参加登録は2017年9月4日(月)10時より受付
立命館大学ゲーム研究センターは、2017年10月14日(土)に、“特別セミナー 「温故知新―ファミコンとプレイステーションにみる"プラットフォーム"ビジネスの神髄」”を開催することを発表した。
セミナーは二部に分かれており、第一部では、かつて任天堂でファミリーコンピュータやスーパーファミコンなどの開発に携わった上村雅之氏(立命館大学ゲーム研究センター長/立命館大学衣笠総合研究機構客員教授)と、プレイステーションの生みの親である久夛良木健氏(サイバーアイ・エンタテインメント代表取締役社長/立命館大学大学院経営管理研究科客員教授)が講演を行う。第二部では、“温故知新―プラットフォームビジネスの源流としての家庭用ゲーム機”をテーマに、パネルディスカッションが実施される予定だ。
■日時
2017年10月14日(土) 13:30~16:40
■場所
立命館大学朱雀キャンパス1階多目的室
■主催
立命館大学専門職大学院経営管理研究科(RBS)
立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)
■協力
ファミ通グループ
■特別セミナーへの参加登録方法
(2017年9月4日(月)10:00より先着順にて受付)
1.氏名、2.勤務先あるいはお仕事、3.メールアドレスを明記し、メールの題名を“RBS×RCGS特別セミナー参加希望”として下記アドレスに送付
rcgs@st.ritsumei.ac.jp
※参加いただける方には事務局より後日返信を差し上げます。席数に限りがありますので、ご了承ください。
■構成
主催者あいさつ 13:30~13:40
奥村陽一(立命館大学大学院経営管理研究科長/教授)
第一部 講演 13:40~15:00
上村雅之(立命館大学ゲーム研究センター長/立命館大学衣笠総合研究機構客員教授)
「ファミコンからスーパーファミコンへ:単発ヒット発想から持続的システム創造への転換の中で」
久夛良木健(サイバーアイ・エンタテインメント株式会社代表取締役社長/立命館大学大学院経営管理研究科客員教授)
「プレイステーション:コンピュータエンターテインメント市場の創造と発展に向けた取り組み」
第二部 パネルディスカッション 15:10~16:30
テーマ:「温故知新―プラットフォームビジネスの源流としての家庭用ゲーム機」
モデレーター:浜村弘一(株式会社Gzブレイン代表取締役社長/立命館大学映像学部客員教授)
パネリスト:上村雅之、久夛良木健、中村彰憲(立命館大学ゲーム研究センター/立命館大学映像学部教授)
概要:黎明期において「玩具」的発想と「電子工学」的創発性との統合の中で生まれた家庭用ゲーム機は、その後、サード・パーティの取り込みとそのマネジメントの仕組みがシステム化することで、複数のユーザー層に対し多岐にわたるコンテンツを提供することを実現しました。またビジュアル、サウンド、インタラクティブ性ならびにリーズナブルなコストの両立を最優先することで、多数のサード・パーティによる参入を実現するとともに汎用型パーソナル・コンピュータとの差別化、切り分けを実現し、独自のエコシステム形成に至りました。パネルディスカッションにおいては、昨今のソーシャルメディア、携帯サービスなどあらゆるビジネスにおいて隆盛を極める「プラットフォーム」概念の源流とも言えるゲームビジネス創成期と発展期の実際について、ゲームメディアの立場から様々な変遷を熟知する浜村弘一氏、そして長年にわたってゲーム産業研究の第一線で活躍する中村彰憲氏をまじえて議論していきます。
■主催者クロージング 16:30~16:40
細井浩一(立命館大学ゲーム研究センター/立命館大学映像学部教授)