アトラスより、発売中のプレイステーション4(以下、PS4)用ソフト『ドラゴンズクラウン・プロ』。同作は、2013年にプレイステーション Vita(以下、PS Vita)とプレイステーション3(以下、PS3)で発売され、“ゲーム史上もっとも美しい2DアクションRPG”と呼ばれた『ドラゴンズクラウン』を、PS4用にリマスターした作品。そんな同作の魅力や開発を務めるヴァニラウェアへのアツい想いを、PS Vita版をやり込んだという、でんぱ組.incの古川未鈴に語ってもらった。

でんぱ組.inc古川未鈴が『ドラゴンズクラウン・プロ』とヴァニラウェアへのアツい想いを語る【PR】_02
古川未鈴 PROFILE
でんぱ組.incのセンターをつとめる、歌って踊れるゲーマーアイドル。新体操、クラシックバレエの経験をいかしダンスリーダーでもある。コンシューマーからアーケード、ネットゲームまで幅広く網羅し、ゲーム番組のMCとしても活躍している。(文中は古川)

――『ドラゴンズクラウン』をかなりプレイされていたと伺っているのですが、プレイ状況はどのような感じですか?

古川プレイステーション Vita版で、ゲーム友だちとずっと周回プレイをしていました。

――なるほど。では、『ドラゴンズクラウン』の魅力を教えてください。

古川やさしいグラフィックやRPG好きには堪らない世界観はもちろんですが、ハクスラ(※ハックアンドスラッシュ)の要素がお気に入りです。操作も簡単で誰でもプレイできるとてもシンプルな内容なんですが、詰め込み度がすごいというか。時間を忘れて何度でも夢中でプレイできるんですよね。

――1回のプレイも短くて遊びやすいですよね。

古川サクサクとプレイできますね。ただ、そんな中でも隠し部屋やルート分岐があったり、奥が深いところも魅力的だと思います。武器がランダムで手に入る仕組みなので、少しでも強い武器を手に入れようと、ついついプレイしてしまうほど、周回プレイが「楽しい!」と思える作品です。

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武器などの財宝はE、D、C、B、A、Sの6種類のランクが存在し、ランダムで獲得できる。

――連続でダンジョンに挑み続けるほど、強い武器が手に入りやすくなるチャレンジ要素みたいなものもいいですよね。

古川そのどこまでいけるかという感覚も好きで、ひたすらプレイしていました。でも、油断しているとすぐにやられちゃうんですよね(笑)。あと、私はテーブルトークRPGのゲームマスターのようなナレーションが入るゲームを初めて遊んだので、すごく新鮮でした。

――確かに珍しいですよね。しかも、『ドラゴンズクラウン・プロ』では、PS3版やPS Vita版で、ゲーム内の一定条件を満たすか、有償DLCを購入しないと使用できなかった各キャラの声優さんバージョンと、海外版専用だった英語のキャラボイスバージョンのナレーションが最初から解放されています。

古川そうなんですよね! 今回は仲良くさせていただいている安元さん(※ウィザード役の安元洋貴さん)のナレーションでプレイしてみようと思います。あっ……でも、田中敦子さん(アマゾン役)も気になりますね。

――ナレーションを変更すると、ゲームの印象もかなり変化しますからね。ちなみに、PS Vita版をプレイされていたときは、どのキャラクターを使用されていたんですか?

古川アマゾンですね。私は、いろいろなキャラクターが選べるようなタイプのゲームでは、広く浅くではなく、一点集中でやるタイプなので、ずっとアマゾンを使っています。最初に、アマゾンとソーサレスで迷ったんですけど、発売前からアマゾンのお尻が話題になっていて、「『ドラゴンズクラウン』をプレイするなら、お尻を見ておかないと!」ということで、アマゾンを選びました。

――すごく話題になっていましたよね。

古川なぜ、ジャンプをした後に後ろを向くんだろうと(笑)。おそらく、歴史上どのゲームを探しても、あのジャンプをするのは、アマゾンだけだと思います。

――開発者の方の「ここを見てくれ!」というメッセージを感じますよね。

古川そうなんです。アマゾンのお尻に対するこだわりをすごく感じました。

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――アマゾンを使うときのアドバイスなどがあれば聞かせてください。

古川アマゾンは、操作も直感的で使いやすいキャラだと思います。回転切りは、攻撃範囲が広くて、地上と空中の両方の敵に攻撃できるので、オススメです。

――先ほど『ドラゴンズクラウン・プロ』をプレイされていましたが、いかがでしたか?

