“会いたいが叶う場所”を再現するCGキャラクターイベント第一弾！
バンダイナムコエンターテインメントが新たに展開する施設型CGキャラクターイベント“CG STAR LIVE”の第一弾として、2018年2月14日より『アイドリッシュセブン』による“IDOLiSH7 PRISM NIGHT”の公演が予定されている。
本公演に先駆けて、2月6日に抽選で選ばれた300名のファンが招かれ、VR ZONE SHINJUKUにて公開ゲネプロが行われた。『アイドリッシュセブン』の公演では、同ゲーム内の人気アイドルユニット“IDOLiSH7”の7名がステージに登場。会場に訪れたファンとコールアンドレスポンスを行い、まるで『アイドリッシュセブン』の世界のライブ会場にいるかのような感覚にさせてくれた。本記事では、そんな本公演のリポートをお届けする。
7人のアイドルたちとコール&レスポンス！
会場では、開演をいまかいまかと待ちわびるファン約300人が集まる。入場時には、各人にペンライトが手渡され（要返却）、ライブを一層盛り上げる役目を果たす。ペンライトは、赤や青、黄色や緑などの色に自由に変更することができ、自分の推しアイドルのテーマカラーにし開演を待つ。
会場の照明が落とされれば、それは開演の合図。静まり返る会場に、観客は期待の色が膨らむ。
ステージには、東映されるためのスクリーンが設置されており、しばらくするとそこには、七瀬陸、和泉一織、和泉三月、二階堂大和、四葉環、逢坂壮五、六弥ナギの7人から成るアイドルユニット“IDOLiSH7”の姿が映し出される。
“会いたいが叶う場所”そんなコンセプトを掲げて開催される本イベントだが、ゲームからそのまま飛び出して来たような等身大の7人の姿を目にした会場のファンたちのボルテージは一気に上がる。
ライブの一曲目を飾るのは、IDOLiSH7のデビューシングルでもある“MONSTER GENERATIONS”。踊りたくなる跳ねるようなリズムに、「1、2、3、4、5、6、7、JUMP！」と、アイドルはたちは会場のファンと一体になり叫ぶ。手にもったペンライトは高く掲げられ、会場を鮮やかに彩る。
アイドルたちの揺れる髪や、踊る体は、しなやかにそしてなめらかに動く。
同じダンスを踊っていても、踊りかたには個性があり、リズムの取りかたも違うのというのは、かなりリアリティーがある。
曲が終わると、陸がステージに登場。「今日はライブに来てくれて本当にありがとう！これからもっと盛り上がっていくからみんなついて来てね！」と観客を煽る。
続いて、メンバー紹介がはじまる。「みんないっしょに呼んで！」と、陸からメンバーの呼び込みをお願いされ、それに応えるように会場は一体となり、つぎに現れるメンバーの名前を叫ぶ。
あまりにも自然に行われるそのやりとりは、なんとも不思議な感覚だ。
ファンの呼びかけに応えるようにメンバーがひとり、またひとりとステージに登場。
各々、自分をファンにアピールしていった。
メンバー紹介が終わると、続いて披露するのは、“RESTART POiNTER”のアップテンポなナンバー。サビで待つ「alright!」の掛け声も完璧にこなすファンたちに、見ているこちら側も楽しい気持ちに。
生のライブのように、曲間でメンバーがファンに向けて手を振ったり、メンバーどうしがアイコンタクトをしたり、内緒話をしたり、ほかでは見られない仕草も本公演の魅力だ。
ファンが知りたい、アイドルたちの理想のデートの場所とは？
続いて、オーディエンス参加型のバラエティーコーナーが始まる。その名も“君に聞いてみナイト！”。
こちらは、持っているペンライトの色で投票を行い、いちばん多かった色に設定された質問にアイドルが答えていくというものだ。
どの色にどの質問が当てられているかはあらかじめ用意されていて、どれを聞きたいかは観客がその場でペンライトでアピールしていく。日によって答える質問が変わっていくという仕掛けだ。
まずは、陸がトップバッター。さっそく会場のアンケートで質問を決める。
会場のペンライトで一番多かった色は黄色。その会場の様子をまるでその場で見ているかのように、「黄色が多いかなー？」と呟く陸。
黄色の質問はデートをするならどこにいきたい？というものだ。
