヤーキャラは髪の毛のある獣人タイプと完全な猫顔タイプを選択可能。髪は色を変更できる。

アップデートに合わせて13個目のキャラスロットが解禁される。

港町ラザーニャはおとぎ話っぽい雰囲気。

 ドラムはシンプルに育てやすい種族だ。職業は“サモナー”固定で転職がなく、Lv1~175まで一直線に育成していく。

 キャラ育成の自由度が高い『RO』に、突如として最近のオンラインRPGキャラが実装されたみたいな話である。

「このシェレって女の子がいわゆるガイドNPCです」

「話しかけると、チュートリアルを受けるかスキップするか選択できます」

 チュートリアルもいいが、やはりキャラ特性やスキルが気になる。先にそっちを教えてもらうことにした。

 チュートリアルを進めるとBaseLvとJobLvが徐々に上がっていく。キャラがだんだん強くなる過程で“にゃん魂”というスキルを習得すると、サモナーとしての力が覚醒。魂を使役できるようになる。

にゃん魂を習得するとドラムの周りに3つの魂が出現。よく見るとかわいい。

「スキルツリーからは複雑な部分をカットしていて、シーフード、プラント、アニマルの3系統になっています」

「ドラムはそれぞれの魂を呼び出して戦います。シーフード系列の魂は回復・支援、プラントは相手の弱体化や魔法攻撃、アニマルは遠距離物理攻撃のタイプです」

 一度は聞き流したが、ちょっと待ってほしい。シーフード系列の魂。あまり聞いたことがないタイプの言葉である。

 スキル一覧には気になる名前が並んでいる。“新鮮なエビ”、“エビ三昧”、“大トロ”、“マグロシールド”、“エビパーティー”。マグロシールドはスキル名っぽいとは思うが、大トロなんて寿司ネタだ。

「エビ三昧を使う場合はエビが必要です」とのこと。だろうな、と思う。

 本来なら、これはドラムの性能をリポートする記事だ。読者のみなさんは3系統のスキル解説を期待しているだろうが、それは諦めてほしい。僕はシーフードとともに生きていくことを決めたのだ。

 プラント? アニマル? そんなことより、シーフードのスキル説明文に注目だ。たまらない言葉が並んでいるではないか。

(※画像は開発中のものなので、実際の内容とは異なる場合があります。とくにスキルやアイテムの効果欄はご注意を)

◆新鮮なエビ
小さく新鮮なエビの魂を吸収し、味方1体を[新鮮なエビ]状態にする。~

◆エビ三昧
エビの魂の助けを借りて、自身と効果範囲内にいるパーティーメンバーのHPを回復し、[エビ三昧]状態にする。~

◆エビパーティー
自身と31×31セル以内にいるパーティーメンバーを[新鮮なエビ]状態にし、さらに自身を一定時間、[エビパーティー]状態にする。

 新鮮なエビ状態。エビ三昧状態。エビパーティー状態(※)。何だかうまそうだし楽しそうだ。声に出して言いたい日本語ってこういうことか。パーティーで遊んでいるとき「おれを新鮮なエビ状態にしてくれ!」って言いたいもんな。

(※『RO』のスキル説明文では、そのスキルが効果を発揮していることを“○○状態”と表現する)

 取材時には「我々は一度くらいリアルのエビパーティーを開いてみるべきではないか」という提案がされた。楽しみだ。

【新鮮なエビ】うまそうなエビの寿司の写真をどうぞ。

【エビ三昧】こっちは二尾にした。

【エビパーティー】使用時のわかりやすいエフェクトはないようなので、性能ウィンドウのみ。なお、ゲーム内ではホタルイカは付属しない。

◆大トロ
マグロの魂を吸収させ、対象1体のHPを一定割合回復する。

◆マグロシールド
マグロの魂を呼び、対象1体を30秒間[マグロシールド]状態にする。

 マグロの魂という言葉も趣き深い。声に出すたびに俳優の渡哲也さんが思い浮かぶ。最初は大トロの魂を呼び出すことになっていたが、「それ部位じゃん」ということで“マグロの魂”に落ち着いたそうだ。とくに解決していないと思う。

 なお、大トロで召喚されるのは握り寿司。調理済みである。できれば生前の姿のまま呼び出してほしいと思っていたら、マグロシールドでは元気な姿を見せてくれてうれしかった。僕は何に感情移入しているのだろう。

大トロを使うとシャリ、ネタ、刻みネギが順に降ってくる。

ガシーン!

ピカーン!(一連の画像を想像の中でスローにし、BGMにアルマゲドンのテーマを流すと、壮大になるのでおすすめです)

マグロシールドはありのままの姿でマグロを召喚。キャラの周囲をくるくる回ってかわいい。

写真はイメージです。この写真えろすぎたかもしれない。お子さんの目をふさいで!

 冗談みたいな名前ではあるが、ドラムのスキルは全体的に強力だ。たとえば、エビ3種(回転寿司のメニューみたいですね)は特殊な効果を持つ回復スキルである。

 3つの中で最初に習得する新鮮なエビは継戦能力を高める持続回復スキル。エビ三昧には武器攻撃力とMatk(魔法攻撃力)アップ効果、エビパーティーにはSP自然回復力アップ効果が乗っている。さらに、後者のふたつは範囲スキルだ。

 大トロは最大HPの50%回復(Level 5取得時)という驚異の性能を誇る。最大で使用者のHP50%ぶんのダメージをカットするマグロシールドも強力だ。

海の力、海の魂というパッシブスキルを習得すると、キャラやスキルの性能が全体的に強化される。

 エビとマグロのポテンシャルの高さをそのまま『RO』に実装したかのような5種のシーフードスキル。三次職のプレイヤーともいっしょに遊ぶ想定なので、強さは三次職並み、扱いやすさは初心者向けというバランスに収まっている。

「三次職の人気スキルと似た効果を持つスキルもあります。いろんな職業のスキルが使えるイメージですね」

 要は三次職スキルのアベンジャーズである。そんな状態なのに、数自体は多くなくショートカットウィンドウ一列ぶんで収まる程度。初心者や復帰者が使っても混乱することなく戦える。なるほど、これは強い。

シーフード系列にありながら魚介類っぽくない“グルーミング”と“のどを鳴らす”のおかげで、状態異常にも強い。

3系統に属さない汎用スキルもある。僕はボス以外のモンスターに見つからなくなる“かくれる”と、ダメージを80%カットする“うずくまる”が気に入った。共通点は、どちらも動けなくなるところとかわいいところ。

ずっしり重い魂を飛ばすパッシブスキル“ソウルアタック”。習得すると通常攻撃が遠距離攻撃になる。