4.0のジョブにさわれる時が来た!
ドイツ・ハンブルクにて、2017年5月23日〜5月25日(現地時間)にかけて開催された『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター』プレビューイベント。欧州地域のメディアに向けた試遊会で、いち早く『紅蓮のリベレーター』に触れられるというものだ。この前週はアメリカ・サンフランシスコで同様のイベントが催され、北米・欧州と世界を回るメディアツアーとなっている。ファミ通の取材班もドイツの会場に駆けつけ、全15ジョブをレベル70の状態で試遊。その模様をお届けしよう。
まずは、会場の様子から。
さて、次ページから新ジョブを含む全15ジョブの試遊リポートを掲載する。あらかじめご了承いただきたいのは、以下の2点だ。
1. 試遊したバージョンは開発中のものであり、数値や内容などについて変更される場合があります。
2. プレイした所感はあくまで編集部の見解です。
これらを踏まえたうえで、アーリーアクセスまでのあいだ、この記事を読んで妄想にふけってほしい。なお、今回のプレビューイベントでは全ジョブの試遊のほか、クガネ、紅玉海、ギラバニア山岳地帯なども開放されていたが、ファミ通取材班はその時間の大半をサマーフォード庄の木人前で過ごしてしまったため、街やフィールドのリポートは割愛させていただいた。(というか、できなかった……)
<2017年6月9日追記>
2017年6月5日から6日にかけて放送された“NGC『ファイナルファンタジーXIV オンライン』生放送<シーズンII>”に、吉田氏がゲスト出演。番組内で「試遊では4月下旬のバージョンを安定させてメディアの皆さんに触ってもらった」とコメントした。実際、試遊中にもいくつかのアクションにおいて、ヘルプテキストに不備があったのを確認している。現地での吉田氏へのインタビュー時にそのことについて尋ねてみたが「毎日更新がかかっている状態なので、テキストが追いついてないものも多々ある」と説明を受けた。
これは意図的に古いバージョンにしたわけではなく、ちゃんとした理由がある。試遊は日程が限られるため、ゲームに不具合が生じてプレイができなくなったり、サーバーがダウンするような事態は絶対に避けなくてはならない。そのため、ある程度のところで開発のラインを分け、一方は更新を止めてプログラムのバグ(不具合)をひたすらつぶし、試遊用のバージョンを作成する。その更新リミットに設定されたのが、4月下旬ということだ。
とはいえ、ジョブ調整の方向性やエッセンスは4月下旬のバージョンであっても十分汲み取れると思う。「数値は気にしないでほしい」というのはなかなか難しいお願いかもしれないが、確定された情報ではないので、立ち回りを妄想したり、開発側の狙いを推し量るための資料として役立ててほしい。なお、今回の一件で“データは変わる可能性がある”ということがより周知できたように思うので、初出時ではあえて書かなかったことを一部追記している。もちろん、4月下旬のバージョンでの所感のため、“データは変わる可能性がある”ということが前提だ。
※本稿では、便宜的に『新生エオルゼア』のことを2.Xシリーズ、『蒼天のイシュガルド』を3.Xシリーズ、『紅蓮のリベレーター』を4.0と表記する場合があります。