『ストリートファイターV』アジア圏の強豪プレイヤーたちが台湾で激突! カプコンプロツアープレミア大会“TWFighter Major 2017”リポート

2017年10月7~8日にかけて、台湾にて格闘ゲーム複数タイトルの大型大会“TWFighter Major 2017”が開催。競技タイトルのひとつ『ストリートファイターV』部門をリポートする。

 2017年10月7~8日にかけて、台湾にて格闘ゲーム複数タイトルの大型大会“TWFighter Major 2017”が開催された。本稿ではその競技タイトルのひとつ『ストリートファイターV』(以下、『ストV』)部門を中心にリポートする。

主催者のBruce Hsiang(ゲマビ)氏によれば、1000人以上が来場したという。

複数タイトルの大会が並行して実施された。

 “TWFighter Major 2017”は、『ストリートファイター』シリーズで活躍する台湾のプロゲーマー・GamerBee選手が主催するイベント。『ストリートファイターV』、『鉄拳7』、『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIV』、『ギルティギアXrdR2』の4タイトルが競技種目に選ばれている。『ストV』部門はCAPCOM U.S.A主催の“CAPCOM Pro Tour”(以下、CPT)プレミア大会の位置付けで、レギュレーションはCPTに準拠。上位入賞者には高額賞金の懸かったCPT決勝大会への出場権を競うポイントが贈呈されるルールとなっており、現地にはアジア圏を中心に数多くの国から強豪プレイヤーたちが集結。世界中の『ストV』ファンたちが注目する一大イベントとなっていた。

 トーナメントは敗者復活アリのダブルイリミネーション方式が採用。大会初日~2日目の前半は予選トーナメントが争われ、決勝トーナメントに進出するTOP8のメンバーを選出した。日本からはウメハラ選手、ふ~ど選手、かずのこ選手といった『ストV』対戦シーンを牽引するトッププレイヤーをはじめ、60名近くのメンバーが出場。韓国からはINFILTRATION選手やPoongko選手、中国からはXiaohai選手らが名を連ね、各国のスタープレイヤーたちがぶつかるハイレベルトーナメントがくり広げられた。

決勝トーナメントに7名の日本選手が進出!

 トーナメント終盤では日本勢が大きく活躍。上位12名中11名を日本選手が占め、決勝トーナメントを争うTOP8には7名が進出した。以下がTOP8のメンバーだ。

・ウィナーズ
どぐら選手(ユリアン)
かずのこ選手(キャミィ)
ハイタニ選手(ネカリ)
マゴ選手(かりん/ラシード)

・ルーザーズ
Hotdog29選手(ベガ)
キチパーム選手(ザンギエフ)
だいこく選手(バーディー)
ときど選手(豪鬼)

 日本勢が層の厚さを見せる中、香港のHotdog29選手が勝負強い試合を披露して上位に進出。ここからは1台進行となり、各対戦組み合わせは3試合先取で勝敗を決定するルールで争われた。長期戦を闘い抜いてTOP3に勝ち上がったのは、ウィナーズのかずのこ選手とマゴ選手、ルーザーズのどぐら選手の3名だ。

・ウィナーズファイナル かずのこ選手vs.マゴ選手
序盤はマゴ選手が快調。試合カウント1-2で勝ち星を先行させ、4試合目には1ラウンドを先取して勝ち上がりにリーチをかける。しかしここからかずのこ選手が戦い方を一変。緩急をつけた慎重な立ち回りでかりんのミスを誘い、攻撃の空振りにしっかりクリティカルアーツを絡めた反撃を決める戦法が機能。勝ち星を逆転してかずのこ選手が勝利する。

・ルーザーズファイナル マゴ選手vs.どぐら選手
ここではどぐら選手のユリアンが絶好調。かりんに対して地上戦を引き気味に立ち回るものの、画面端を背負ってからの置き攻撃や鋭い前ステップを機能させて的確に攻勢に転じるチャンスを構築。タックルやステップで近づいた後は投げミスを誘発するフェイントを織り交ぜて攻撃をヒットさせ、かりんの体力を着実に奪う。ユリアンが大きく崩れるシーンを見せることなく、どぐら選手が3試合連取で決着。

・グランドファイナル かずのこ選手vs.どぐら選手
この組み合わせはTOP8でぶつかり、かずのこ選手が一度勝利している組み合わせだ。ウィナーズのかずのこ選手が有利かと思われたものの、どぐら選手が奮戦。キャミィの強力なオフェンスに対して思い切りのいい無敵技やタックルで応じ、接近した後のエイジスリフレクターを用いた攻勢を駆使して3試合先取を達成。リセット後はキャミィの攻めの鋭さが光り、ユリアンを封殺するラウンドが増加。しかし一度チャンスを掴んだ時のユリアンの爆発力と、キャミィの無敵技を読んでガードするどぐら選手の読みが一歩上回り、試合カウント1-3で決着。

 “TWFighter Major 2017”はCYCLOPS所属プロゲーマー・どぐら選手が優勝に輝いた。

大会模様ストリーミング配信タイムシフト twitch.tv

優勝者インタビューを受けるどぐら選手。先日第一子誕生と結婚を発表しており、コメントでは「今回の戴冠で得た賞金は子供のために使う」と語っていた。

優勝どぐら選手(中央)
2位かずのこ選手(左)
3位マゴ選手(右)

他種目の上位結果は下記の通り。

・『鉄拳7』部門
優勝 JDCR選手(ドラグノフ)
準優勝 qudans選手(デビル仁)
3位 Doujin選手(シャヒーン/リリ/ラース/ジャック)
4位 Chanel選手(アリサ/エリザ/豪鬼)

・『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIV』部門
優勝 ZJZ選手(クーラ、ユリ、レオナ)
準優勝 金デヴ(クーラ、レオナ、ルオン)
3位 ET選手(ビリー 、紅丸、レオナ)
4位 あきら選手(京、紅丸、庵)

・『ギルティギアXrdR2』部門
優勝 かずのこ選手(レイヴン)
準優勝 どぐら選手(レイヴン)
3位 Kenkaze選手(レイヴン/チップ)
4位 w7266選手(ラムレザル)