その答えに、陸は「旅行してみたいです！アイドルになるまで旅行なんていったことなかったから、好きな人とふたりで旅行したい！」とコメント。会場も大盛り上がりだ。
続いては、一織。こちらもペンライトは黄色が多く、陸と同じ質問に
「基本的には相手の行きたい場所を事前に聞いてできる限り完璧なプランニングをしたい」と答える。
つぎの大和のターンでは、やはりまた黄色が多かったが、機転を聞かせて緑の質問に答えることに。
緑の質問は“最近のマイブームは？”というもの。
大和は、「人をダメにするクッションを買ったんだ。あれでダラダラゴロゴロするのがお兄さんのマイブーム」と教えてくれた。
その後もメンバー全員に、同じ要領で質問が投げかけられる。あまりにも黄色が多いため、会場のファンたちもだんだんとペンライトをいろいろな色に変えていくという生ならではの気遣いが見られ、なんとも和やかな雰囲気だった。
続いてのコーナーは“君を愛さナイト”。
メンバーひとりひとりが、ファンに向かってアピールし。ファンもそれに答えレスポンスしていくという大好きなアイドルと存分に交流できるコーナーだ。この公演はまるで本当のライブのようにコール&レスポンスができる楽しめるというのが特徴。
ステージのアイドルたちと、愛を叫び合い、つかの間のコミュニケーションを楽しんだ。
コーナーが終わると、「それじゃあ、最後の曲聞いてください」という声でつぎの曲へ移る。あまりの突然の申告にファンからもどよめきが広まるが、イントロが流れ出すと、またもや、彼らの世界観に引き込まれてしまう。短い時間だがライブを最大限に楽しまなければ損だ。
本編ラストとなるのは、ロックナンバーの“MEMORiES MELODiES”。「stand up! Hands up!」は、歌うのを忘れてはならない。メンバーが空に手を掲げると、最後にはステージに大きな虹がかかり、ステージからアイドルの姿が消えていく。
再び登場した7人は最後は、深々とお辞儀をして、ステージを後にした。
ライブはこのまま終了されるかと思われたが、どこからともなく、「アンコール」の声が広がっていく。
再びステージに現れたメンバーたちは、感謝の言葉を述べながら、なんと2月14日発売開始となる最新作“WiSH VOYAGE”でラストを締めくくった。最新曲を一足早く大きな会場で聞けたファンはラッキーだったかもしれない。
サプライズゲストに白井悠介さんが登場！
会場の明かりが灯されると、とうとう本当にライブが終了したという合図だ。これ以降のパフォーマンスはないと悟り「あ〜」と落胆の声が思わず漏れるファンたち。
しかし今日はこれだけでは終わらなかった。
何と、二階堂大和役を務める白井悠介さんがステージに現れたのだ。あまりのサプライズに、割れんばかりの大歓声が会場に溢れる。
マイクの音が入らないというハプニングもありつつ、トークセッションがはじまる。白井さんは公演の感想を聞かれると、「いたよね。生きていたよね。すごいわ〜アイドルだったわ〜。僕もコール&レスポンスしたいなーと思いました。」と述べた。
また、ライブ中にも行われた“君に聞いてみナイト！”が白井さんにも行われることに。
会場のペンライトによるアンケートの結果“アイドリッシュセブンの中で兄弟にするなら誰？”という質問に決定した。
白井さんは、「素直で思っていることを全部言ってくれるからかわいいやつだと思える」という理由で、弟を環に、「明るくやさしいお兄ちゃんでいてくれそう、百がお兄さんだったらいい兄弟関係を築けそう」という理由で兄に百を選んだ。
ほかにも、冒頭でやりたいと言っていたコール&レスポンスが行われ、最後は、「みなさんの生の熱気を感じることができて、すごく刺激をもらえました。アニメも始まりましたし、我々声優陣としては大きなライブも控えてますので、そういうのが繋がってどんどん盛り上がっていければいいなと思います」と締めくくった。
施設型CGキャラクターイベント“CG STAR LIVE”の第一弾“IDOLiSH7 PRISM NIGHT”の本公演は2月14日より開始となる。
会場ではライブ会場でしか変えないキャラクターグッズの販売や、キャラクターの世界観をモチーフとした、コラボフードなども用意されている。ぜひ、会場に足を運んで、等身大のアイドルたちを応援しにいこう！
