2018年1月27日、台北ゲームショウ2018のセガゲームスブースで『北斗が如く』のステージが開催。名越稔洋氏、佐藤大輔氏が登壇したイベントの様子をリポートする。

 2018年1月25日(木)~1月29日(月)の期間、台北世界貿易センターにて開催中の、台北ゲームショウ2018。一般公開日2日目となった1月27日には、セガゲームスのブースで『北斗が如く』(プレイステーション4ソフト/2018年3月8日発売予定)のステージが開催。名越稔洋氏、佐藤大輔氏が登壇したイベントの様子をリポートする。

この日は、『北斗が如く』総合監督の名越稔洋氏(写真左)と、ゼネラルプロデューサーの佐藤大輔氏(写真右)が日本から駆け付け、作品の魅力を解説した。

 冒頭に行われた司会者による質疑応答では、台北ゲームショウの印象について、「何度も来させていただいていますが、来るたびに大きくなっている印象です。今後はさらに盛り上がっていくのでしょう」と語った名越氏。『北斗が如く』開発中の印象に残っているエピソードについて聞かれた佐藤氏は、「一度、原作者の原哲夫先生が音声収録の様子を見に来たことがあったのですが、ケンシロウ役の黒田崇矢さんがもともと『北斗の拳』大ファンで、ガチガチに緊張して“あたたた”のセリフがうまく出せなくなっていました(笑)」と、秘話を語っていた。

トレーラー映像の上映中、迫力の映像と同じくらい盛り上がったのは、セガ・マークⅢ版『北斗の拳』収録情報の部分。台湾のゲームファンの中にも知っている人は少なからずいるようだ。

 質疑応答のあとには、佐藤氏による実機デモプレイのパートへ。内容は、すでに日本でも体験会などで公開されている「VS 南斗狐鷲拳のシン」のステージ。サザンクロスの街にあるシンの居城にケンシロウが乗り込み、ザコとバトルをくり広げるという、初級チュートリアル的な内容だ。当日、観客に向かって司会者が投げかけた「『北斗の拳』を知っている人はどのくらいいますか?」という問いには6割ほどが挙手。なかなかの認知度だったが、それだけに大モニターに映し出される実機デモプレイを食い入るように見る観客の姿が印象的だった。

デモプレイでもっとも観客が沸いたのは、『北斗』ファンおなじみの北斗神拳奥義、“北斗百裂拳”が決まった瞬間。会場は大きな拍手と歓声に包まれた!

 また、デモプレイのあとには“スペシャル映像”として、『龍が如く』シリーズの主人公・桐生一馬の登場シーンが公開。これは、ソフトの限定版“世紀末プレミアムエディション”についてくる特典のひとつ“ケンシロウの外見を桐生一馬にできる権利”を使ったものなのだが、『龍が如く』ファンが多い台湾でも喜ぶユーザーが多そうだ。

 最後に、「今回の『北斗が如く』は、『北斗の拳』を知らなくても楽しめる内容になっています。龍が如くスタジオとして、新しい挑戦を詰め込んだゲームで、自信をもって遊んでいただける内容になりました」と語った佐藤氏。続いて名越氏が、「台湾の熱いファンの皆様のためにも日本と同時発売にしたかったのですが、無事に繁体字版も間に合ってホッとしております。本日はイベントに来ていただいて、ありがとうございました」と来場者に謝辞を述べ、イベントは終了となった。日本と同日、2018年3月8日発売となる『北斗が如く』(繁体字版のタイトル表記は『人中北斗』)、年を追うごとに家庭用ゲームの販売本数が拡大しているマーケットだけに、本作のセールスの動きには要注目だ。