2018年、あの異星人がSNSを侵略する! 六本木の空に襲来した『PLAY!スペースインベーダー展』の見どころを紹介

2018年1月12日~1月31日、六本木ヒルズ展望台にて開催される『PLAY!スペースインベーダー展』の見どころを紹介する。

 2018年6月16日、ビデオゲームのパイオニア的存在『スペースインベーダー』が40周年を迎えることをご存知だろうか。

 その記念プロジェクト第一弾として、六本木ヒルズ展望台にて1月12日より開催される『PLAY! スペースインベーダー展』をひと足先に“体験”してきた。

 本イベントのテーマは“スペースインベーダーと遊ぼう!”。これまで『スペースインベーダー』に触れたことのない人が楽しめるような、五感や全身を使って楽しめるコンテンツが特別展示されている。40年の偉大な歴史を振り返るだけでなく、最先端技術を使った最新のインベーダーゲームに触れることまでできてしまう。

 中でも目玉となる『スペースインベーダー ギガマックス』は、六本木ヒルズから臨む夜景をバックに、押し寄せるインベーダーを最大10人で撃退するというもの。

 ポップ&ラグジュアリー。2018年、異星人たちはSNSを侵略しようとしている……。

 この記事では、アトラクションを含む見どころの紹介とともに、メディア向け発表会で行われた西角友宏氏(『スペースインベーダー』開発者/タイトー アドバイザー)・すがやみつる氏(『ゲームセンターあらし』作者/京都精華大学 教授)のトークセッションの模様を抜粋してお届けする。

西角友宏氏(『スペースインベーダー』開発者/タイトー アドバイザー)

すがやみつる氏(『ゲームセンターあらし』作者/京都精華大学 教授)

【開催概要】
開催期間:2018年1月12日~1月31日
開催場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
入場料金:展望台料金で入場可能。詳細は公式サイトをご確認ください。

『スペースインベーダー ギガマックス』

 本イベントの会場は、地上52階にある展望台。そのガラス窓で『スペースインベーダー』を遊ぼうという豪快なコンテンツだ。最大10人でプレイ可能。最終的なスコアも表示されるので、家族やお友達、カップルで競い合いながら遊んでもいい。

 演出も派手で、おもちゃばこをひっくり返したような視覚的な楽しさがある。カラフルなインベーダーが次々はじける様は花火さながらで、最後に待ち受けるボスバトルもアツい。内覧会ではギャラリーも巻き込んで大いに盛り上がっていた。

 40年前はドットの点滅で表現していた“宇宙からの侵略者”を、実際の夜空に投影してしまった本コンテンツ。8bitの隙間で育まれた空想が、最新技術の力で現実世界を侵食するという意味では、2015年の映画『ピクセル』を彷彿とさせるワクワク感がある。

 なお、本コンテンツは日没後(17:30以降)のみ体験できる。

エキシビションとして、西角氏とすがや氏によるプレイが行われていた。スコアの結果はすがや氏の圧勝。さすが『ゲームセンターあらし』作者。型やぶりなゲームは得意分野なのかもしれない。

『アルキンベーダー』

 こちらは、床を画面にして遊ぶ『スペースインベーダー』。ブロック崩しのようなゲーム性で、足元に次々出現するボールを足で弾いてインベーダーにぶつけていく。全滅させればクリアー。複数人で協力してプレイできる。

 というか、協力しないと難易度が鬼。ひとりで遊んでみたら全力でシャトルランするゲームになった。

 そして倒れる。地球、守れなくてスマン。

 スタッフさんに聞いたところ、4人~6人で遊ぶのがベストなバランスとのこと。その場で居合わせたお客さんとチームを組んで戦いましょう。アベンジャーズみたいに。

『ノボリンベーダー』

 ボルダリングと融合した『スペースインベーダー』。壁のいたるところにインベーダーが出現し、手や足で触れると得点になる。

 特徴は“プレイヤーからはゲーム画面の全体像が把握できない”という点で、後ろで見ているギャラリーも「インベーダー、左に出たよ!」、「右手もっと伸ばして!」など声援を送って楽しむことができる。

