2017年9月21日(木)から9月24日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。21日にDMM GAMESブースにて、新作タイトル『がるメタる!』のステージイベントが行われた。
本作は、DMM GAMES初のNintendo Switch参入タイトルとなる本格リズムゲーム。『東京魔人學園伝奇』シリーズや『九龍妖魔學園紀』の今井秋芳氏がシナリオを手掛けるほか、『ウゴウゴルーガ』や『なんでもQ』シリーズの青木俊直氏によるコミックがアドベンチャーパートを彩る。
本作の導入部分を紹介すると、男子高生である主人公は、ある日のコンビニ帰りに、人気のない道で突如眩い光に包まれた。気づいたときには元の自分の姿ではなく、女子高生になっていた。そして、なんだかんだあり……地球を救うために“バンドバトル”で戦うことに!? という、なかなかにぶっ飛んだストーリー展開。
ここで、主人公が所属するバンドのメンバーであるキャラクターが初公開となった。
続いて、ゲーム内容について紹介がなされた。本作は、ドラム演奏を行うリズムパートと、物語が展開するアドベンチャーパートで構成されている。
と、ここで特別ゲストとして、ゆるキャラの“にゃんごすたー”が登場。にゃんごすたーといえば、見た目から想像できないほどの超絶ドラムプレイでおなじみの人気キャラ。ステージでは、にゃんごすたーを交えて、藤井氏が実機でのデモンストレーションを行った。
リズムパートでは、プレイヤーはNintendo SwitchのJoy-conを音楽に合わせて振ることで、誰でもドラムを演奏することができる。右のJoy-Conがバスドラム、左がスネアドラムになっていて、左右同時に振るとシンバルが鳴る。
一般的な音ゲーでは、流れてくるノートに合わせてボタン入力を行うが、本作のシステムはかなり特殊。さまざまなリズムパターンが用意されており、それらを組み合わせて演奏することで得点が加算される。画面上には楽譜が一切表示されず、プレイヤーは自らの耳で音楽にあわせて、自分の好きなリズムパターンを演奏する。つまり、好きなタイミングで好きなリズムを自由に組み合わせて演奏すればいいのだ。
ただし、高得点を目指すにはリズムの正確さだけではなく、リズムの組み合わせによってコンボを発生させることが必要で、自分で得意なリズムパターンや高得点を狙えるリズムパターンの組み合わせを見つけ出していくことがポイントになる。
音楽に合わせて自分らしいオリジナルな演奏を追い求めていくことが本作の大きな魅力となっており、藤井氏はこのシステムについて、「演奏することの楽しみにこだわった」との想いを語った。
【製品情報】
タイトル:がるメタる!
対応ハード:Nintendo Switch
発売日:2018年2月予定
販売形態:パッケージ&ダウンロード
プレイ人数:1人
価格:未定(買切)
ステージの最後に、藤井氏がギターを演奏し、にゃんごすたーとのセッションを行った。藤井氏が手にするギターは、ゲーム内にも登場するESPの特製モデル。ゲームにも使用されている、ベートーヴェンの“歓喜の歌”のメタルアレンジに乗せて、激しいライブパフォーマンスを披露。そのまま大盛り上がりのうちに、ステージは幕を閉じた。
なお、DMM GAMEブースでは、『がるメタる!』の試遊が可能。誰でも簡単に本格的なドラム演奏ができる本作を、DMMブースでいち早く体験しよう!