2017年9月21日(木)から9月24日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。カプコンブースでプレイアブル出展されていた『モンスターハンター:ワールド』を、さっそくプレイした模様をお届け。

●新たなフィールドでボルボロス狩猟を体験!

 2017年9月21日(木)から9月24日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。カプコンから2018年1月27日に発売予定のハンティングアクション『モンスターハンター:ワールド』が試遊できたので、週刊ファミ通のライター陣によるプレイリポートをお届けしよう。

▲試遊ブースはジャングルそのもの!
▲合言葉はいつもの「一狩りいこうぜ!!」

 東京ゲームショウ会場でのバージョンでは、、ドスジャグラス(古代樹の森・初心者向け)、ボルボロス狩猟(大蟻塚の荒地・中級者向け)、アンジャナフ(古代樹の森・上級者向け)が選択できた。クエスト名は以下の通り。なお、全14武器種の武器を始め、さまざまな装備品をキャンプで選べたぞ。

試遊できたクエスト一覧
■初級者向け(古代樹の森)
シングル……ならず者達の大親分
マルチ……森の大食漢ドスジャグラス

■中級者向け(大蟻塚の荒地)
シングル……泥を纏ったボルボロス
マルチ……荒野の暴走者 ボルボロス

■初級者向け(古代樹の森)
シングル……森よりいずるは未知の影
マルチ……古代樹の森の暴れん坊

 ※2017年9月21日14時に動画追加

『モンスターハンター:ワールド』東京ゲームショウ2017出展バージョンを試遊

●フィールドが違えばすべてが変わる。これぞ『モンハン』!

 やってきました東京ゲームショウ2017! というわけで、風のようにカプコンブースへと向かい、プレイしたのはもちろん『モンスターハンター:ワールド』。今回のバージョンでは3種類のクエストを試遊できたが、初のプレイアブル出展となるクエスト“荒野の暴走者 ボルボロス”を選択。フィールドは、これまた新フィールドの大蟻塚の荒地だ。森のように木々が生い茂るエリア、巨大な蟻塚が佇む荒地エリア、動植物が多数生息する沼地エリアと、さまざまな顔を持つフィールドだけに、いやが上にも胸が高鳴る。

 いつものかけ声とともにクエストスタート! ほんの少し歩き回ってみた印象としては、とにかく“広い”。ほとんどの場所が広々としており、かなり遠方を歩いている小型モンスターが確認できるほど。傾斜になっているところは勢いよく滑り降りられるため(しかも結構長い)、砂上を泳ぐような気分も味わえた。フィールド名にもなっている“蟻”は、蟻塚のそばや岩肌など、いたるところで確認できる。何とも『モンハン』らしいのが、蟻が割とデカいこと。ハンターと比較すると手のひらサイズほどはあり、虫が苦手な方は覚悟したほうがいいかもしれない。奥へと進むうち、沼地エリアへ到達。腰のあたりまで水に浸かってしまう、まさしく沼と呼べる場所で、通常時よりも移動速度が低下。ここをモンスターに狙われるとまずいだろうな……と思いながらも探索を続けていると、“テトルー”なるアイルーに似たモンスターを発見。とくに襲いかかってくることはなかったが、受付嬢のアドバイスでは、オトモアイルーがいると味方として活躍してくれるとのこと。一般日に来場し、シングルプレイで遊ぶ予定の人は、試してみるといいかもしれない。というかぜひ試して自分に教えてください(泣)。

 導虫が示す道をたどり、荒地エリアへ引き返してみると、ついにターゲットであるボルボロスを発見! ……したはいいが、すでにほかのメンバー全員が駆け付けており、ボイスチャットで急かされるハメに。せっかくの新フィールドなんだからいろいろと見て回ってもいいじゃない(笑)。気を取り直してボルボロスの狩猟へ。恐ろしいほどの猪突猛進ぶりは相変わらずで、とにかく突進攻撃が強烈。頭部は肉質が固く、ほとんどの攻撃が弾かれてしまった(武器の斬れ味がグングン減ってビビる)。泥による攻撃も激しく、泥に触れると水属性やられになってしまうようだ。狩猟中、とくに目を引いたのは、尻尾による攻撃バリエーションが増えていたこと。休みなくブンブン振り回すので、「終わったか?」と反撃に出たところを見事にぶっ叩かれてしまった。うまく攻めているときはその場からサッサと逃亡したり、逆にこちらが劣勢のときは畳みかけてきたりと、気の休まるヒマがない。楽しいけど。……と、突如として沼から顔を出すジュラトドス! こりゃやべえ!! と身構えるも、ジュラトドスはボルボロスへの巻き付き攻撃を開始。しばし観賞タイムに突入する我々。とりあえずジュラトドスは無視してボルボロスを攻撃し続けたところ、程なく討伐成功へ。やや心残りではあったが、とりあえず時間内に討伐できたのはよしとしよう。

 訪れるフィールドが変わるだけで、気分や感覚がまるで異なる。当たり前ではあるが、メディア体験会で味わった“最初のワクワク感”を再度味わえたのがうれしかった。欲を言えばジュラトドスにもちょっかいをかけてみたかったが……。あとは全国のハンターたちに託そう。健闘を祈る!

(Text by ぽんきち)

●中級クエストのボルボロス狩猟に挑戦……その感触は?

