2018年1月25日(木)~1月29日(月)の期間、台北世界貿易センターにて開催中の、台北ゲームショウ2018。2018年1月27日、台北ゲームショウ2018のセガゲームスブースで“SEGA パートナーtitle Stage”が開催。セガゲームスがアジア地域でのソフト販売ライセンスを獲得したパートナー企業である日本一ソフトウェア、マーベラス、アクアスタイル、アクアプラス(ステージ登壇順)の各代表たちがステージに登壇。各社が今後、アジア地域で展開するソフトについての発表が行われた。

セガゲームスブースに日本一ソフトウェア、マーベラス、アクアスタイル、アクアプラスの代表が集結! 日本メーカーの積極的な台湾進出がより鮮明に【台北ゲームショウ2018】_01
ステージの進行を務めたのは、セガゲームスの野本章氏。野本氏は冒頭で、セガゲームスが中文版マーケットに真剣に取り組んでいることと、その好調な推移が台湾を始めとする中文版ファンのおかげであることを説明した。
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パートナー企業として最初に登壇したのは、日本一ソフトウェア・営業部長の猿橋健蔵氏。先日、映像が公開されたばかりの新作ホラーゲーム『project Nightmare(仮題)』の中文版が日本と同時発売になることを発表。
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続いて登壇したのはマーベラスのCSコンテンツ事業部長の佐藤澄宣氏と、GAME STUDIO本部 執行役員の高木謙一郎氏。『Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラ リンク)』の中文版をなるべく早い時期に発売することを発表した。
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3番目の登壇となったのは、アクアスタイルのJYUNYA氏。東方Projectを題材にしたローグライクダンジョン探索RPG『不思議の幻想郷 TOD-RELOADED-』の中文版“Asia All-in-One Edition”を2018年に発売することを紹介。ちなみに、JYUNYA氏が持っているのは、先の“PlayStation Awards 2017”で同作が獲得したインディーズ&デベロッパー賞のトロフィーだ。
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最後に“サプライズゲスト”として登壇したのは、アクアプラスの鷲見努氏。日本では2018年4月26日発売予定の『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』の中文版発売(発売日未定)のほか、三部作で構成される同シリーズだが、ほかの2作品の中文版も発売することを発表した。

 2016年8月には現地子会社との連携のもと台湾での自社開発ソフトの直販を開始したほか、2017年11月に現地企業と共同して中国本土でのソフト販売を開始するなど、成長市場であるアジア地域に向けた海外展開に積極的なセガゲームス。今回のステージでは、同社がパートナータイトルの販売に注力していく姿勢が明らかにされたが、日本メーカーのアジア市場進出の動きは、今後さらに加速していきそうだ。

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