柴田亜美先生と煉さん&虎徹くんがコラボ! 『れんコテ』連載開始記念スペシャル対談

テレビ番組でも話題となったあの煉&虎徹の日々を、新刊『ドキばぐ∞』も絶賛発売中の柴田亜美先生が、渾身のストーリーマンガ化した『れんコテ』。その連載開始記念の特別対談をお届けします!

 週刊ファミ通の『ドキばぐ』でもおなじみの柴田亜美先生による新連載『れんコテ V系バンドマン×やんちゃネコの育猫奮闘記』が、ホーム社のWebサイト“ねこねこ横丁”にて2018年1月22日よりスタート! ビジュアル系バンドのドラマーである煉さんと、赤ちゃん猫の虎徹くんが織り成す育猫の日々を、柴田亜美先生が愛情たっぷりにストーリーマンガとして描く『れんコテ』の連載開始を記念して、柴田先生と煉さんのおふたりに直撃取材を決行。虎徹くんもいっしょに参加(?)する打ち合わせの場所におジャマして、作品への思いをお聞きしました。

※本記事は週刊ファミ通2018年2月1・8日合併号の“ファミキング”に掲載したインタビューの完全版となります。


写真左●煉(れん):ビジュアル系バンドのTHE BLACK SWANのドラマー。2015年、自宅前で偶然に虎徹くんを保護、現在も2歳となった虎徹くんと同居中。
写真右●柴田亜美(しばたあみ):『ドキばぐ』でもおなじみのマンガ家。『SCRAMBLE!』と『変身王子ケエル』、『自由人HERO』の電子版も配信中!

柴田亜美・初の現代をテーマにした連載作品に!

――いつも打ち合わせている場所での取材ということですが、煉さんのご自宅なんですね。

柴田亜美(以下、柴田) そうですよ(笑)。こうやって煉くんとたくさん話をして、いろいろなエピソードを聞いてストーリーを考えているんです。

 お話しているうちに思い出すこともあって。こんな部屋にお呼び立てしてしまって、申し訳ないのですが(笑)。

――虎徹くんを、この部屋の前で拾われたと。

 本当に家の目の前に、一匹だけいたんです。

柴田 保護活動(※編註:柴田先生は保護団体の"ALMA"に保護された犬を預かるボランティアを行っています)でも、生まれて2~3日しか経っていない赤ちゃん猫を見ることはなかなかありません。一匹だけ、しかも自宅の目前で見つけるって、奇跡ですよね。拾われたのが夏だったのもよかった。赤ちゃん猫は自分で体温調節ができませんから。

 ちょうどツアーが終わって、バンドも落ち着いているところだったんです。生後間もない子猫は一時たりとも目が離せないから、それもよかったのかもしれません。

――今回の連載が始まるきっかけは?

柴田 知り合いのバンドのライブを観に行ったときに、事務所の社長から「先生のファンがいるんですよ」と紹介されたのが、初めてですね。

 2017年の8月31日でした。

――2017年9月末にはほぼ連載が決まったそうで、2018年1月には連載開始って、スゴイ進行ですよね。

柴田 ねえ(笑)。でも、話を聞くほど、これはエッセイマンガではなくて、私ならではのストーリーマンガとして成立するなと思ったんです。煉くんの周囲にいる人も、強烈なキャラクターの方が多くて……。

 事務所(※編註:“寺子屋”のこと。公式サイトはコチラ)の社長とか(笑)。実際にあったことなのに、話していると自分でも「マンガみたいだな」と思いました。虎徹を拾ったとき、同居人の先輩のおかげもあって、きちんと面倒を見ることができましたね。僕が面倒を見れないときは助けてくれるので、ありがたいです。

柴田 もちろん、その方もマンガに登場します。煉くんだけでなく、いろいろな方に話を聞いて取材して、頭の中で組み立ててストーリーを作っているのですが、まだまだお話を聞ききれていないくらい。読者の皆様には、『れんコテ』は、連載作品としては柴田亜美初の現代ものと思って読んでいただけたら(笑)。

 僕自身も『パプワくん』など、先生の作品は読んでいましたし、小中学生のときにマンガを描いていて、先生のマンガを真似ていたこともありました。先生なら間違いないとわかっていたし、実際にネームを読ませていただいて「すごい!」と思いましたから。これからも楽しみです。

柴田 煉くんと虎徹くんが出会ってから、いまに至るまでの2年間は、話を聞いているだけでも中身が濃すぎて、いつマンガがいまに追いつくかわからない(笑)。それでも、読んでくれた皆さんが、ふたりの生活が楽しくて魅力的なものに思っていただけるような作品にしたいです。

煉さんの自宅で行われているという、ミーティングの風景。本当にこの状況で毎回、ネームなどの打ち合わせをされているとか。

――柴田先生のブログ“漫画家の犬たち”でも書かれていましたが、先生の自宅に虎徹くんがおジャマしていたこともあるんですよね?

柴田 そうそう! 最初は抱っこもできなかったけれど、虎徹くんは物怖じしないし、頭もよくて、とにかくかわいい。すっかり夢中になりました。犬派なんですけどね(笑)。でも、『れんコテ』の連載が決まったと同時に、ウチで預かっていた保護犬の里親が見つかったりして、すごく幸運を呼んでくれるなあと。

 僕も、虎徹を拾ってすぐにいまの事務所が決まったんです。こうしてマンガにもなるしで、幸運を引き寄せてくれる猫だと思います。もともと秋田の実家でも猫を飼っていて、「そろそろ猫が飼いたいなぁ」と思っていたときに、虎徹と出会いましたから。いろいろ考えると、本当に運命だったのかもしれません。

――煉さんと虎徹くんの生活が続くかぎり、『れんコテ』のネタには困りませんね。

柴田 2018年1月22日から始まるけれど、"虎徹"という名前が決まるのも4回目くらいになりそう。打ち合わせのたびにエピソードが出てくるから、帰りの電車の中でずっと構成を考えているんですよ。また、煉くんの周囲が本当におもしろい人たちばかりだから、どんどん描きたくなっちゃう(笑)。それだけチカラを入れて描いているので、たくさんの方に読んでいただきたいですね。

 秋田弁もしっかり僕が監修していますから(笑)。僕自身も先生からネームを拝見して、「あの話がこうなるんだ!」と驚きますから、テレビやツイッターで僕と虎徹を知っていただいた方も、きっと驚かれる話がたくさん出てくると思います。ぜひ、チェックしてみてください。

こちらが虎徹くん。見目麗しきルックスだけでなく、とにかく物怖じのしない元気な子でした!

 ということで、ホーム社のWebサイト“ねこねこ横丁”にて、2018年1月22日より隔週連載が始まる、『れんコテ V系バンドマン×やんちゃネコの育猫奮闘記』。どのような愛情たっぷりのドタバタが描かれるのか、お楽しみに!