ワールドワイドで高評価を集めた『カオスセンチュリオン』がついに日本でも配信開始! 実力派集団・オリフラムを訪問!【ファミキャリ!会社探訪(49)】

ファミ通ドットコム内にある、ゲーム業界専門の求人サイト“ファミキャリ!”。その“ファミキャリ!”が、ゲーム業界の最前線で活躍している、各ゲームメーカーの経営陣やクリエイターの方々からお話をうかがうこのコーナー。第49回となる今回はオリフラム。

●“ファミキャリ!会社探訪”第49回は、オリフラム!

 ファミ通ドットコム内にある、ゲーム業界専門の求人サイト“ファミキャリ!”。その“ファミキャリ!”が、ゲーム業界の最前線で活躍している、各ゲームメーカーの経営陣やクリエイターの方々からお話をうかがうこのコーナー。第49回となる今回はオリフラム。
 同コーナーには2度目の登場となるオリフラムは、スクウェア・エニックスやディー・エヌ・エーで多くのタイトルに携わった池田隆児氏が2014年2月に起業。配信前から注目を集めていた『カオスセンチュリオン』が、2016年11月に北米、欧州、アジアなどのApp Storeで配信され、日本でも4月17日より満を持して配信が開始された。休む間もなく、第2作目の開発へ取り掛かっている同社・代表取締役の池田氏に話を聞いた。


●『カオスセンチュリオン』、いよいよ日本でも配信!

オリフラム
代表取締役
ゲームデザイナー
池田 隆児氏

――前回、“ファミキャリ!会社探訪”(記事はコチラ)で伺ったのが2015年12月、それから約1年半が経過しましたが、そのあいだはどのような業務をされてきたのでしょうか?
池田隆児氏(以下、池田) 『カオスセンチュリオン』の開発をずっとしていましたよ。大きな会社だと、予算の関係やゲームの流行もあるので、いつごろまでにリリースしなければいけないという話になりますし、それはもちろん正しいことです。しかし我々は、長いあいだそういった開発現場で働いてきて、ゲーム以外にも興味が持てるようにならないと、本当にいいものを作ることはできないと考えるようになりました。こだわりを持ってゲームを作っているので、焦りはありません。おかげで、無理なスケジュールで開発することもありませんでした。

――なるほど。ということは、自分たちが満足できるゲームができたので、いよいよ配信になったと?
池田 そうですね。一方で、我々は投資を受けている立場なので、限られた予算のなかでゲームを完成させなければいけません。「急がなければならないが、焦ってはいけない」ということです。それから、スタッフの“熱量”が熱いうちに作らないとダメです。でも焦ってはいけない。そこが難しかったです。

――池田さんはクリエイターであり、また経営者でもあるわけで、そのバランスを取るのが難しかったのではないですか?
池田 いえ、それよりも、やはり“いいゲームを作る”ことのほうが難しかったです。経営や労務などは、ルールがしっかり決まっています。しかし、ゲーム開発には正解がなく、教科書もありませんからね。

――その『カオスセンチュリオン』は、2016年11月に海外で先行配信されましたが、手応えはいかがでしたか?
池田 まず、北米、欧州、アジアなどでリリースしたのですが、なぜかタイで非常に人気がありました(笑)。プレイヤーが、現地の言葉で熱いメッセージを送ってきてくれたので、翻訳してもらって、返信もしました。感謝の気持ちを込めて、言語にタイ語を追加しました。反応は、想定の範囲内です。課金要素が弱く、無料でもかなり遊べるものになっていましたし、また少しエグイ世界観なのですが、その“エグさ”があまり伝わらなかったようにも感じます。好きな人は本当にハマってくれましたし、女性のプレイヤーが4割ほどいたのは意外でした。

――日本でもいよいよ4月17日に配信されました。いわゆるローカライズ、カルチャライズは行われたのですか?
池田 海外版との差異はなく、言語面でのローカライズのみです。カルチャライズといえば、最初から北米市場に向けたゲーム作りをしてきました。北米を軸にはしていますが、全世界で認められる内容になっていると思います。

――『カオスセンチュリオン』について、簡単に教えてください。
池田 基本無料でプレイできる、横スクロールタイプのリアルタイムストラテジーゲームです。さまざまな兵種のキャラクターを集める楽しさ、部隊の編成や配置を工夫するおもしろさもあります。ビジュアルにピンと来たら、きっと楽しんでいただけると思います。また操作性がよく、サクサクと動きます。ローディングなど、ほとんど待ち時間を感じないはずです。
 課金用のキャラクターは、かなり豪華です(笑)。課金要素についてですが、最初から本作ではガチャはやらないと決めていたので、そこは貫きたいな、と。とはいえ、キャラクターが魅力的なので、キャラクターを直接購入できる“キャラバン”という機能もあります。

――プレイした方から、「こんなキャラクターがほしい」といった要望はありましたか?
池田 ありました。直接メールが届いたり、カスタマーサポート経由でご意見をいただいたりします。「こういうキャラクターが欲しい」とか、「このキャラクターは、こうしたほうがいい」とか。このゲームが大好きだから、もっとよくしてほしいというアツい意見が多いので、そういった意見にはなるべく応えるように検討しています。だから、どんどんと意見や希望を送ってほしいですね。課金を含め、プレイヤーが応援してくれればくれるほど、どんどんよくなっていくゲームだと思います。

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