2017年11月1日〜5日(現地時間)まで、フランス・パリにてゲームイベントParis Games Week 2017が開催。それに先駆ける形で、ソニー・インタラクティブエンタテインメントは10月31日にメディア向けのセッションを実施。本記事では、『Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン):凍てついた大地』のセッションの模様をお届けする。

 2017年11月1日〜5日(現地時間)まで、フランス・パリにてゲームイベントParis Games Week 2017が開催。それに先駆ける形で、ソニー・インタラクティブエンタテインメントは10月31日にメディア向けのセッションを実施。本記事では、『Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン):凍てついた大地』のセッションの模様をお届けする。

 『凍てついた大地』は、2017年11月7日に配信を予定している『Horizon Zero Dawn』の拡張コンテンツ。本セッションには、リードライターのBen McCaw氏とクエスト&ワールドデザインディレクターのDavid Ford氏が参加し、その内容をハンズオフのデモとともに解説した。

リードライターのBen McCaw氏(左)とクエスト&ワールドデザインディレクターのDavid Ford氏(右)。

 まず画面に映し出されたのは、バヌーク族の住処。トレーラーなどで既出だが、今回の『凍てついた大地』では本編にも登場した風変わりでエキゾチックな部族、バヌーク族がフィーチャーされている。彼らが住むこの地域は、本編マップの北部に位置し、ランドマーク的に見える火山以外は、あたり一面銀世界。極寒の地だ。この新しい舞台で展開するストーリーは本編と並行して進めることが可能。本編をクリアーしていない人でも比較的すぐに楽しむことができる(製品紹介サイトでは、メインクエスト「門前の使者」まで進行する必要があると記載がある)。

 物語は、主人公アーロイがバヌーク族の居住地に到着したところから始まる。そこで、日本発売告知トレーラーにも登場していたキーワード「あの悪魔(デーモン)」の噂を耳にする。悪魔はその不思議な力で機械獣に影響を与えているらしく、その正体を突き止めることがメインの目的となりそうだ。バヌーク族は“悪魔”をスピリチュアルな存在として捉えているが、アーロイはそうは考えていなさそう。ハンズオフデモでは、彼らから情報を得つつ、居住地を探索。とくに目を引いたのは、バヌーク族の“暮らし”に関する描写だ。彼らは同じ場所にとどまらないため、建物のほとんどは一時的な作りになっていて、危険を察知したらすぐに移動できるようにしていたり、別の場所では硫黄の池を利用して服を染めている者がいるなど、彼らの生活様式が生き生きと描かれている。また、周辺の環境も当然本編とは異なるため、羊やフクロウ、リスなど5種類の動物が新たに登場するとのこと。

 ゲーム的な進化ポイントとしては、これまで3つだったスキルツリーに新たに“トラベラー”が追加(日本語版での名称は不明)。紹介されていたのは、マウント・ピックアップ(乗り物から降りずに倒した敵から素材を取る)、サルベージ(落ちているアイテムを修理。半額で売却可能)のほか、ホーダー(持ち物の容量を増やせる)など。最終的にはディスマウント・ストライクを習得し、乗り物に乗った状態から対象に強力な攻撃をくり出すことが可能になる。

 デモの途中では、謎の施設“コントロールタワー”が登場。どうやら周囲の機械獣を強化しているようだが、それ以外の効果や存在理由は謎。ゲームを進めていくことでわかるという。デモのラストでは、氷に覆われたトールネックを修理するため、“スコーチャー”と戦ってパーツを得るシーンを披露。スコーチャーの背中には新武器である“マインランチャー”がついており、これを奪って攻撃するひと幕も。さらに“ストームフレアー”と呼ばれる新武器も駆使してスコーチャーを討伐。デモは終了となった。

 約30分のデモだったが、今回披露された部分はほんの一部。ボリュームにしておよそ15時間ぶんのクエスト、探索、武器、そして新しいミステリーが『凍てついた大地』によって提供される。Ben McCaw氏曰く、ゲームプレイは“ピリッ”とした味付けとのことで、本編よりは難度は上がりそう。このほか、会話システムやカメラワークの改善、好評だったフォトモードの強化など、さまざまな部分に手が加えられている。前述の通り、拡張コンテンツのプレイに本編クリアーの必要はないので、これを機に未プレイの方は同時に進めてみるのもいいだろう(拡張コンテンツを含む完全版『Horizon Zero Dawn Complete Edition』も2017年12月7日に発売予定!)。