目の前で繰り広げられるミニカーレース!
現地時間2017年6月13日から15日にかけて、アメリカ・ロサンゼルスで開催されている世界最大のゲーム見本市“E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2017”。その開幕に先駆けて、6月12日にPlay Stasion E3 2017 Press Conferenceが開催された。さらに、このカンファレンスの前にはプレス向けの体験会が行われ、新作タイトルの試遊ができた。この体験会にて、プレイステーション VR対応の『Tiny Trax』をプレイできたため、そのリポートをお届けする。
『Tiny Trax』はポップなグラフィックで、ミニカーのようなクルマを走らせるレースゲーム。今回はシングルモードでコンピューターとの対決。自分の車体の色とタイプ、そしてコースを選んで出発! コースの舞台は、水中だったり、宇宙だったりと、ロマン溢れるものも。操作は、アクセル、ブレーキ、そしてアナログスティックでの方向転換のみで、簡単に遊ぶことができる。
本作は1人称視点ではなく、定点から見る形で目の前にコースが広がっている。コースもクルマもミニチュアのようで、まるでミニ四駆のコースを見ているような感じ。大きく視点を動かすことがないため、ほとんど酔うことがなく、ポップで立体的な世界をVRで体験できた。
シンプルな操作ではあるが、アナログスティックでの方向調整が少し難しく感じた。スティックを入れ過ぎてしまうと、カーブなどで壁にぶつかり動けなくなってしまうこともしばしば。これはちょっと慣れが必要かも。とはいえ、目の前で起こるコンピューターとの車体のぶつかり合いはバチバチと火花が散りながらなかなかアツく、負けるか! とムキになってしまう。オンラインのマルチプレイもあるようなので、友だちとプレイすると盛り上がるかも?