『ArcheAge』2017年内のロードマップが公開! 畑には種を、プレイヤーとメディアにはネタをまきましょう!

『ArcheAge』の、2017年内に実施されるアップデートの概要が公開された。メディアに情報が提供された2017年5月9日には、ユニークな“種まきイベント”も実施。その模様をリポートしよう。

●レベルや装備など変更点満載!

 ゲームオンが運営するPC用MMORPG『ArcheAge』の、2017年内に実施されるアップデートの概要である“ロードマップ 2017”が公開された。メディアに情報が提供された2017年5月9日には、日本運営プロデューサーであるGMルシウスこと石元一輝氏も参加した“種まきイベント”も実施。その模様をリポートしよう。

 まずは注目の、アップデート内容だ。ここでは発表された項目ごとに、ときに石元氏のコメントも交えつつ、概要を紹介していく。

 石元氏は最初に、このタイミングでロードマップを発表することになった経緯を説明。それによると、この夏で『ArcheAge』はリリース4周年を迎え、「結婚記念日で言うと“花婚式”なので、花をテーマに、いろいろなタネをまいていこうと思っています」とのこと。各アップデートの時期は未定だが、石元氏によると「年内にはすべて実装する予定」だそうだ。

◆レベルキャップ解放
 現在のレベルキャップはLv55。これがLv56、Lv57と上がっていくのではなく、“継承者レベル”を新たに設定。Lv55の状態で一定の条件を満たすことで、継承者Lv1にランクアップする。継承者レベルは最大でLv7だ。
 「“転生”というイメージが近いですかね。でもリセットではなく、ステータス等は全部引き継ぎます。スペックはなるべくそのままになるようにしたいと思っています」と言う石元氏。では何が変わるのかといえば、継承者になりレベルを上げていくことで、“継承者スキル”が使えるようになるという。
 具体的な内容としては、既存のスキルに属性を付与できるようになる。1キャラが持てる適正は3種類で、ひとつの適正ごとに継承者スキルは3種類あり、各スキルに付与できる属性は2種類。つまり、既存も含めると3×3×3で27の選択肢があるが、実際に付与するときはスキルごとにふたつの属性からひとつを選ぶことになる。継承者Lvが上がるたびにスキル振り用のポイントを獲得できるそうなので、合計で7つまでスキルの派生を選択できるわけだ。

▲Lv55のつぎは継承者Lv1。既存スキルに、ふたつからひとつを選んで属性を付与できる。

◆イフニール装備
 装備の上限も広がり、エアナード装備の上に“イフニール装備”が、最強装備として登場する。材料は、エアナード装備を分解したマナに加え、新規マップで入手できるドロップアイテムなども必要になるそうだ。
 「Lv50以上のプレイヤーなら、装備できる仕様にする予定です」(石元氏)。

▲現状で最強と言われる、黒曜石装備7段階以上の性能の優れモノだ。

◆太初等級
 装備の上限開放に伴い、強化の上限も変化。“神話”のさらに上となる“太初”等級が実装される。従来の“叙事”、“伝説”、“神話”にも若干の調整が入る予定だ。
 「“太初”の導入で、それに対応できる層とライト&ミドル層との差が広がらないためのケアとして、“叙事”や“伝説”の性能も上げています。上限開放によってライト&ミドルのユーザーが太刀打ちできなくなる状況にはしたくなかったんですね」(石元氏)。

▲新たな等級の導入により、従来の等級の内容も微調整された。

◆製作法の改善
 現状では装備を製作する際に付与される属性はランダムだが、今後は任意の属性を選べるようになる。
 「狙った属性の装備はなかなかできにくいですよね。また上位の装備を作るためには、決まった属性の材料が必要で、うまく作れなかったりもします。そんな状況を打破するために、属性を選べるようにしました」と語る石元氏。アイテム製作の自由度がかなり広がり、効率もアップしてきそうだ。

▲属性を選べるとなると、より上位装備も作りやすくなる。

◆NM装備の改善
 ネームドモンスター(NM)のドロップ装備も、一部調整が入る予定。一例として挙げられたのは、クラーケン装備とレッドドラゴン装備だ。クラーケンは現状のドロップ装備をより上位装備にグレードアップ可能となる。逆に、レッドドラゴンはドロップ装備がランクダウン。その上位装備が、既存のアイテムという形になる。
 「クラーケンについては、いまは限られた装備、たとえば盾しか使われていない感じですね。それ以外が有効でなくなってきたので、てこ入れです。レッドドラゴンは、いまだにとても有用なものが多いのですが、直に性能を落とすのではなく、ひと手間を入れたら使えるものになるように調整します」(石元氏)。

