本日よりG-STAR 2017が開催

2017年11月16日~19日の期間、韓国・釜山(プサン)のBEXCO Busan Exhibition & Convention Centerにて開催中の“G-STAR 2017”。
本イベントは毎年開催されている韓国最大のゲームショー。今回のG-STAR 2017のメイン会場は、東京ゲームショウに比べれば半分程度の規模でやや小さく感じるものの、一般参加者が全日来場可能で、非常に多くのゲームファンが最新のゲームやハードに触れようと会場に駆けつけている。

今回、G-STAR 2017で記者が注目しているのは、本イベントのメインスポンサーであるNexonのブースと、同時接続数250万人を突破する、今年いちばんホットなゲーム『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』のアジア大会。それぞれの詳細やキーマンへのインタビューは、追ってお届けする予定だ。
ここでは、メイン会場の主だったブースや出展タイトルを紹介する。
Nexon

G-STAR 2017のメインスポンサーであるNexonのブースは、もっとも規模が大きく、そのほとんどを占めるのが各タイトルの試遊スペース。PCゲームがメインとなっているが、期待の新作『OVERHIT』や『マビノギモバイル』といったスマートフォン向けタイトルの出展にも力を入れている。
出展タイトル
『EA SPORTS FIFA ONLINE 4』(PC)
『OVERHIT』(Mobile)
『Need For Speed Edge』(PC)
『Battlerite』(PC)
『Titanfall Online』(PC)
『天涯明月刀』(PC)
『野生の地:Durango』(mobile)※映像出展
『マビノギモバイル』(mobile)※映像出展
ほか




Bluehole

早期アクセス中ながら2000万セールスを超える『Playerunknown's Battlegrounds』では、17日~19日にかけて、会場にてアジア大会が行われる。ブースは2階建てになっており、そこに選手たちのプレイエリアが設けられている(16日はフリープレイスペースとして一般開放)。
また、かねてより『Project W』のコードネームで知られる新作MMORPGが、正式名称を『A:IR』としてプレイアブル出展されている。こちらはゲームオンが日本国内サービスを行う予定で、今後の展開が楽しみなタイトルのひとつだ。
出展タイトル
『Playerunknown's Battlegrounds』(PC)
『A:IR』(PC)




netmarble

韓国大手パブリッシャーのnetmarbleブースでは、新作スマートフォン向けタイトルが目白押し。『ICARUS M』や、『TERA M』、『Blade & Soul Revolution』は、いずれもPCで人気を博したMMORPGをベースにしたスマートフォン向けタイトル。白を基調とし、試遊台がズラリと並ぶブースは壮観。
出展タイトル
『ICARUS M』(mobile)
『TERA M』(mobile)
『SEVEN KNIGHTS II』(mobile)
『Blade & Soul Revolution』(mobile)
バンダイナムコエンターテインメント

G-STAR 2017のなかで、出展タイトル数最多となったバンダイナムコエンターテインメント。タイトルごとの試遊スペースは小さいものの、『CODEVEIN』や『ドラゴンボール ファイターズ』をはじめ、出展タイトルのほとんどが体験可能だった(いずれも日本で体験できた同等の内容で、ハングルにローカライズされたバージョン)。他ブースがほぼPC・スマートフォンタイトルで占められるなか、多くのコンシューマー系タイトルを出展しているのも特筆すべき点。スマートフォン向けでは、『NARUTO × BORUTO 忍者BORUTAGE』、『ONE PIECE バウンティラッシュ』が出展されている。どちらも試遊可能で、とくに『ONE PIECE バウンティラッシュ』は日本に先駆けてのプレイアブル出展となっている。
出展タイトル
『鉄拳7』
『PROJECT CARS 2』
『太鼓の達人 セッションでドドンがドン!』
『ガールズ&パンツァー ドリームタンクマッチ』
『仮面ライダー クライマックスファイターズ』
『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー』
『ドラゴンボール ファイターズ』
『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』
『七つの大罪 ブリタニアの旅人』
『ソードアート・オンライン フェイタル・バレット』
『CODEVEIN』
『NARUTO × BORUTO 忍者BORUTAGE』(mobile)
『ONE PIECE バウンティラッシュ 』(mobile)
ほか






そのほかのおもなブース







G-STAR 2017 ここが気になる!
今回のG-STAR 2017では、とにかくPCの大作タイトルが元になったスマートフォン向けゲームの多さが目立った。上でも記した『ICSRUS M』や、『TERA M』、『Blade & Soul Revolution』のほか、『Ragnarok M』や『エルソードモバイル』、『ドラゴンネスト M』などがこの枠に入る。先ごろサービス開始した『リネージュ2 レボリューション』が大きな成功を収めているだけに、この流れは今後も続くのかもしれない。
また、各ブースの試遊スペースの圧倒的な広さにも驚かされる。PCやスマートフォン(タブレット)が、このように100台以上もズラっと並ぶ光景はあまり見たことがない。いち早くプレイしてほしいメーカーの粋なはからいなのか、触ってみないと納得しないユーザーが多いのか、気になるところだが、比較的待ち時間がなくプレイできるため、来場者は非常にうれしいだろう。また、これだけ多くの人が実際にプレイしていますよと、メディアや来場者にアピールする仕掛けのひとつであるとも取れる。いずれにせよ、普段あまり見ない光景だったので、思わず足を止めてしまったのはたしかだ。
