『NieR』だけではなく『DOD』のネタバレもあるので超絶注意です

 2017年5月3日、池袋にあるSTORIA(スクウェア・エニックスのシアターカフェ)で“Eエンド”を確認済み、かつ20歳以上のファンを集めたディナートークショウが開催された。ここでは、タイトル通り“超ネタバレ”の爆弾発言連発だった本イベントの現地の様子をリポート。もちろん、本リポートもネタバレ全開なので、まだ“Eエンド”に到達していない方はくれぐれもご注意ください!

【超ネタバレ】『NieR:Automata』ディナートークショウ@STORIA潜入リポート【Eエンド確認済みの人以外は閲覧注意】_01

 出演者は、プロデューサーの齊藤陽介氏、ディレクターのヨコオタロウ氏、2B役の石川由依さん、9S役の花江夏樹さん、ポッド042役の安元洋貴さん、パスカル役の悠木碧さん。なかでも、安元洋貴さんと悠木碧さんは、尋常ではないNieRファンで、ヨコオ氏が“NieR界の狂犬”と表現するのも納得の濃い話を展開していました。イベントはニコニコ生放送で配信(視聴ページはこちら)されていたので、狂犬っぷりをご堪能されたい方は、ぜひタイムシフトでチェックしてください。

【超ネタバレ】『NieR:Automata』ディナートークショウ@STORIA潜入リポート【Eエンド確認済みの人以外は閲覧注意】_06
▲おなじみの齊藤陽介プロデューサー(右)。プラチナゲームズのゲームデザイナー田浦貴久氏も途中からトークに参加。
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▲2B役の石川由依さん
▲9Sの花江夏樹さん

 イベント冒頭では、まず、齊藤プロデューサー、2B役の石川由依さん、9S役の花江夏樹さんが登場(画面外にヨコオディレクター)。共演者たちを引かせるほどの『NieR』愛がほとばしっているポッド042役の安元洋貴さんとパスカル役の悠木碧さんのふたりについては、「イベントの最初から“NieR界の狂犬たち”を登場させると、石川さんがひと言もしゃべれなくなる危険がある」(ヨコオ氏)ため、少し後からの登場となりました。

【超ネタバレ】『NieR:Automata』ディナートークショウ@STORIA潜入リポート【Eエンド確認済みの人以外は閲覧注意】_02
▲ヨコオ作品のファンという花江さんは、私物の資料(貴重な『NieR:Automata』の日本語台本も!)を大量に持ち込み、参加者を驚かせていました。齊藤プロデューサーから「重かったんじゃないの?」と問われると、「エミールのトートバックに入れていたので苦じゃなかったです」と、マニアぶりを見せつけていました。
【超ネタバレ】『NieR:Automata』ディナートークショウ@STORIA潜入リポート【Eエンド確認済みの人以外は閲覧注意】_03
▲「人類に栄光あれ」の掛け声でカンパイ!

 ふだんはあまりゲームはプレイしないという石川さんですが、『NieR:Automata』に関しては、「Eエンドをクリアーし、セーブデータも消し、いま再びプレイ中です。武器は全部入手し、クエストは残り3つになって、現在はレベル上げをがんばろうとしているところ」としっかりハマっている様子。一方の花江さんは、2回セーブデータを削除して、いまPC版をプレイ中。熱心にプレイしているおふたりですが、『NieR:Automata』の収録時は、「2Bの場合、9Sの場合、という説明があって、どういう話なのかよくわからなかった(でも、実際にゲームをプレイして始めて理解できた)」(石川さん)、「これ、おもしろいのかな……」(花江さん)とピンときてなかったとのこと。これは、ヨコオ氏の台本の書き方に拠るところが大きく、台本は物語の流れに沿って書かれているわけではなく、前後バラバラで書かれ、最終的に点と点をつなげるように物語が作られるため、収録時に物語は断片でしか把握できず、おもしろいかどうかが判断できなかったということでした。

2Bと9Sのドルフィードリーム化が発表!

 そんなヨコオ流の物語作成術が披露されたあと、いよいよ“NieR界の狂犬たち”こと、安元洋貴さんと悠木碧さんがトークに参加。悠木さんは、挨拶代わりに手作りした9Sのドールを披露し、冒頭から会場の濃いファンを圧倒していました。さらに、ドールの話題……というか、新発表が! なんと、2Bと9Sのドール化企画の始動が発表! スクエニカフェなどで展示され、話題になっている2Bのドールは、京都にあるボークス社のドールシリーズ“ドルフィードリーム”をカスタムして作られたものですが、そのボークス社から、2Bと9Sがドルフィードリーム化され、発売されるというのです! しかも、武器やポッド付き。このドール化には、悠木さんの猛プッシュ(齊藤Pに長文の要望書を書いて送ったとか)があったようで、「ドール化が実現して本当にうれしい! でも、売れないと申し訳ないので、皆さん買ってください!」とアピールしていました。ちなみに、発売時期などはまだ未定です。

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▲“NieR界の狂犬たち”がついに登場。
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▲悠木さんが手作りされていた9S。素体はボークスの“スーパードルフィー”のものだそう。

 安元さんと悠木さんの“『NieR:Automata』ハマリ度”ですが、おふたりとも3回セーブデータを削除したということです。スゴイ……。しかも悠木さんは「バカなタイミングでデータを消したので、ダウンロードコンテンツが(レベル的に)クリアーできなくて、いま必死にレベルを上げています」と4回目のプレイ中とのこと。安元さんは「3回目の削除は昨日で、ダウンロードコンテンツをクリアーしたデータを消す、というマゾプレイをしてきました。でも、USBメモリー……僕はバンカーと呼んでいるんですが、それにバックアップは取っています(笑)」。会場では、2回消したという人はいたが、3回は確認できず。さすがNieR界の狂犬のおふたりです……。