古川PS Vita版をプレイしていたときにも美しいグラフィックに感動しましたが、それが、さらに綺麗になっていて驚きました。我が家は、PS4 Proと4Kテレビの環境なので、早く自宅でプレイしたいです。あと、楽曲もすべてオーケストラになっているんですよね?

アトラス宣伝担当 オーケストラに加えて、特殊なパーカッションや民族楽器の音を、すべて生音で新たに収録しました。PS3版やPS Vita版のものと、今回新たに収録したバージョンを選択できます。ビジュアルだけではなく、音にまでこだわりました。

古川やっぱり、ゲームにとって音はすごく重要で、思い出に残っているのは音楽だったりすると思うんです。

――そうですよね。音楽を聴くだけで、その曲が流れていたシーンを思い出すこともあったりしますよね。

古川すごく手間も掛かっていると思いますし、グラフィックだけではなく、音楽までこだわってくださった、ヴァニラウェアさんとベイシスケイプさん(※音楽を担当した有限会社ベイシスケイプ)、素敵です!

――限定版のロイヤルパッケージに同梱されるDLCセット“デジタルアートコレクション”のひとつである“動くモンスター図鑑”も体験されていましたが、こちらはいかがでしたか?

古川ゲーム中は、忙しくて余裕がなかったり、画面がエフェクトなどで派手だったりするので、モンスターの一挙一動だけをじっくり見られるのはいいですね。個人的には、ブルードコープスが破裂する瞬間やその後に飛び散ったウジが最高でした。

――キャラクター設定なども確認できますしね。

古川「コイツにこういう設定があったの!?」みたいな新しい発見もあって、ファンには堪らないと思います。

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――これまで『ドラゴンズクラウン』についてお聞きしてきましたが、古川さんは同作の開発を務めるヴァニラウェアのほかの作品も大好きだと伺っています。これまでにプレイした作品を教えていただけますか?

古川いちばん最初にプレイしたのは、PS Vita版の『朧村正』でした。もともとWiiで発売されたときに「すごいゲームが出た」という噂を耳にしていたのですが、私はゲームにはトロフィーや実績などの目標がほしいタイプなので、そのときはプレイしなかったんです。それから、しばらくしてPS Vita版が発売されるということで、プレイしました。

――初めてヴァニラウェアの作品に触れた感想はいかがでしたか?

古川当時、私は横スクロールアクションというものをあまりプレイしたことがなかったので、「いまの時代の最新鋭の技術を使った横スクロールアクションというのは、こういう作品なのか」と感心しながら、すごく楽しくプレイさせてもらいました。『朧村正』をプレイした後には、私の中で“ヴァニラウェアさんのゲームだったら絶対に大丈夫”という信頼があって、『ドラゴンズクラウン』と『オーディンスフィア レイヴスラシル』を迷わず購入しました。それで、いまでも覚えているのが、『オーディンスフィア レイヴスラシル』の発売日が、ちょうど、でんぱ組.incのツアー中で地方公演の日だったんです。早く遊びたいのに買いに行く時間がなくて、ライブ会場のWi-Fiに繋いでダウンロード版を購入したんですけど、控え室では電波が弱かったので、電波がいちばん強い場所の近くにパイプイスとPS Vita本体を置いて、万全の状態でリハーサルに行きました。リハーサルが終わった後には無事ダウンロードが完了していたので、本番直前までずっとプレイしていました(笑)。ですので、昔からのファンというわけではないんですが、ここ最近のソフトはプレイさせていただいています。

――すごいエピソードですね(笑)。では、ヴァニラウェア作品の魅力を感じるのはどういうところですか?

