カナダのインディースタジオKitfox Gamesが新作『Boyfriend Dungeon』を発表した。リリースは2019年を予定している。
なお対応プラットフォームは公式では未定なものの、公式Facebookアカウントの発言によると「現時点で家庭用ゲーム機版の予定はまだない」とのことなので、まずはPC版から開発を進めていくものと思われる。
日本の刀剣がキャラクター化されて出てくる育成シミュレーションゲームとして『刀剣乱舞』があるが、『Boyfriend Dungeon』は世界の刀剣がキャラクター化されて出てくる『ディアブロ』系統のハック・アンド・スラッシュ型アクションRPG。
ゲームはダンジョン探索のアクションパートと剣と交流するアドベンチャーパートで構成され、ダンジョンのマップ構成は自動生成。彼(彼女)らをダンジョンで発見して、ともに冒険し、そしてアドベンチャーパートで会話して親交を深めていくと剣もレベルアップする……というスタイルになるようだ。


現時点で登場キャラクターとして、優美に湾曲した中央アジアのタルワール、フェンシングのエペ、歴史モノからファンタジー作品までおなじみのダガーなどが存在。それぞれキャラクターとしての好き嫌いなどの個性があるほか、使用する剣によってアクションRPGとしてのプレイスタイルも変わってくる模様。


Kitfox Gamesはモントリオールにあるスタジオで、ストラテジーゲーム『Shattered Planet』でデビューしたのち、日本でもPS4版などがリリースされているアクションRPG『Moon Hunters』(ムーンハンターズ)で一躍有名に。続くカルト教団運営シミュレーション『The Shrouded Isle』もスマッシュヒットさせている。
なお本作では同スタジオのスタッフ以外にも、『Digital: A Love Story』や『Analogue: A Hate Story』などのアドベンチャーゲームで知られるChristine Love氏や、八十日間世界一周に挑む旅行シム『80 Days』などでシナリオを執筆しているMeg Jayanth氏などがストーリー面の構築で協力しているとのこと。