ファンが集いトウモロコシを収穫

 ゲームオンが運営するPC用MMORPG『ArcheAge』では、ゲーム内の生産系システムに関連付けて、伐採・植樹イベントや、野菜の種まきイベントなどを実施してきた。その一環として、2017年春に山梨県内の畑を借りてトウモロコシの種植えを行っており、ちょうどいま頃が収穫時期。

 ということで、2017年8月19日に、約40人のファンを招待しての、“収穫祭”と銘打ったオフラインイベントが開催された。一風変わった、野趣あふれたそのイベントの模様をお届けしよう。

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▲トウモロコシ畑にユーザーが集まってスタート。ちょっと珍しいオフラインイベントだ。

 参加ユーザーやスタッフは新宿に集合し、バスで3時間弱かけて現地に到着。さっそく目的地の畑に移動し、もぎかたなどのレクチャーを受けたのちに、トウモロコシの収穫にチャレンジした。広大な畑に育ったトウモロコシは800本ほど。単純計算だとひとり20本のノルマだが、さすがにシロートには厳しく、取れる範囲で袋に詰め、収穫タイムは約30分ほどで終了となった。

 もちろん、日本運営プロデューサーのルシPこと石元一輝氏も収穫に参加。大きく実ったトウモロコシを手にガッツポーズを見せてくれた。

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▲慣れない手つきながらも、トウモロコシをもいでいく参加者たち。
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▲プロデューサーの石元氏も、しっかりと収穫。
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▲収穫したトウモロコシのほか、同じ畑で取れたジャガイモも持ち帰ることができた。

BBQを味わいながらの懇親パーティー

 収穫作業が終わった一行は、そのまま近くのバーベキュー会場へと移動し、ここで昼食を兼ねた懇親パーティーが行われた。各テーブルには、ビン詰めの“労働力ポーション”ドリンクを用意。豪華な食材に加え、さっき収穫した作物をそのまま焼けるという配慮もなされて、大いに盛り上がる昼食タイムとなった。

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▲人数分のポーションが置かれたバーベキュー会場。
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▲石元氏のあいさつと乾杯の音頭で昼食タイムがスタート。

 昼食がひと通り終わったあとは、参加者の懇親を深めるレクリエーションタイムに。ここではテーブルに座った縦のラインのメンバーをひとつのチームとして、計4チームでのゲームが行われた。

 テーマは題材に沿った“絵を描くこと”。各メンバーがリレー方式で、30秒描いたらとなりの人にバトンタッチし、最終的に一枚の絵を仕上げるというルールだ。石元氏が挙げた題材は“レッドブルトラクター”で、各チームが思い思いにイラストを描き上げて競ったのち、上位チームにはグッズがプレゼントされた。

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▲30秒でイラストの一部を描いたら、隣の人にパス。
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▲各チームのイラストを発表する石元氏。

 イベントはこれにて無事に終了。最後に参加者に記念グッズがプレゼントされたのち、全員で記念写真を撮影して、一行は東京への帰途へとついた。

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▲おみやげは、ヤタとフェピー、2パターンのグッズセットだった。どちらがもらえるかは運しだい。
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▲最後は石元プロデューサーを囲み、みんなでフォトセッション。

帰途のバス内では最新情報も発表

 オフラインイベントのリポートは以上となるが、都内へ戻るバス内で、石元プロデューサーが今後の展開を語るシーンもあった。最新情報は大きく3つ。詳細が明かされなかった部分も多いものの、最後にその情報と併せ、石元氏の締めのメッセージも紹介してリポートのまとめとしよう。

 公開された情報のひとつ目は、9月中に予定されているアップデートに関して。ここでは建築物が置ける土地が増えるようになる予定だ。ただ、マップ自体が新規に登場するわけではなく、従来あった土地が建築オーケーとなるイメージらしい。それに伴って、生活系コンテンツも一部新たに入ってくるという。
 「サーバーによっては、この実装により、状況が大きく変わってくるかもしれません」と語る石元氏。詳細に関しては、9月以降に発表される予定だ。

 つぎは直近のイベントとなる“スイカ割り”について。恒例のイベントではあるが、今回はいつもの内容にプラスして、クエストをひとつ実装。クリアーすることにより、誰もがもらえるアイテムが用意されるとのことで、実施は8月下旬が予定されている。
 気になるアイテムは、人が丸ごと入れる巨大なビニールボール。湖やプールでの水上アクティビティとして、テレビ番組などでよく見かけるアレだ。
 「召喚すれば、水の膜のようなものが出現し、中に入って遊べます。ただそれだけのアイテムで、移動速度が速くなったり、耐久度が上がったりすることもありません。単に見かけがおもしろくなるだけですね。でも山をゴロゴロ転がったりするのは、楽しいかもです」(石元氏)。

 最後の情報は、まだ検討中という段階だが、9~10月中にGMイベントを実施するというもの。石元氏によると“戦いたい人”向け(PvE)、“倒したい人”向け(PvP)、そして“戦いたくない&生活したい人”向けの、3種類のイベントを企画中だという。

 「年内にはまた何か、オフラインで触れ合える機会を設けられればと思いますので、ぜひ参加していただければと思います。あとはいつも言うことなのですが、たくさん遊んで、いろいろな要望を教えてください。それが僕の、そして開発スタッフの、ゲームをもっとよくしようという原動力になりますから。5周年目に向けて、これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします!」(石元氏)。