古川ひとつは、やっぱりアクションの部分だと思います。昔からある、2D横スクロールアクションのよさを残しつつも、いまの最新技術を詰め込んだゲームをプレイしているという、懐かしいようで新しい感覚が好きですね。

――すごくわかります。

古川あんまり難しいことをやっているわけではないんですけれども、すごく派手に見えるし。そのバランス感が不思議だなと。とくに『ドラゴンズクラウン』に関しては、RPG好きの心をくすぐるギミックがとても多くて。像を倒すと隠し通路が出現したり、ボス戦でもギミックを活用することで有利に戦闘を進められたり。

――ゲームバランスもちょうどいいですよね。たとえば、アクションゲームが得意な人だと、レベルや装備を強化しなくてもクリアーできたり、逆に得意じゃない人でもしっかり準備することでクリアーできたり。

古川そうなんですよね。装備を集めていくのもすごく楽しいですし。鑑定するときのドキドキ感とかも堪らないです。

――そのほかにありますか?

古川ファンの皆さんも同じだと思いますけど、とにかく料理がおいしそうなところですね。私はゲームに出てくる素材や料理が大好きで、ヴァニラウェアさんの料理は、ゲーム史上いちばんの料理だと思います。本当にすごいこだわりで、人のお腹を空かせるゲームというのはすごいと。ヴァニラウェアさんを語るうえで、間違いなく料理というのは外せないかなと思います。

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『ドラゴンズクラウン・プロ』の料理画面。調理器具に食材を入れて、調理方法を選ぶと、ステータスアップ効果のあるさまざまな料理を作ることができる。

――確かにヴァニラウェア=おいしそうな料理というイメージの人は多いと思います。

古川そうですよね。あと、『ドラゴンズクラウン』のゲームマスター風のナレーションや、『オーディンスフィア レイヴスラシル』の舞台のような独特なセリフ回しが好きです。あまり多くは語らないけれども、そのゲームの特徴を掴んでいるのが印象的でした。

――今後のヴァニラウェアの作品で楽しみにしていることはありますか?

古川やっぱり『十三機兵防衛圏』ですね。私は、東京ゲームショウ2017で、『ドラゴンズクラウン・プロ』のステージに立たせてもらったんですけど、そのときにも『十三機兵防衛圏』の情報が出ていたので気になっています。舞台が現代の日本でロボットが登場するということで、これまでの作品ともまったく作風が違いますし、いったいどんなゲームになるのか想像もつかないです。

――料理も気になるところですね。

古川確かにそうですね。何が出てくるのか楽しみです。

――最後にファンの方にメッセージをいただけますか?

古川数年前に発売された『ドラゴンズクラウン』が何倍にも進化して帰ってくるということで、PS3版やPS Vita版をプレイした人も、『ドラゴンズクラウン・プロ』から初めて遊ぶ人も、楽しめる内容になっていると思います。私も、当時よりも友だちが増えたので、新しいゲーム友だちと遊ぶのが楽しみです。さらに綺麗になったアマゾンのお尻をじっくり堪能しながら、楽しみたいと思います!

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【商品情報】

  • タイトル名:ドラゴンズクラウン・プロ
  • ハード:プレイステーション4
  • 発売日:2018年2月8日(木)
  • ジャンル:2DアクションRPG
  • プレイ人数:1~4人
  • 価格:
    パッケージ通常版:7980円[税別]
    パッケージ限定版「ロイヤルパッケージ」:12800円[税別]
    DL版:7389円[税別]
    DL版「ロイヤルパッケージ」:11852円[税別]
  • CERO:C(15歳以上対象)
  • 発売:アトラス
  • 開発:ヴァニラウェア
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