2018年2月10日~11日、千葉・幕張メッセにて開催されている、ゲームファンとゲーム大会の祭典“闘会議2018”。開催初日、PlayStationブースにて、『New みんなのGOLF』初の公式大会”最強みんGOLファー決定戦”が行われた。本記事では、その模様をお届けする。
本大会は、2017年に札幌、福岡、大阪で行われた“PlayStation祭”、東京で行われた“Tokyo E-sports Festiva”lの“最強みんGOLファー決定戦”で優勝した4名のトッププレイヤーによる決勝大会。札幌大会優勝者のmethone(メトネ)選手(以下、メトネ選手)、福岡大会優勝者のKINCHI(キンチ)選手(以下、キンチ選手)、大阪大会優勝者のみこと選手、東京大会優勝者のはぐれ選手が会場に集結した。
大会は予選ラウンドと決勝ラウンドの2ラウンド制。4人で6ホールのストロークを行い、上位2名が決勝ラウンドに進出できるというもの。そのほかの予選の試合ルールは以下の通り。
- ゲーム形式:ストローク
- コース:出演者によるくじ引きで決定
- ホール:6HOLE(ランダム)
- ティ:レギュラー
- カップ:ノーマル
- ミラー:なし
- 天気:おまかせ
- スロットモード:なし
- フレンド制限:あり
- 打順:事前のくじ引きで決定
【コース一覧】
- イーグルシティ ゴルフクラブ
- アルピナフォレスト ゴルフコース
- カナロアビーチ ゴルフリゾート
- ヴォルテックスバレー ゴルフコース
- インペリアルガーデン
【使用可能なクラブ】
- スタンダード
- ビッグエアー
- ピンホール
- ターボスピン
- インフィニティ
【使用可能なボール】
- スタンダード
- ビギナーズ
- サイドスピナー
- サンドバイパー
- グラスカッター
- ウルトラアプローチ
- 100-60
- スーパーロー
抽選の結果、予選ラウンドのコースは、“ヴォルテックスバレー ゴルフコース”に決定。難易度が高めなコースだが、そこはさすがのトッププレイヤーたち。全員が最初のホール(ホール10 PAR4)の2打目をカップから2メートル以内につけたり、くるくるパット(※くるくるパットは、カップの縁をくるくると回ってからカップインするショットのこと。ふつうにカップインするより難しくリスクがあるが、スコアが同じだった場合に比較されるポイントを多く獲得できる)で決めたりするなど、スーパーショットを連発。
しかし、2ホール目で早くも試合が大きく動く。はぐれ選手がくるくるパッドを発動させたもののカップインを逃し、後れを取ってしまう。そして、5ホール目で今度はキンチ選手に悲劇が訪れる。ティーショットのインパクトをミスしてしまい、ダブルボギーという結果に。その後、最終ホールでチップインイーグル決めて巻き返したものの、惜しくも及ばず、決勝にはメトネ選手とみこと選手が勝ち進んだ。
決勝ラウンドは、3ホールのストロークで実施され、先に2本制した選手が優勝となる。そのほかは基本的に予選ラウンドと同じ。決勝ラウンド1試合目のコースは、決勝にふさわしく、いちばん難しいと言われる“インペリアルガーデン”。最初のホールでは、両選手ともに水切りショットを決め、バーディを決める。しかも、ポイントまで同じというハイレベルな戦い。続く2ホール目でも、危なげなくバーディを獲得した両選手だが、今度は、みこと選手がポイントでメトネ選手にリードをつける。最終ホールは、お互いにパーで締めスコアは-2で同点となったが、1試合目はポイント差で、みこと選手が勝ち取った。
“アルピナフォレスト ゴルフコース”で行われた2試合目の最初のホールでは、みこと選手がポイントでわずかにリードを奪う。勢いに乗ったみこと選手は、PAR4の2ホール目で見事なワンオンを魅せた。それに対して、メトネ選手のティーショットはグリーンまでわずかに届かず、ワンオンを逃してしまう。しかし、そこからライジングショット&旗包みのチップインバーディのミラクルショットを決め、ポイントを一気に逆転。そのままリードを守り切ったメトネ選手が2試合目を制し、勝負を振り出しに戻した。
勝敗が決する3試合目のコースは“カナロアビーチ ゴルフリゾート”に決定。1ホール目から、メトネ選手がくるくるパッドを狙い勝負をかけるも失敗してしまい、みこと選手にリードを許す波乱の幕開けに。メトネ選手は、その後、連続バーディで意地を見せるも、最初の差は縮まらず、みこと選手が3試合目を勝利し、優勝を手にした。