 ボルボロス狩猟が目的である、クエストの舞台は大蟻塚の荒地。沼地や砂漠などがあるフィールドだ。キャンプは、マップ中央付近と南西付近の2箇所が確認できた。とりあえず南西のキャンプからスタート。フィールド南付近は湿地地帯となっており、足を踏み入れると少し動きが鈍くなる。首あたりまで潜ってしまう深い場所も確認できた。南東には沼地が広がっていたが、狩猟対象のボルボロスは砂漠地帯の生息するモンスター。まずはフィールド北東に確認できる砂漠地帯へと向かった。砂漠地帯に行ってみると、さっそくボルボロスを発見! 本来はモンスターの痕跡をたどりながら探すのだが、早期に発見できたのでよしとしよう。

 砂漠地帯は見渡す限りの砂地だが、思ったより凹凸があり低い場所に行くと視界が遮られてしまう。今回は弓を使っていたので、中~遠距離で立ち回る状況が多く、なかなか思うようにモンスターを攻撃できない。弓やボウガンを使う場合は、なるべく隆起した場所を意識して立ち回るといいかも? ボルボロスの攻撃では、頭を下げての突進や頭を地面に叩きつけての攻撃、泥飛ばしなどシリーズおなじみの行動を確認。ただ、これまでのシリーズと同じわけではなく前後の動作に変化があるのか、安全だと思っていたタイミングでボルボロスの攻撃を受けてしまうこともあった。弓は接撃ビン、強撃ビン、麻痺ビンを所持していたので、まずは20本所持していた麻痺ビンを使用。すると5発ほど撃ち込んだところ麻痺状態にできた。その後も、10発ほど撃ち込んだら2回目の麻痺状態にできたので、麻痺の耐性は低いのかもしれない。

 弓での攻撃に夢中になっていたら、砂漠地帯にある環境を利用した罠を見つけられないままボルボロスが南のエリアへと移動。ここは砂漠と違い岩場が目立つ場所だった。高低差のある場所が多く、近接武器は少々立ち回りに苦労しそう。自分は弓だったので砂漠地帯と変わらぬ立ち回りで問題なかったが……。ボルボロスが瀕死になったのか、さらに南へとエリアを移動した。そこはフィールド南東にある沼地地帯。下半身あたりまで沼に入ってしまうが、とくに動きが制限されるなどの変化は確認できなかった。沼地の中には岩場があったので、弓やボウガンは、ここに上って攻撃するといいかもしれない。

 そんなとき、カメラ視点が急に変わり沼地に生息するモンスター、ジュラトドスが乱入! これはやばい! と思ったらジュラトドスが急にボルボロスを襲いだした。ジュラトドスが蛇のようにボルボロスの体に巻き付いて締め上げていく。そのダメージ数は、なんと400オーバー! 弓で攻撃したときは、1発あたり20~30前後のダメージだったので、かなりのダメージを与えていることが確認できる。ジュラトドスさん、頼りになる! この後ボルボロスはジュラトドスを振り払ったが、このダメージが決め手となったのか、その後少し攻撃したらボルボロスの討伐に成功した。

 今回は、武器に頼った立ち回りをしてしまい、試遊時間内に環境を利用した罠を活用できなかったのが残念。これからゲームショウなどで試遊する方は、ぜひ環境を利用した罠なども駆使して、本作ならではの狩猟を楽しんでみてほしい。ちなみに、環境を利用した罠がある場所は、全体マップのアイコンで確認できるようだ。最後に、ボルボロスが沼地地帯へ逃げ込んでも、ジュラトドスとの争いが見られるかどうかは運次第とのこと。
 もし、ジュラトドスとボルボロスの争いが見られた人は超ラッキーかも!?

(Text by ゴジラ太田)

●環境や縄張りを意識した狩りが楽しい!

 今回初めて体験できたフィールド・大蟻塚の荒地は、古代樹の森とは違って開けた場所が多く、獲物が見つけやすそう。一方で、斜面だらけで広々としたエリアが多いため、激しく動き回る獲物(クエストのターゲットになっているボルボロス)には手を焼きました。ただ、双剣を使った際には、斜面を滑り下りている最中に空中乱舞がくり出せるので、斜面の多さは逆にメリットに感じます。

 ボルボロスは、頭部が硬く、フットワークが軽快という点はいままで通り。大暴れするとあちこちにある蟻塚が破壊され、中からわらわらとアリが出てくる場面もありました。芸が細かい! また、ボルボロスがまき散らす泥のもったりとした質感の表現も印象的。まき散らした泥に触れると、足を取られて動けなくなってしまうので、狩猟中のポジショニングにも気を遣う必要があるかもしれませんね。

 乾燥した砂地には植物はほとんど見られませんでしたが、沼地にはたくさんの草花が生え、魚が泳いでいる池もあったりと、環境の移り変わりを肌で感じることができます。本作では、草むらに身を隠して気配を消すと、大型モンスターに狙われにくくなるため、そういった意味では草地が多い沼地のほうが比較的安全に狩りができそうな印象を受けました。砂地では、砥石や回復アイテムを使うのも苦労したので……。

 沼地は、ジュラトドスという大型魚竜の根城にもなっていて、ボルボロスを狩っていたら、縄張りに侵入してきたと勘違いしたジュラトドスがボルボロスに襲い掛かる場面にも遭遇。大型モンスターどうしの争いはかなりの迫力で、思わず攻撃の手を止めて見入ってしまいました。その後、少しボルボロスを攻撃したら討伐が完了してしまったので、続く展開は見られませんでしたが、2頭の争いはどこまで続くのかを見てみたかったです。

 ちなみに、ボルボロスと最初に遭遇したエリアの真下に位置する砂地には、シリーズおなじみのディアブロスがいることも確認できました。うまくボルボロスを誘導し、崩れやすくなっている砂地に追い込めば、ディアブロスがいる場所に落っことせそうだな、と思いましたが、残念ながら今回は実現にはいたらず……。こういった環境を活かした狩猟方法を考えられるのは本作ならではの要素。本作の大型モンスターは縄張り意識が強いようなので、フィールドを熟知して立ち回ることが、いままで以上に重要なポイントになりそうですね。

(Text by 堤教授)