『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』1000名以上の選手たちが参加したユーザー主導大会“MASTERCUP.9”をリポート

2017年11月25日、東京都有明のTFTホールにて、アーケード版対戦格闘ゲーム『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』のユーザー主導大会“MASTERCUP.9”が実施された。

 2017年11月25日、東京都有明のTFTホールにて、アーケード版対戦格闘ゲーム『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』(以下、『鉄拳7FR』)のユーザー主導大会“MASTERCUP.9”が実施された。

 本イベントは『鉄拳』最大のユーザーコミュニティ“MASTERCUP”が主催となり、年1回のペースで継続開催している大型大会。レギュレーションに5on5チーム戦の勝ち抜き方式を採用し、非常に多くの『鉄拳』ファンが集う1DAY大会として知られているイベントだ。その規模は年々成長を続けており、9回目を数える今回は207チーム1035名の選手たちが出場。『鉄拳』対戦シーンの中でも最大規模の大会となっていた。

 闘いの舞台となったのは東京都有明のTFTホール。会場にはアーケード筐体が複数持ち込まれ、当日の現地は朝6時45分から開場。早朝から続々と選手やファンたちが集まり、まる1日をかけて熱い闘いがくり広げられた。

会場の一角にはパソコン版『鉄拳7』の私遊台やYAMASAのスロット機体験コーナーが設置。

1000人を越えるファンたちが有明に集結

 MASTERCUP.9の大会形式は一発トーナメントではなく、一次予選から二次予選とワイルドカードを経て決勝トーナメントに移行する形式で進められた。出場チームはまず全56ブロックに振り分けられ、一次予選にて3~4チームのブロック内で順位を決定。ここで2位や3位となったチームにも引き続き勝ち上がるチャンスが与えられた充実の形式だ。
 一次予選はターン制となっており、時間ごとにブロックを分けて試合を消化。進行中にはバンダイナムコ公式の“鉄拳女子部”が女性キャラのコスプレ姿で登場したり、『鉄拳』開発チームのメンバーも大会に参戦するなど、ファンとメーカーが一体となって楽しむ大賑わいの内容となっていた。

大会模様はストリーミングサイトで生放送を実施。複数チャンネルを使い、日本語、英語、韓国語、中国語で世界中に現地の熱が届けられた。

決勝トーナメント

 開場から約15時間をかけた長期戦の末、決勝トーナメントに進出するTOP8のチームが決定。以下がそのメンバーだ。

【みいたんズ。】ちりちり/タカシ/みいたん。/けーい/ぼんちゅう
【鮫の餌】七英雄くじんしー/ラウム/にーみ/しょっちん/ロキ
【あきちゃホールメンブラザーズ】けん/タリスカッター/Gugumatz/kami/S.H.O.W
【TEAM YAMASA】ノビ/ユウ/タケ/バッツ/西新宿
【アンチ弁慶】あみーご/壊し屋シロ―/ばくしー/影丸/まんば
【真 たいせいチルドレンG】たいせい/刈/弦/くりくん/しゃな
【Team Well Played】Knee/Chanel/LowHigh/Kelthu/Senu
【GLOBAL GLORY】ノロマ/チクリン/まふゆ/ケイスケ/タイカレー

 TOP8のチームは赤絨毯を歩いて入場するパフォーマンスにて来場者と生放送視聴者にメンバーをお披露目。そして選手自身の手で順番にトーナメントの配置を選択し、組み合わせを決定した。ここからも複数台進行となったものの、韓国チームvs.九州チームの実現や、唯一ここまで勝ち上がった女性プレイヤーの活躍といった数々の見どころが発生。ハイライトシーンではギャラリーやチームメンバーから歓声や拍手があがり、長期戦の疲れを吹き飛ばすような盛り上がりを見せていた。

 激戦を勝ち上がり、決勝戦に進出したのは【TEAM YAMASA】と【アンチ弁慶】だ。序盤は【TEAM YAMASA】先鋒のバッツ選手(ファラン)が好調。相手の攻撃空振りのスキに自らの攻撃を当てに行くテクニックを効果的に用いて4連勝し、【TEAM YAMASA】が優勝に王手をかける。しかし【アンチ弁慶】大将で出番となった影丸選手(ジョシ―)が大奮闘。何度も追い詰められながらも、体力僅少状態での勝負強さと思い切りの良いレイジアーツなどが光り、次々に【TEAM YAMASA】メンバーを打ち破るとついには大将のユウ選手(フェン)まで引きずり出すことに成功。決定戦となる大将対決でも影丸選手の流れは止まらず、ジョシ―がフェンを封殺するように3ラウンドを連取して決着。
 影丸選手が歴史に残る“逆5タテ”を達成し、【アンチ弁慶】がMASTERCUP.9優勝チームとなった。

優勝の【アンチ弁慶】。メンバーの5人には賞状と、Tシャツやキャラクターフィギュアなどの副賞が贈呈された。