▲これはあくまでも一例。ほかのNM装備についても調整を検討中とのことだ。

◆貿易の改善
 現状の貿易システムは、物資をより遠くへ運べば高い利益が上げられる、単純に距離重視のスタイルだ。今回のアップデートでは、“内陸貿易”と“海洋貿易”の使い分けが重要となってくる。
 「内陸貿易がメインで海洋貿易が行われてない状況を打開し、活性化したいという狙いから、システムを改善します」(石元氏)。

 内陸間の貿易システム自体は具体的にそう変化はないが、納品を重ねて販売所が飽和状態になると利益率は減少していく。そこで、その商品を買い取ってほかの大陸に海洋貿易すれば在庫が減り、内陸貿易の利益率もふたたびアップするという仕組みだ。
 「内陸貿易だけでは、なかなか利益が出ないということですね。海洋貿易は自分でもできるし、ほかのプレイヤーに任せても大丈夫です」と石元氏。
 ちなみに、大陸間の貿易については、アップデートで“旧大陸”とも貿易可能になる予定とのこと。3大陸のバランスをにらみながら貿易を進めることがポイントになるだろう。

 なお、海洋貿易はリスクの軽減処置として巡航船が配置される。お金を支払うことでNPCが敵対勢力から船を守ってくれるため、低レベルのプレイヤーでも安心して海洋貿易が可能だ。
 また、貿易時の利益の通告は22時間後だったのが8時間後になるなど、通貨が発送される時間も短縮。全体的に、貿易にチャレンジしやすい配慮がなされている。

▲貿易についての大まかな流れが明らかにされた。詳細は今後の発表を待とう。

◆新規エリア
 予定されている新規エリアは2ヵ所。旧大陸南西の“ホエールソング湾”と、サイレント海に浮かぶ島“海の燭台”だ。どちらも勢力コンテンツがメインとなる地域で、敵対勢力どうしの争いではなく、NPCから拠点を守るタワーディフェンス形式のコンテンツが導入される予定となっている。
 「勢力コンテンツを楽しんだり、イフニール装備用の素材を集めたりする場所です。対応レベル帯は継承者Lv1からLv3くらいでしょうか?」(石元氏)。

▲2ヵ所あるうち、“海の燭台”には住宅が設置できない仕様のようだ。

◆小型住宅の拡張
 生活系コンテンツとしては、小型住宅の拡張を導入。平屋建ての家屋が2階建てとなり、1階部分には苗床として作物が植えられるようになる。
 「余った部分をうまく有効活用できるよう、小型住宅の拡張を入れることになりました。小型住宅は早い段階で建てられるので、そこで生産効率を上げて、先に進んでいるプレイヤーに追いつけるようにという意味合いも込めています」(石元氏)。
 このスペースで育てられるのは、進化農園にあった苗床と同じくタネや苗のみ。畜産や樹木などはNGなので要注意だ。

▲1階が庭や畑で、2階が住居というイメージ。

◆その他調整事項
 その他の細かい調整は下の画像のとおり。武器の追加や装備の性能向上など、内容はさまざまだが、一貫してゲームバランスの整合に向けての調整がなされる予定だ。
 「このアップデートを含め、4周年に向けていろいろとアクションは起こしたいと思っています。今後のリリースにぜひご注目ください」(石元氏)。

▲より遊びやすい内容に向け、序盤クエストなども大幅に見直される。

●ネタと同時にタネもまきました!

 ゲームオンいわく、今回の情報提供は「メディアにネタ(新情報)をまきましょう!」という趣旨。それと連動して2017年5月9日に実施されたのが、「畑に種をまきましょう!」というイベントだ。
 企画内容は、実際に畑を借り受けて作物の種をまき、夏には収穫してオフラインイベントにつなげようというもの。畑の場所は、山梨県南都留郡鳴沢村の一角。当日はゲームオン本社にて新情報の公開がなされたのち、石元氏と取材陣ら一行がバンで移動。約1時間半のドライブで、現地に到着した。

 現地の畑は、富士五湖・西湖の近辺で、富士山もくっきりと見える場所。まずは管理スタッフから石元氏が種まきのレクチャーを受けて、種をまいたあと、取材陣も続いて種まきを手伝う流れに。種まき作業は、1時間弱で終了となった。

▲到着した場所は、富士山が望める場所にある広大な畑。

▲管理スタッフから種を受け取り、まいていく石元氏。

 この畑があるエリアは、道の駅とも隣接していて小さな博物館もあるなど、ちょっとした観光スポットで、その一角にはバーベキューコーナーも設置されている。ゲームオンでは、夏に現地にユーザーを呼び、収穫した作物でバーベキューパーティーをするファンイベントを企画中とのこと。
 詳細の発表は後日となるが、富士山を望みながらの大自然の中でのファンイベントは、いつもとは一風違った趣のイベントになりそうで、大いに楽しみなところだ。

▲作業を終えてポーズを決める石元氏。収穫時期が待ち遠しい!



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