 ボルダリングといっても、がっつりクライミングするような動きが求められるわけではなく、上下よりも左右の移動がメイン。初めての方でも楽しめる。逆に経験者は、スコアランキングに挑戦してみるのも一興だろう。

『バハムートディスコ feat. SPACE INVADERS』

 ハウステンボスで稼働中のアトラクション『バハムートディスコ』の『スペースインベーダー』版。HMDを使わない“空間型VRアトラクション”とのことで、450°の映像空間の中で、スペシャル楽曲に合わせて攻めてくるインベーダーを撃退していく。

 押し寄せる光と音の洪水、異次元的でダイナミックな空間、「バイブスの力でバハムートを復活させる」という召喚士のみなさんが卒倒しそうなストーリー。ゲームが始まった瞬間に「これ、頭空っぽにして楽しむタイプのやつだ」とわかる。

 最大4人で同時プレイ可能。こちらも個人スコアが表示されるので、ダンスフロアを最も盛り上げたプレイヤーが一目でわかる。テンションをブチ上げていきましょう。盛り上げたからといってバハムートをお持ち帰りできるわけじゃないのだが。

 さて、『バハムートディスコ』からもわかるように、ここまで紹介してきたコンテンツは、どれもスクウェア・エニックスとの共同出展だ。

 スクウェア・エニックスは、今回の『PLAY! スペースインベーダー展』でのコンテンツ開発にあたり、“場所”と密接に結び付いたエンタテインメントを生み出していく新プロジェクトライブインタラクティブワークスを立ち上げている。

40年の偉大な歴史を感じられる展示物たち、内覧会には“生みの親”も襲来

 もちろん、40年の歴史を感じられる展示物も見どころだ。

 攻略法や当時の様子を通して『スペースインベーダー』が社会に与えたインパクトを振り返ることができるだけでなく、貴重なコーディングシートやデザイン資料を目にすることもできる。

 グッズやフードも充実。ここでしか食べられないインベーダーカレーは、イカやタコなど“インベーダーっぽい食材”がたくさん入って1260円[税込]。

 さらに、40周年記念プロジェクトの目玉となる“純金のインベーダー”も展示されている。こちらは田中貴金属ジュエリーによる作品で、400万円での一般販売(受注生産)も予定。

 また内覧会では、『スペースインベーダー』制作者である西角氏と、コロコロコミックで連載されたマンガ『ゲームセンターあらし』作者であるすがや氏のトークセッションが催された。

 先に登壇した西角氏は、「『スペースインベーダー』では、デザインも開発も全部やった。よくできたと我ながら感心してしまう。当時の自分には若さからくる情熱とパワーがあった。いまも情熱はあるんですけど、パワーがね(笑)」と当時について語る。

 併せて、今回のイベントで展示されているコンテンツについて「自分は一切かかわっていませんが、若い人が作ってくれたということで、とても楽しみにしています」とコメントを寄せた。

 すがや氏もまた「じつは『ゲームセンターあらし』も40周年なんです。コロコロコミックに初めて『あらし』の読み切りを載せたときは、全然人気が出なかった。それが『スペースインベーダー』を題材にしたらアンケートで1位に。後楽園球場の電光掲示板で『スペースインベーダー』をする、というめちゃくちゃな内容だったんですけど。西角さんには、ずいぶん家計を救ってもらいました(笑)」と40年前を振り返った。

 『PLAY! スペースインベーダー展』は、本日1月12日から1月31日まで開催。

公式サイトはこちら

展示会名 「PLAY!スペースインベーダー展」
会場 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ 森タワー52階)
開催期間 2018年 1月12日(金)~1月31日(水)
開催時間 10:00~22:00(会期中無休)
※最終入場 21:30まで
※「SPACE INVADERS GIGAMAX」の展望台窓面への投影プレイは日没後(17:30)以降となります。
料金
前売り券:1,500円(ローチケ、セブンドリーム他にて12月7日(木)~1月30日(火)発売)
当日券:一般1,800円、高校生・大学生1,200円、4歳~中学生600円、シニア(65歳以上)1,500円
※展望台料金で入場可。森美術館にもご入館いただけます。
主催 東京シティビュー、タイトー
特別協力 スクウェア・エニックス
問い合わせ 03-6406-6652(東京シティビュー)

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