コナミHDが2017年3月期の決算短信を発表、デジタルエンタテインメント事業ではモバイルゲームの構成比率が高まる

2017年5月11日、コナミホールディングスが2017年3月期の決算短信を発表した。

●『遊戯王』コンテンツが盛り上がる

 2017年5月11日、コナミホールディングスが2017年3月期の決算短信を発表。売上高は2299億2200万円(前連結会計年度比8.0%減)、営業利益は363億5900万円(前連結会計年度比47.3%増)、税引前利益は355億2100万円(前連結会計年度比49.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は259億5100万円(前連結会計年度比146.8%増)となった。

 デジタルエンタテインメント事業では、モバイルゲーム『遊戯王 デュエルリンクス』を約150の国と地域で配信開始し、好調に推移した。そのほか国内市場では、『実況パワフルプロ野球』や『プロ野球スピリッツA(エース)』なども引き続き好調。

 カードゲームでは、“遊戯王トレーディングカードゲーム”を引き続きグローバルに展開。2017年夏に開催される世界大会に向けた予選が開始され、また米国を皮切りとした劇場版アニメの海外公開や、『遊戯王 デュエルリンクス』のグローバル配信により、コンテンツとしての盛り上がりの中で推移した。

 家庭用ゲームでは、『実況パワフルプロ野球2016』や『ウイニングイレブン 2017』を発売し、堅調に推移。また、3月にはNintendo Switch用ソフト『スーパーボンバーマン R』を発売した。

 結果、モバイルゲームが好調に推移し、その構成比率が高まったことから、前連結会計年度比で減収増益に。デジタルエンタテインメント事業の売上高は1055億7300万円(前連結会計年度比8.2%減)となり、セグメント利益は337億5900万円(前連結会計年度比13.1%増)となった。

 アミューズメント事業については『麻雀格闘倶楽部 ZERO』や、音楽ゲームを中心とした“e-AMUSEMENT Participation”タイトルが安定稼働。とはいえ、市場環境の厳しい状況は続き、事業再編による効率的な事業運営及び収益構造の改善を推進したとのこと。当事業の連結売上高は253億4200万円(前連結会計年度比14.9%減)、セグメント利益は52億3900万円(前連結会計年度比11.4%増)となった。

 次期の通期連結業績については、売上高2450億円、営業利益400億円、税引前利益390億円、親会社の所有者に帰属する当期利益270億円と予想している。